2020年を振り返る。 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

2020年を振り返る。

どうも遊木です。

2020年も、もう終わりですね。

年々時の流れが速く感じるようになるのは何故なんでしょう。

 

というわけで、ざっくり今年の振り返りです。

 

 

~2020年振り返り~

1月

ブログを読み返して思い出しましたが、2019年末日に派手に転倒して、新年早々額に絆創膏貼る生活を送っていたみたいです。何やってんの。

制作の方は「Good-bye wolf」のネーム修正をひたすら繰り返していたようです。この頃はタイトルも未定で、ファイル名は「藝術戦譚」になっていました。……なんだか少年漫画っぽいタイトルだなぁ。

まだ新型コロナウィルスの影響もなかったので、展覧会などにもちょくちょく行っていたよう。

 

〇「ワンピース展」inハンマーヘッド

確か台風明けで、お客さんがほぼいなかった。

 

〇「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」鑑賞

シリーズのラストですね。

始めからパルパティーンが出てきて「結局お前か!」ってなった記憶が。

 

〇八景島シーパラダイス「ラブカが来た!」

急遽見に行きました。

ガラスにべったり張り付いてスケッチしてる兄ちゃんがいたような気がします。

 

〇「心ある機械たちagain展」

BankART StationとSILKで開催された企画展です。

なかなか興味深い作品が多かった印象。

 

 

2月

だんだんとコロナの影響が出始めつつも、まぁまだ自粛する雰囲気ではなかった頃です。

制作の方は、確か2月中にネームOKが出て作画に入った気がします。液タブと左手デバイス、クリスタExを導入したので、その調整もしていたような……え、液タブ入れたの今年か。もう板タブには戻れないな…。

 

〇「未来と芸術展」

森美術館で開催されたものです。

非常に興味深い内容だったので、セクションごとに感想を書きました。めっちゃ疲れた。

 

〇「ACCA13区監察課 Regards」鑑賞

2回見に行きました。2回目のとき、偶然凜ちゃんと鉢合わせした記憶がある。

ジーンみたいなキャラを演じるのは珍しいけど、私はジーンの下野さんが一番好きです。

 

〇第10回横浜創作オフ会会合

この数日後に、第10回の中止が決まりました。無念。

 

 

3月

新型コロナウィルスの影響が本格的になってきた頃ですね。この月は原稿の進捗がやばすぎてずっと引き籠っていました。もはや記憶が曖昧。

「未来と芸術展」にもう一度行きたいと思っていたけど、それも叶わず。

 

 

4月

結局4月期に「Good-bye wolf」の原稿は提出しましたが、それが終わったと思ったら次は40周年漫画賞の制作です。月例賞の結果とか気にする間もなく次の制作に入ったので、受賞の連絡も「お…おぅ…そうか…忘れてた」という感じでした。この辺も記憶が曖昧です。

何故か、月例賞の制作が終わっての一休みにベランダをめっちゃ掃除した記憶がある。

 

〇「劇場版サイコパス3/FIRST INSPECTOR」鑑賞

確か、すごく上映期間が短くて慌てて見に行った記憶があります。

 

〇「AKIRA」鑑賞

サイコパスと連チャンで鑑賞しました。えらくエネルギーを持っていかれた記憶が。

 

 

5月

40周年漫画賞の原稿をひたすら進めていました。

過去一制作期間が短くて、〆切直前はマジで終わらないと半べそでしたが……このときの私はまだ知らない。〆切が2ヶ月延びることを…。

 

 

6月

「Good-bye wolf」が佳作を頂いた月ですね。

「Good-bye wolf」から40周年漫画賞の「アンデッド・ラブ」の制作が本当に繋がっていたので、2020年になって初めて時間が出来たのがこの月。

表には出していませんでしたが、2019年からちまちま進めていたRW結成10周年企画の作業も、このあたりから加速していきました。

 

 

7月

上旬はインプットに使って、後半ぐらいから、現在ネーム作業中の作品について企画案をいくつか出していた時期です。

10周年企画の準備と次作の漫画制作を交互にやっていて、創作面に関しては結構充実していた月だった気がします。

コロナが下火になっていた時期でもあるので、久しぶりに八景島に顔を出しました。

 

 

8月

元々マスクが苦手な上に、真夏だったので結構引き籠りでした。

クーラーが利きつつ、あまり密にならないような場所を探して出かけていた気がします。

NEWoMan横浜がオープンしたので、駅直結で映画館&寛げる場所が増えたのが非常に〇。早くコロナが落ち着いて、ここで優雅な時間を過ごしたい。

確かこのあたりでようやく鬼滅の刃を全部読んだ気がする。

 

〇「バンクシー展 天才か反逆者か」

アソビルで開催されていたものですね。

Casa BRUTUSでバンクシーの特集がされていたので、事前に読んで行ったのですが、これが結構なボリュームだった……。

 

〇ランドマークタワー展望フロア

神奈川県民だけ安い時期だったので、初めて登ってきました。

スカイツリーに高さは負けるものの、海+横浜の街はなかなかの絶景。

このときは昼間に行きましたが、次は夜景を見たいですね。

 

 

9月

展覧会を沢山見た月でした。

普段だと展覧会の詳しい感想をあげたりするのですが、9月からネーム作業に入ったり、10月に向けて10周年企画の大詰めをしていたりと、表に出せない部分でかなり忙しかったので、企画展の感想はほぼ須々木氏に任せていました。

コロナ対策で、どこも予約制だったり人数制限をしていたので、会場内の人数が少なく、普段の展覧会より快適に鑑賞できた気がします。

あと、10周年企画に先行してLINEスタンプ第2弾も発売しました。

 

〇ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」

3日間かけてすべての会場を見てきました。

あれ、横浜美術館とプロット48を同日に行く体でプログラムが考えられていたけど……ボリューム的に絶対無理だろ。

海外の人がいない分、国際展覧会という印象は薄かったですが、人数制限のおかげで普段よりかなり快適に鑑賞できました。

個人的には、2014年のクオリティには届かないものの、2017年の微妙だなぁと思った部分は改善されていた印象です。

妙な欧米リスペクトが払拭され、よりフラットな雰囲気が導入されたのは良い傾向だと思いました。

 

〇ニッサンパビリオン

アンパンマンミュージアムの隣にぬるっと現れましたね。

入場無料とは思えない充実の施設で、車に強い興味がなくても楽しめました。

アンケートに答えると無料でコーヒーをくれたり、後日やっていた縁日も無料で楽しめたり……まぁ流石日産だなぁと。

 

〇「ショーン・タンの世界展-どこでもないどこかへ」

そごう美術館で行われた展覧会です。個人的に2020年で一番面白かった企画展だった気がします。

「未来と芸術展」は脳みそを刺激され、「ショーン・タン展」は感性を刺激される感じでした。

これは別で感想記事をあげているのでそちらをどうぞ。

 

〇メディア芸術祭

2020年はコロナの影響で、アーティストが現場に来られない展覧会が数多くありましたが、展覧会のクオリティに影響が出てるなぁと一番感じたのが、メディア芸術祭かもしれません。

他の展覧会は訪日できないながらも、その環境下で新たな表現に挑んでいる人が多々見受けられましたが、メディア芸術祭、特にアート部門は単純なグレードダウンになってしまっていたように思えます。

 

〇「劇場版 ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」鑑賞

アニメ版通して、本当に美しい話だった……。

ヴァイオレットに関しては、「面白い?」と聞かれても「面白いよ!」と返せないアニメです。「面白い?」と聞かれたら、「面白いじゃない……良いアニメなんだ」と返します。

 

 

10月

漫画に関しては、この辺からネームのリテイクが始まりますね。この頃はまだ描きたいものを詰め込み過ぎて、予定のページ数から6pぐらいオーバーしていました。

そしてRW結成10周年ということで、1日から10周年動画企画がスタートしました。放置していたYouTubeのアカウントを整えたり、ブログのヘッダーを変えたり、動画の投稿だけでなく、ちまちましたパーツも新しくしていたので、前日~当日はなかなか慌ただしかったです。

 

〇黄金町バザール2020

ここ数年は毎回お邪魔していますが、今年は前後半に分かれていましたね。

トリエンナーレがある年は全体的に力を入れている印象ですが、今年はコロナがあったので、現場もイレギュラーな事態にどう取り組むか、悩んでいる様子でした。

個人的に後半の作品が全体的にクオリティ高めの印象でした。もしかして、だんだんとコロナとどう付き合っていくかアーティストが自分たちなりの答えを見つけ出した影響かもしれません。

 

〇BankART+Creative Railway

Creative Railwayの方は新しい取り組みでしたね。

みなとみらい線はなかなか料金がお高いので、私自身もあまり使わないのですが、駅自体は個性的なものが多く興味深いです。このようにアートとコラボして人を呼ぶのは良い取り組みだと思いました。

BankARTで開催されていた川俣正の展示も、興味深かったです。

大学1年のときに、一人につき一人ずつアーティストについて調べる授業があったのですが、偶然にも私の担当が川俣正氏でした。

 

〇「鬼滅の刃 無限列車編」鑑賞

劇場の強みを最大限生かした迫力の演出でしたね。

設定上、バトルシーンがどうしても夜になるので、漫画だとなかなか表現が難しそうですが、その代わりアニメの演出とは相性が抜群に良い気がします。月夜だったり、炎だったり、光の描写が美しい。

個人的に4DXが気になるところ。

 

 

11月

コロナが再び広まり始めてしまったので、外出は自粛。

ネームの修正をガッツリやっていた時期です。6p削るのに、自分は読み切りの構成に関して知識不足だと痛感したので、いったん世に出ている読み切りを勉強し直しました。

その後、もう一回修正するとあら不思議、特に要素を削らなくても予定のページ内で収まりきった……いくつになっても勉強は大切です。

この月に40周年漫画賞の結果発表があり、「アンデッド・ラブ」がゾンビ部門で佳作を頂きました。

 

 

12月

気付いたらもう年の瀬……。

来年に持ち越したくないものをバタバタ片付けていたらあっという間に過ぎました。恐ろしすぎる。

今年はサークルにとっても、所属メンバーにとっても変化の年……正確に言うと、変化のスタートを切った年だったので、来年も速度を落とさず良い方向に進んでいきたいです。

 

〇ヨルノヨ+ボールパークファンタジア

みなとみらい、横浜スタジアムで行われたイルミネーションイベントです。

個人的に横浜スタジアムのイルミネーションは、今までにない新しい演出で面白かったです。スタジアムという環境を活かしたスモークと光の演出が、映画やアニメみたいな非現実的な空間を生み出していました。

 

 

 

こうやって振り返ってみると、コロナに翻弄されつつも、創作面はそれなりに充実した年だったように思えます。何より「サークル結成10周年までに、漫画組は取り合えず実績を作ろう」とみんなで決め、多少誤差はあるものの、その通りに全員何らかの賞を取れたのは大きな成果でした。

とは言っても、花見やビアガーデン、小旅行などもサークル活動の大切な一部なので、早く復活できる環境になると良いです。

 

新型コロナウィルスの影響は、短くてももう数ヶ月は続くと思います。そんな中、どうやって心身の健康を保つかが重要ですね。屋外でも楽しめるイベントがある、密にならない広いスペースを確保できる、という点で横浜はそれなりに優秀な土地のような気がします。

もちろん人口は多いので、駅回りや繁華街など人が密集するエリアは避けるべきですが、みなとみらいなどは道も広く、大きな公園も多数あるので、リフレッシュするのに丁度良いです。

横浜良いよ!

 

来年は、自分たちも、世界も、より良い方向に進むことを祈って。

 

それでは良いお年を!

 

aki