1月の活動報告 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

1月の活動報告

どうも遊木です。

年末の怪我の影響で1月前半は安静にしていたのですが、気付いたら月末です。どういうこと?

つまり安静にしすぎて運動不足がやばい。

 

ということで今月の活動報告です。

 

 

□制作

現在取り組んでいる読み切りは、今までで一番丁寧に制作しています。

かなり細かい点までアドバイスを貰って修正しているので、ネームが完成するまで結構時間がかかっていますが、ようやく片が付きそうです。といってもこのあと作画が残っているがね!

今作は最初から「勉強」という気持ちで取り組んでいるせいか、何度となく繰り返される修正にもそこまでストレスはありません。たまに「このシーンor台詞は残したかったなぁ」と感じる瞬間がありますが、「次作で使おう」って納得すると結構すんなり受け入れられます。

読み切りのネーム修正をしつつ、その次の作品のアイデア出しもチマチマやっています。いつか歳の差ケンカップルやりたいなぁと思ってるんですけど、次作で出せるかは微妙ですね~。

今作はニッチな題材を選んだので、次のは「わかりやすさ」を勉強できる題材を見つけられればなぁと思っています。

 

 

 

□ワンピース展

1月上旬に、横浜のハンマーヘッドで開催された「ワンピース展」に行ってきました。

その日の午前中が嵐だったせいか、みなとみらいに人がおらず展覧会場もがらがらで、人の目を気にすることなく舐めるように見てきました。

生原稿を見て気付きましたが、尾田先生のペンタッチって、びしっと決めるところと、さらさらっと流すところが明確に分かれてる気がします。「思っていたより緻密だ…」と思う線と「思っていたよりも躍動感あるな…」と思う線があるんですよ。この使い分けが、あの独特な画面を作っているのかもしれません。

あとは、カラー絵の色鮮やかなこと!制作過程の映像があって、その中で先生はこうおっしゃってるんですよ。「子供は、いろんな色が使われてるだけで楽しくなる」って。

確かにその通りだなぁとは思うんですけど、あれだけ多くの色を使っているのに、しっかり違和感なくまとめ上げるって相当の色彩感覚が必要ですよね……尾田っち、やっぱすげぇ。

あとは、先生の作業机が展示されていました。漫画家さんの作業スペースって個性が出て面白いですよね。キャラの動物フィギュアいいな…。あと、普通にノートの中身見せてほしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け(ネタばれ注意)

すでに須々木氏のぞみんが感想をあげていますが、私もさらっと。

エピソード9を見る前に、過去作を時系列順に復習しました。ものすごく久しぶりに見たので、結構忘れている箇所がありましたね。「え…ジャバ・ザ・ハット思いのほかあっさり死んだ…」とか。

エピソード9に関しては、思っていたよりもしっかり終わらせたな、という印象でした。細かいツッコミをしていけばキリがないし、ルーカス版とディズニー版を同等の「スターウォーズ」という作品として見ることはできませんが、それでもしっかり“面白い”を追求し、形にしていたと感じました。

しょっぱなから“パルパティーンが…”ってきたときは「お前か!結局全部お前か!逆に潔い!」となったし(賛否分かれそうですが、エピソード7~8の暗黒面があまりにもしょぼかったので私は歓迎派です)、ランドが登場したときはチューバッカと一緒に「おおう!」となったし、エクセゴルでの最終決戦で反乱軍が空一面に現れたときは、流石に興奮しましたね。テーマ曲とのマッチ具合がやばかった。あと、ラストにエピソード6と同じ演出でエンドアが出てきたときはくすっとしました。イウォーク族かわいい。

そして最後をタトゥイーンで閉めることで、「スカイウォーカーの物語は終わったんだな」と。

しかしタイトルが『スカイウォーカーの夜明け』なのに、それが“スカイウォーカー物語の終わり„となるのも、なんだか不思議というか皮肉というか、「ジェダイの安寧とは……」と考えてしまいますね。

何はともあれ、「助けてオビワン」から始まったスカイウォーカー・サーガはこれにて終了!

フォースと共にあれ。

 

 

 

□八景島/ラブカ

ラブカの生体が展示されたということで急遽行ってきました。

深海魚ですから生体なんて早々見られないし、絶対数日で死んでしまうのはわかっていたので、泳ぐラブカを見られたのは本当に幸運でした。

ゴジラで一躍有名になったラブカですが、やっぱり特徴的な顔をしてますよね。魚は魚なんですが、やっぱり上の方を生きている魚とは存在感が違うんですよ。怖い顔の魚って他にもいますけど、深海魚はなんだか人間との距離が他の魚類より遠い気がします。物理的という意味ではなくて、フィーリングの部分で。

その他には、いくつかの動物団子が形成されてました。寒いもんね。

 

 

 

 

 

 

□心ある機械たちagain展

BankART StationとSILKで開催されている企画展です。2/2までやっています。

移転してから初めて有料の企画展に行きましたが、なかなか興味深く面白かったです。

私は以前から生物と無機物の堺、みたいなテーマが好きなので、いつか自分でも取り組んでみたいなぁと思う題材でもあります。

機械なのに、単調な動きなのに、生物の意思みたいなものを感じるときってありませんか?あれって何なんでしょうね。人は何をもって生き物を生き物と判断しているんでしょうか。

例えば、《ソファーの足を回る電球》は以前にも見たことがありましたが、もはや電球が可愛く見えますからね。ソファーにじゃれてるみたいに感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも借りている映画を見たり、アニメを見たり、新しい漫画を久しぶりに買ったり、引きこもっていた分作品のインプットは結構できたかなぁと思います。

ただ、最近は実体験のインプットが乏しいんですよね。サークルでもちょくちょく外出の企画を立てたりはするんですけど……もう修学旅行組むしかないのか。

 

取り合えず今は、ネームの最終調整してさっさと作画に入れるよう頑張ります。

 

aki