2019年度の活動方針について | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

2019年度の活動方針について

どうも遊木です。

 

遅くなりましたが、今年度のRandom Walkサークル活動方針について書きたいと思います。去年と重複している部分が多いので、2018年度よりはあっさり(?)とまとめつつ、大切な部分はここでもう一度触れておきたいと思います。

「2018年度の活動方針」を前提に書いているので、先にそちらを読んだ方が良いかも知れません。

 

 

2019年度のRWの活動方針は、ずばり「①超結果重視型システム(2018年度の方針)の継続」「②サークルの根幹をなす価値観を見失わず、プロ・アマ混在の組織に円滑に移行する準備を整える」です。各項目、少し噛み砕いて内容と目標の説明をしましょう。

 

 

①超結果重視型システムの継続。

ブログでも書いた通り、2018年度はひたすら「わかりやすい結果の獲得」に注力してきました。その結果、100%とはいかなくても、それなりに具体的な成果を上げられたと思います。

(ちなみに“成果”の内容は、サークル方針によりまだネット上では明かさないことになっています。秘匿していることに深い意味はないですが、ぶっちゃけ「大々的に言うにはちょっと中途半端な成果で、恰好がつかないから!」です。もう一段階上の成果を上げられたら……多分オープンにする……はず!)

昨年度の活動から、自分たちのやり方が的外れではないことが証明できました。故に、現在定めている目標に到達するまで、基本的には同じ方針を引き継いでいこうと思います。一方で、時間の圧縮や効率化ができる部分、足りなかった要素も見えてきたので、それらは改善しつつ、メリハリのある活動を心がけます。なので「まったく同じ活動の継続」というよりは「より熟練した活動として継続する」が正しいかもしれません。

今年度からプラスした内容がいくつかありますが、その中のひとつに、「企画を生み出し形にする能力の強化」という項目があります。「企画」とは創作のスタート地点であり、その具現化は作品の土台づくりにあたると言って良いでしょう。これは媒体を問わず重要度の高い能力ですが、ある程度までは技術的に学べるところでもあります。当面は、この能力のレベルアップを重視し、ミーティングに反映させたいと思います。

目標に関しては、2018年度より項目内容をレベルアップさせました。昨年度の目標は、全体的に「最低でも“きっかけ”を手に入れる」というニュアンスでしたが、今年度は「手に入れた“きっかけ”から、一過性のものではない、将来に繋がる具体的な成果を得る」という要素を追加しました。

2018年度に設定していた5つの目標の内、未達成だった2項目のクリア、および、新しく設定した内容を2019年度の目標に据えて活動していきます。去年に引き続き、客観的成果が出なければ達成できないシビアさを追求していますが、代わりに、目標を達成した暁には、過去にないレベルの劇的変化が迎えられる内容です。

 

 

②サークルの根幹をなす価値観を見失わず、プロ・アマ混在の組織に円滑に移行する準備を整える。

2018年度の活動方針でも言及していますが、RWが目下目指しているのは「プロ・アマ混在の創作集団」、より正確に言えば「プロ・アマのどちらであっても存在意義を見出し共存できる創作集団」への進化です。そして、正確な予測は出来ないものの、2018年度の活動により、十分にその可能性が見えてきたと言ってもよい状況になりました。

一方、RWへの理解が深い人は感じていたと思いますが、2018年度の活動は今までで最もRW的でないものとなっていました。サークルが掲げている理念や全体の方針に対して、疎かになってしまったことが少なからずあります。(サークルの理念や方針についてはこちらのページを参考にして下さい)

現在の「結果を重視する」という方針は、諸々のタイミング的に妥当であるとは思っていますが、仮に上手く結果が出たとしても「“ただの”商業制作集団」になることは我々の本意ではありません。あくまでも目指しているのは「どんな創作スタイルでも共存できる組織」です。

結果が出たときにRWがRWとしてコンセプトを貫き続けられるか、これは極めて重要な命題です。昨年度の活動が実を結びそうな今だからこそ冷静になり、上手く結果が出たとしても、舞いあがってサークルとしてのコンセプトを見失わないようにしなくてはなりません。

ここでの目標は、①の目標を達成することを前提として設定しています。“劇的な変化”が起こった時に浮き足立ったり、何かしらのチャンスを逃さないよう、ミーティング内容の見直し、仲間募集の強化、ウェブサイトの整備、HCPのサークルにおける位置づけの再確認、状況に応じたルール整備などを中心に、プロ・アマ混在の組織に円滑に移行する準備を進めます。そして、本当の成功を掴むため、RWの根幹をなす価値観をいま一度確認し合い、日々の活動でも改めて意識していこうと思います。

この一年で、組織の在り方、メンバーの意識、その両方が「プロ・アマ混在の組織に適したもの」となるよう、丁寧な準備を心がけていきます。

 

 

以上です。

今年度の方針は昨年度から引き継いでいる内容が多いので、環境の変化は少ないですが、逆に求められるものは多いです。引き締めるところ、楽しむところをしっかり分けて、有意義な活動が出来ればと思います。

そして、この一年間のうちに、外部の人に向けて何かしらの成果を披露できるよう、サークルとしても個人としてもレベルアップをしていきたいです。

 

それでは2019年度も、Random Walkをよろしくお願い致します。

 

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