今日のお題はロシア映画?映画館で観たのは20数年ぶり。
実は学生時代ロシア映画に心酔してた、特にタルコフスキーね、あと当然ミハルコフも。。
当然21世紀になってからの初ロシア映画はそのニキータ・ミハルコフ監督の『戦火のナージャ』。
うーん、21世紀になってもやはりミハルコフ映画。 そしてロシア映画!
ミハルコフ映画はロシア映画の中では色があり、人物たちがどれも前向きな印象だったな。
今回監督は第二次世界大戦において最も過酷で長く、尋常ならざる数値の死者を出したという独ソ戦を全面に押し出した。
その映像詩は極限での人間の残酷さ、儚さ、命の意義を鋭く問うている現実感迫るスペクタクルで彩られています‥。
決してハリウッド映画に見られようなオーバーアクションの出来すぎた感動シーンなんてものは見当たりません。
ただ淡々と生き別れになった父と娘がお互いの生存を信じつつ、戦火の中を苦しみもがきながら生き抜いて行く‥いや、奇しくも生かされていく。
これこそがリアリティーだと感じる。
本当に追い詰められた人間には生きるか死ぬかしかない。
そこにはドラマや通り一辺倒の映画に有りがちな、沸き起こる感情やたぎる意志なんてものは存在しないのかも知れない‥。
あと去年観た『氷雪の門』での旧日本領樺太の侵略者としてのソ連兵と、今回ソ連領内に侵攻してきたナチス・ドイツ兵の姿が見事オーバーラップしてしまったなぁ(;_;)
という事でロシアスキーの自分にとっては、今日のこれは予期した通り意義深い映画となりました( ̄0 ̄)/