「感じることについて ”考える”」
そんなお話を続けています。馴れ初めシリーズも更新中。私の現象世界と本質世界が反転した頃の物語。私の現象世界は、本当に何も無かったのです。無いというよりも大きなマイナスでした。それが今では三人+お腹に二人の子どもを授かるほどに恩恵を手にしています。本質世界にはすべての豊かさがあるからです。あなたが無い世界に住んでいるなら、意識のフォーカス先を変えれば良いだけです。
(過去記事:外側用に創ったあなたをあなただと思い込んだまま。)
現象世界と本質世界を反転させるには、肉体にフォーカスする必要があります。「肉体にフォーカスする」聞きなれない言葉ですが、私たちが自分のことを考える時、通常は、社会における地位や人との関係性、対比する存在を用いて自分の存在を特定します。常に私たちの存在は、差別や区別、上下の中にあり、対比することで確認するよう教育されているからです。
対比において自分を特定する時、それらはひとつの側面にすぎないのですが、それを全てだと思い込む傾向があります。競争社会という結果が必要な世界で縛られてきたからです。個々に競争のマインドを組み込んでおいた方がコントロールしやすかったのかもしれません。この仕組みを知ることで立ち止まることができます。嫉妬も劣等感も優越感も作られたものです。
仕組みを知り立ち止まり「今まで自分だと思っていた自分は自分ではない」という受け入れがたい事柄を受け入れてみます。そうして初めて自分と繋がる準備ができるのです。産まれ場所からの影響、教育、時代の波動、私たちの意識は狭い枠の中に閉じ込められています。そこから自分と繋がるのは実は簡単で「肉体にフォーカス」すれば良いだけです。肉体の奥の奥には宇宙が存在しています。
「肉体にフォーカスする」とは、肉体の感覚を知っていくことです。私たちの“考え”は他者の介入を無意識に受け入れてしまいますが、肉体の感覚には他者は介入できません。自分だけの体験です。それに加えて肉体の時間軸は意識と違って過去や未来にはありません。あなたの肉体が何を感じているのかに集中するだけで、あなたは過去でも未来でもなく「今という瞬間」にいることができるのです。そこはいつも新しい可能性に満ち溢れています。
目に見える世界である現象世界は、私たちの感覚が映し出された世界。同じ事象を見ても、人それぞれ体験することは違います。「感じること」で世界を認識しているのです。あなたの世界に何か少しでも嫌なことが起きたなら、あなたの内側の本質世界に「嫌だった過去の感覚」が残っているというだけです。そのシステムに気づくまで人は「嫌だった過去の感覚」から「嫌な未来」を創造し続けては怒り悩み続けます。本当は私たちが考える未来は“ありません”。感じる未来を今、受け取っているだけです。
過去、表すことができなかった感情は、ひとつ残らず私たちの肉体に記憶されています。幼少期または昨日、何かしらの感情を我慢したなら、その時にその分だけ閉ざされた肉体があるということです。肉体にフォーカスし肉体を開いていくことが恩恵を受け取る方法です。「私は愛されない」という体験は「私は愛されている」ことを体感するためにしか体験しません。
肉体に残っている感覚を感じていくことが、現象世界と本質世界を反転させる方法です。どんな小さなことでも、現象世界に何か不快な出来事が起きたなら、肉体に不快な感覚があるということです。起きた現象から今あなたの肉体がどれぐらい閉じているのか気づくことができます。
1. 私たちが体験する全ては内側が映し出されたものであることを知ること。
2. 現象世界をヒントに、過去に体験、体感、または吸収した不快な感覚の排出に集中すること。
3. 残っている不快な感覚の逆である快の感覚を現象世界へと映し出すことに集中すること。
言葉にすると難しく感じますが(笑)実験的に一気に言語化しています、お付き合いください。「感情を感じ切る」とその感情が映し出す世界は無くなるのですが「感情を感じ切る」ために感じているつもりでも「肉体にフォーカス」できていないために、過去の感情を繰り返している方が多くいます。
肉体が閉じている度合いだけ、過去の出来事に支配されていて「肉体に残る不安や恐れが強い」ということになりますから、愛に対しての疑いも強くなります。疑っていると意識はさらに肉体にフォーカスすることを避け「過去の不安や恐れ」を現象世界に映し出して悲しむというループにはまるのです。
現象世界に執着している意識を本質世界に戻し、本質世界(=内側の感覚)のみで浄化のプロセスを進むために必要なことは「肉体にフォーカスする」ことですが、その「肉体にフォーカスする」ために重要なことは「肉体に触れる」ことです。
相対的に自分を知る特性をもつ私たちは、自分の感情を感じているつもりでも相手の感情を捉えていたり曖昧になることが多いのです。だからこそ「肉体に触れる」ことが重要なのです。
「肉体に触れ」ておけば、その間は必ず「肉体の感覚として感じる」ことができますから、過去や未来と私たちが認識するエネルギー(主に不安や恐れ)を現在の時間軸で感じることができます。これが本来の「感じる」という体験です。
フォーカスに慣れてくると肉体に触れていなくても「肉体の感覚として感じる」ことができるようになります。ただ、感じることが苦手な方は「肉体の感覚が分からない」+「肉体の感覚を感じることへの嫌悪感や劣等感」両方を抱えている方が多いので、まずは少しずつ練習していくのが良いかと思われます。
「肉体の感覚が分からない」方はいません。世界に数例いらっしゃる無痛症の方などでなければ。それほどまでに難しい事ではないのです。難しいと思いこんでいるだけです。そんな簡単なことで楽になれるの?疑いにより私たちは継続を選びません。実は楽になれるからこそ選ばないのです。
まずは右手の平で左腕に触れてみましょう。ちょうど右手の真ん中が左腕に密着するように。優しくしっかりと触れてください。温かいですか?冷たいですか?
その腕の中には血が流れ脂肪があり筋肉があり骨があります。そういったことを感じながら同じところに手を置いておいてください。90秒たつと肌と肌は共鳴・共振を始めるように設計されています。手と腕は同じ温度を目指し始めるでしょう。右手と左腕が互いに呼吸するように繋がっていくことを意識してみてください。両方が温かさを感じ始めたら腕から右手は離さずに1センチだけ右手を横にずらしてみてください。また少し温度の違いを感じることができるはずです。そうして同じようにまた繋がりを感じてみる。その繰り返し。
これが「肉体の感覚」です。普段手や腕など意識しない方がほとんどだと思います。そんなことよりも仕事を辞めるか辞めないか、彼氏はどうやったらできるのか、外側について思い巡らせています。あまりにその時間が多く、長いこと肉体を置き去りにしてきたのです。
「肉体の感覚」の中でも、現象世界と本質世界の反転ポイントである「膣の感覚」を取り戻すことは最も効果的なのですが、苦手な方は感覚が眠っていることが多いので、まずは「肉体に熱を入れていく練習」を先にした方がスムーズでしょう。
あなたはいま何を感じていますか?「肉体に触れる習慣」を取り入れてみてくださいね。
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写真は赤ちゃんの龍だ。