朝、日本のニュースをチェックしていると・・・

 

海外での「ハイキュー!!」の映画の評価

 

たる記事を見かけた。

 

 

そういえば・・・・

ちょっと前に中国で映画が公開されたとかニュースになっていたよな

(ってかあんたのニュースって全部アニメ?)

 

 

そうか・・・ひょっとしたらイタリアも夏ぐらいに来るかもしれへんなぁと思って検索すると


 

5月31日から

イタリアで映画公開されていた

ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン


 

ええええええっ!早くない?無茶苦茶仕事早くないですか?

 

ちょっとちょっと私はてっきり夏休みあたりにラッキーやったらイタリアでも観られるぐらいにしか思ってへんかったのに!

 

まさかの上陸済み。




 

最寄りの映画館・・・といっても州都ボルザーノまで行かんといかんねんけどね。

 

早速探してみたところ・・・・

 

6月12日までの公開

 

ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン

 

急がないと!

 

「娘ちゃん、ハイキューの映画がもうイタリアに来ていて、明日まで(6/12)の公開やねんけど、どうする?今日中に行ってしまう?」

 

「行くわ」

 

という実にシンプルな返事をもらって私は早速映画館のサイトにアクセスしてチケットを購入。一人4ユーロでした。これであとは映画館に行ってチケットを見せれば大丈夫。世の中便利になったものだ。


 

夕方に娘と一緒にボルザーノの映画館に行く。ショッピングセンターの上にあるこの映画館は全部で6ホールある。ハイキューの映画が放映されるのは一番小さなホールやった。


 

その前に・・・・

 

ポップコーンを買わないと!


 

たかがポップコーン、されどポップコーン。

映画のチケットより高いこのポップコーン・・・

なんなの?

テンション上がってうっかり買っちゃうの?

無駄遣いじゃない?

 

なんて思いますよね?

 

映画館のポップコーンが

無茶苦茶美味しんです!

 


さすがイタリア!といったところでしょうか、たかが映画館のポップコーンなのに絶妙な塩加減で一回食べたら最後・・・・

 

止まらない!

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 

 

去年映画館で出会ったのよ、この味に

 

 

 

今回は娘がポップコーンとドリンクを買うことに一切文句言わなかったよ。

 

さあいざ放映されるホールに入ると・・・・

 

 




真っ暗

誰もいない・・・

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

安定のね、日本アニメを地方で放映すると起こりがちな独占状態発生か?しかも真っ暗で何も見えずスマホの懐中電灯を使って席まで行く羽目に。


 

それよりほんまに映画始まるんか?という疑問まで抱くぐらい放置プレイ全開。


 

しばらく暗闇の中でポップコーンをひたすら食べ続ける母娘

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

こえーよ


 

放映開始時間が来たら無事スクリーンに映像が映る(当たり前)

 

そして・・・・

 

3人の

女子高生

現れる

 


なんと!ハイキューが好きだと思われるイタリアの女子高生が3人入ってきた。そして私たちの後ろに座った。

 


そしてスクリーンに映し出される

 

どーでもいい映画の宣伝

 

しかも長い!

 

この件に関して私も娘も、そして後ろのJKたちも

 

文句言い放題!

 

それは皆一様にボロクソ言い放った。

 

そこから生まれた妙な連帯感・・・

 


10分以上くだらない広告を見せられて、ようやくハイキューが始まった。


 

そしてスクリーンに大きく映し出された研磨こと、孤爪研磨をみた娘と後ろのJKたちが

 

 

きゃーっ!

デレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレ

 

かわいい!

かっこいい!

デレデレデレデレデレデレデレデレデレデレ

 

 

このプリン頭の男の子が人気なのだ。

 


そうかーイタリアのJKも研磨が推しなのか。

 


きゃーっ!

デレデレデレデレデレデレデレデレデレデレ

 

再び黄色い声が聞こえてきた。

 

 

 

クロこと黒尾鉄朗が出てきて騒いでいるのだ。

 


なるほど、イタリアの女子高生にも

 

 

キャラ推し

 

の概念が根付いているんやな。


 

そしてコミカルなやり取りが行われるシーンで

 

共に爆笑する私たち

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 


嗚呼

 

ハイキュー!!を通して生まれる一体感よ!

 


なんだかわからないがハイキューの映画は安定のイタリア語吹き替えだったが、今回は去年観たスラムダンクより良くわかって、しかも笑いも共有できて無茶苦茶嬉しかったね。

 


しかも

 

女子高生と一緒に観られたし

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 

 

映画は原作通りに進みコミックで既に内容がわかっていても、古館先生の作画の良さが如実に映画にも表れていて、そしてバレーボールの試合の臨場感がヒシヒシと伝わり、選手たちの疲労度が手に取るようにわかるリアリティが無茶苦茶よかった。


 

そして思い出す学生時代の汗ダラダラで水飲むことしか頭にない状態で練習続ける自分を。


 

クライマックスもエンディングソング

 

 

 

これが神曲でしてね・・・


これが流れた瞬間に娘が号泣。そして後ろのJkがじっくりと聞いているのがわかる状態。


 

一応テロップが流れていたので、ここで席を立ってもおかしくないのだが、彼女たちも席を立つことなくエンディングソング後の次の話のさわりのシーンも見逃さずにちゃんと観ていた。

 


いやあぁほんまに観にきて良かった。やっぱりハイキュー最高やわ。


 

そう思って横を見ると・・・・

 

泣きすぎて風船みたいになっている娘がいた

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

ちょっと泣きすぎ!


 

まあ映画が公開されることを知ってからずっと見たい見たいって言っていたからなぁ。コミック読んだ時も号泣していたけれど映画でもここまで泣くとはな・・・・

 


まあ公開が終了する前にギリギリ滑すべり込みできて良かったわ。



そして途中で買い足しに走ったポップコーンをお持ち帰り。お留守番組の男子が取り憑かれたように食べていたので、やっぱり映画館のポップコーンは美味しいのだ!


🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。





 ↓サーブのエグさの臨場感が半端なかった

 

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