ランが、
不登校は悪くないと思う理由。
きれいごとを並べず
本音をお話したいと思います。
前回の記事はこちら
不登校は私の人生の中で
一番つらい出来事でした。
それは今もなお変わりはないです。
ランは、
娘の不登校脱出するぐらいの時期に
乳がんになったのだけど、
乳がんの手術や治療よりも
不登校の方が断然つらかったです。
もう２度とあんな経験は
したくないです。
そんな私が、
不登校が悪くない。
という理由は、
不登校によって
人生が輝き出したからです。
正確には、
不登校と乳がんのダブルパンチが
私の人生を豊かなものにしてくれました。
先日、
山の中腹にある神戸のパワースポット
保久良神社というところに
いってきたのだけど、
山を登って参拝している人って
４０代以上の
おじさん、おばさんなんだよね（笑）
若い人って数えるほど。
若い人って健康だし、
わざわざしんどいことしなくても
いいもんね。
中年になって
足腰が痛いとか、
なかなか治らないとか、
メタボとか、
健康診断の数値が
悪くなってきたとか、
身体のケアをしないと
ヤバいぞ〜
と感じるようになってきたから
健康に気を使い出すんだよね。
もちろん、
何にもしない人もいるけれど、
そういう人でも、
大きな病気をすると何かを始めます。
それと同じように、
ランの娘が不登校になっていなかったら、
私は傲慢チキで、
ブライド高い嫌な奴のままでした。
自分のことが嫌いで
自己肯定感が低いということにも
気づかずにいたから、
娘がひとつできたら、
これもやろうね。
そして、
またこれもやろうね。
そんな子育てになっていました。
不登校は、
今までのやり方が
一切通用しませんでした。
だから、
嫌でも自分が変わらざるを
得なくなりました。
でも、
それは、
山を登っていた人たちと
同じなんですよね。
不登校が私に痛みを与えてくれたから、
私は変われたんですよね。
だから今、
娘とお互い信頼し合える
親子関係になれたと思うのです。
それは、
何物にも変え難いものです。
追い討ちをかけるようになった乳がんも、
私の人生をより輝かせてくれました。
体のあちこちも痛いし、
時々凹む時もありますが、
それでも、
あと５年先に死ぬとしたら
私、本当にコレする？
なんて、
何かする時に考えるようになったし、
誰かに何かを誘われた時、
来年死ぬとしたら、
私、コレしたい？
なんて自分に聞くようになりました。
そして、
何かしたいことがあって、
私なんてできないよな〜
なんて思える時も、
来年死ぬとしたら、
私、ダメ元でもやってみたい！
と思うことはするようになりました。
そうした結果、
いろんな人の応援や助けがあって
本を出版したり、
ラジオに出たり、
講演会をしたり、
３年前会社を辞め無職だった私には
考えられないようなことが
形になっていきました。
バイブル書！
生が輝くのは、
死があるから。
それと同じように、
不登校という尋常じゃない
つらさがあるから、
親子の絆が生まれるのです。
そんなことをいう私も
不登校渦中は
そんな風に思えませんでしたし、
乳がんで死と向き合ってる最中は
しんどかったから、
人生が輝くなんて思えませんでした。
でも、
永遠の命なら
命は当たり前のものになり、
子育ても、
何もなければ、
子どもはやって当たり前、
いて当たり前のままです。
子どもが生きていることも
当たり前なのです。
子どもを他人軸で育て続けたら、
どうなると思いますか？
自分が何者で
何が好きなんだろう？
なんて考える暇もなく
好きなことが見つからないまま
大人にならせてしまいます。
だから、ランは、
不登校は悪くない
とおもうのです。
これが、私が思う
不登校は悪くない理由であり、
不登校は、
あなたの人生を輝かせる理由なのです。
おいおいそんなところ
座ったらあかんやろ〜
では、また〜
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