↑の話の続き
財布の中身を見て青ざめるクソ義母。
きっと中身が足りないのだろう。
このあとの展開が楽しみになってきた。
クソ義母
『あ…あの…現金が足りなくて
今日はぴよこちゃん、
ご馳走してくれない?!』
はい?!?!
諦めるの、
早すぎー!!!
現金が足りないのに
それ以上の注文を平気で頼むなんて…
下世話にもほどがある。
懲りずにごちそうしてくれない?
なんてよく言えたものだ。
それに
『今日は』
じゃなくていつもだろ
なんて返して良いかわからず
固まってしまいました。
するとすかさず父が
フォローに入ってくれました。
父
『そうなんですか。
財布の中身が足りない
かもしれないのに
店で一番高いメニューを
注文されたってことですか?』
父に詰められて、
ものすごく怪訝な
顔をする義母
父は何一つ間違ったことを言っていない。
最初からタダ飯狙いということが
バレて、なんとも気まずそう。
見たこともないぐらい小さくなってる。
クソ義母
『ちょっと計算間違いしちゃっただけです…』
父
『計算間違いで店イチ高いメニューを?』
クソ義母
『もう!わかりました!
私が悪かったです!!』
父の前で取り乱すクソ義母。
私は笑いを堪えるのに必死でした。
父も一歩も引きません。
父
『ま、とは言え食事代の精算はしないと
店を出られないので。
現金はとおっしゃいましたが
カードはお持ちですか?』
私は気がついていた。
さっき財布を確認した際、
クレジットカードが入っていたことを。
おそらく父も見ていたと思います。
クソ義母
『…持ってます…』
父
『では話が早い。別会計しましょう。』
クソ義母は、悔しそうな顔をしていますが
諦めたようです。
しぶしぶレジでカードを切るクソ義母。
タダ飯のつもりが、
ランチに5000円の散財…
普通に考えても高い。
ケチった報復です。
父親のファインプレーに
スカッとしたー
モラ夫も同席してたら
これはできなかったので
ある意味良かったかな。
クソ義母を駅に送り届け
スッキリした気持ちで
1日を終えました。
最後に父親はトドメを刺した。
父
『今後の食事代も
ご自分でお願いしますね。
娘夫婦は子供が産まれて
これからお金がかかりますから。』
そうだそうだー!!!!
ありがとう、父...
クソ義母も、ぐうの音も出ず
来た時のニコニコした表情とは
まるで違う顔で
逃げるように帰っていきました。
さて…あとはこの
いらない絵本をどうするか…
夫の判断にゆだねよう。
続く