↑の話の続き
そして夫が同期宅に遊びに行く日
がやってきた。
いつもの通り
無言を貫いて出かける夫。
もちろん息子は
連れていかない。
これでよかったんだ。
今日1日、
夫がいない分
息子とノンビリ羽伸ばして
過ごそう
夫が不在の休日には
慣れている。
なにせ、
生後半年から1歳直前の
半年間、
ずっと無視されてたんだから。
息子とふたりでの過ごし方は
とっくに身についている。
夫がいなくたって
充実した時間を2人で過ごせる。
そして夫は21時ごろに帰宅した。
充実した1日のおかげで
夫のことを忘れていたけど
嫌なことを思い出した。
夫
『ただいま〜』
いつもは言わない帰宅の挨拶。
そして目すら合わせないのに
今日はなぜか私の顔色を伺い
何か言いたそう。
私
『おかえり。早かったね〜』
(嫌味w)
夫
『あぁ...うん。』
少し沈黙した次の瞬間!
全く予想外のことを言ってきた。
夫
『ごめん!!ぴよこの言う通りだった。』
私
『え?何が?』
夫
『息子を連れて行こうとしてた件。
俺1人では無理だった。』
(あぁ。そのことね〜。)
私
『あぁ。もういいよ。
今日1日平和に終わったし。』
夫
『...うん。それでさ...
来週のぴよこが行きたがってた
コンサート、行ってきてよ。』
私
『え??本気??
夕食からお風呂、寝かしつけ
できるの?』
夫
『だから明日から練習する。』
今までの態度と180度違う。
なんだったんだ、この半年間。
でも、コンサート行けることは
単純に嬉しい。
私
『わかった、じゃ明日から
よろしくお願いします。』
こんな意外な形で
終止符を打った
家庭内別居。
なんかとても不本意だけど...
あれ?
離婚の話はどうなるんだろう?
ま、やぶへびになっても嫌だし
来週のコンサート終わってから
話し合いしてみよう...
続く