↑の話の続き
私
『連帯保証は、私もその時はいいと思って。
でもやっぱりやめたほうがいいの？』
夫
『いやいや。別に法律違反ではないし。
おま...ぴよこもその場では同意しただろ？』
父
『いいも何も、よく理解していないものに
簡単にハンを押すことはないだろ。
こうた君もちゃんと説明したのか？』
夫
『はい。』
父
『だがぴよこはよくわかってなさそうだぞ。』
私
『もういいよ、父さん。私もわかって
ハンを押した。それだけのことだよ
』
その場の空気をどうにか収めたくて
聞き分けのいい嫁を
演じるしかありませんでした。
私の両親には、後からフォロー入れれば
なんとかなる。
もうこれ以上、
夫を怒らせないで
何されるかわかんない...
父
『じゃ、これはどうだ。
1500万に足りなかった分は
どう返すんだ。』
夫
『消費者金融を一時的に使いました。
それはもう返済済みです。
あとは、新しい業者に借りて
その業者に物件を売ってもらいました。』
父
『そんな自転車操業みたいなやり方！
危なっかしくて聞いていられない！』
夫
『でも大丈夫です。』
父
『そうなのか？連帯保証だって
無理強いされたんじゃないのか？』
私
『大丈夫だよ...
新しい業者も、ちゃんとしてるし...』
このように話すと父も不本意ながら
納得した様子。
逃げるようにして
私たち夫婦は実家を後にしました。
だけど胸のつっかえは残ったままです。
そう、無理強いされたかどうかの件...
結論言うと、連帯保証人は
無理強いされた。
暴力的な態度で押さえつけられて
本当は嫌だったけど
押印してしまったんです。
私もバカだったな...
最初に、
『連帯保証人になって』
と言われた時点で断固拒否すればよかった。
だけど拒否しようものなら
何するかわかんないぞ
と言わんばかりの態度に負けてしまいました。
業者に連れて行かれ、
打ち合わせ用の個室で
営業担当の男性＋夫
に連帯保証人の件を初めて聞かされました。
訳がわからず、初めは反対する意志を
伝えましたが、夫から
『は？なんで嫌なの？絶対得すること
わかってんのに。反対する理由なんか
ないだろ。早く決めろよ』
こう言われました。
言い方もまるでチンピラ。
どこから見つけたのか、
私の実印まで準備してあり
目の前に契約書を並べられました。
私がOKすることが前提
OKしなければ暴力的な態度で抑圧
OKしなければ帰れない雰囲気
こ、こわい...
営業担当からは
『絶対大丈夫です！』
と押し切られ...
退路を立たれた私は
エイや！！！
っと契約してしまいました。
...だから、今回の1500万円の損失は
私の損失でもあるってこと。
貯金をおろすことを
強要されても仕方ありません。
だけどやっぱり後悔してます。
だって、結婚前から貯めていた
財形貯蓄の全てを
夫の言いなりに0にしてしまった...
この日の話し合いの後日、
両親にこの真実を話しました。
続く