北播磨への旅
先週に引き続き、またしてもドライブに出かけてしまった私たち。
今回の行き先はこちら。
美味しいお煎餅で有名な、播磨屋本店の生野本店に行きました。
(トップページはアレなのでw、店舗一覧にしました)
先日、久しぶりに家で某ぼ〇ち揚を食べていたんですね。
それはそれで美味しかったのですが、その時に「そういや長いこと”朝日あげ”食べてないな~」という話題になりまして…。
これは買いに行くしかない!ということで、朝来市生野町までやって来ました。
同じ兵庫県でも南部は比較的いお天気だったのですが、市川町辺りから薄曇りになり…
生野町に着くころには、ぱらぱらと小雨が降っていました。
しかも、さむい!!!
ちょっとゆっくり家を出たので到着が正午すぎだったのですが…外気温10℃ほど。
冬やないか!
店内は、混雑こそしていませんがお客さんが絶え間なくやってくる感じでした。
そして、お煎餅を大量ゲット。
カレー味の揚げせんべい以外を全部買いました。
家庭用袋だとお得だし。
8年くらい前までは、先ほどの茅葺の建物内に飲食スペースがあったそうです。
(当時は大型観光バスがドンドコ乗り付けるような、ちょっとした有名スポットだった気がする)
いまは店舗で3000円以上購入した人に、サービスとして甘味の提供があるのだそうです。
いまの時期はぜんざいでした。
これがめっちゃくちゃ美味しい!!!
甘味もちょうどよいし、お餅も柔らかい!!!
しかも寒い中なので沁みわたる…。
12月に入ったら、生餅の予約販売もあるんだそうです。
本格的な雪シーズンになる前なら行けるな~~~。
もう一回くらい来ようかな?と話をしていました。
こんな感じで、中央部には囲炉裏があります。
大人数のグループが来たら忙しそうでしたが、スタッフさんはとても丁寧にされていました。
お客さんの方も、サービスだからヤイヤイ言わないんでしょうしね。
ぜんざい目当てに、シーズン中にもう一回くらい行きたいわ~。
さて。
ぜんざいでちょっとお腹が膨れたし、山陽道の播磨JCTー赤穂が通行止めだし、一般道でぼちぼち帰るか~~と話をしていたのですが、途中で「生野銀山」の標識を見つけたので行ってみることにしました。
私は2016年に一人で来たことが有りますが、母は40年ぶりくらいだそう。
この時も小雨が降ってめちゃくちゃ寒い!!!
兵庫県但馬地方を舐めてた…
私たちが到着して入場券を買おうとしたら、15時半からガイドツアーがあるとのこと。
時計を見たらあと10分ほどだったので、それについていくことにしました。
思ったより観光客は多くて、ガイドツアーには12~3人が参加していました。
ボランティアガイドさんの説明を聞きながら、約一時間、坑内を進んでいきます。
いまでも、ものすごい勢いで水が出ている坑内。
前回同様、とにかく過酷な労働だったのだなあという感想ですね。
抗夫の平均的な寿命は30歳くらいだったそうです。
女性は50歳くらい。
男性は10歳前後から坑道内で作業をするため、落盤や出水で命を落としたり、粉じんや鉱毒で体を壊すことが多かったようです。
ガイドツアーが終わったのが16時半過ぎ。
お腹もすいたし、とにかく体が冷えてしまったので、どこかに寄ろう…ということで、道の駅「銀の馬車道・神河」に立ち寄りました。
ここで食べた「道の駅そば」という、ラーメンのようなものがめちゃくちゃ美味しかった!!!
あの、姫路駅の駅そばっぽい感じ。
そこに刻み柚子が入って、さらに柚子果汁を少し入れると、すごくさっぱりとして美味しいんですよ。
お出汁もとてもいい味だし。
上に乗っかっている唐揚げも、蕎麦とマッチして美味しいし。
ここで買った、おはぎがこれまた美味しいんですよ。
つぶあん×2個ときなこ×1個なのですが、甘さ控えめの美味しいあんこでした。
それほど大きな道の駅ではありませんが、ほかの飲食メニューも美味しそうだったので、また立ち寄りたいね~と話をしていました。
そこから、一般道オンリーで帰ろうかなとも思ったのですが、ちょっと時間がかかりすぎるので…
夢前スマートICから中国道に乗り、作用ICで降りて千種川沿いに南下、上郡から2号線を経由して帰宅しました。
上郡からの経由路(県道5号)は、山陽道の通行止め回避の車が走っているので、いつもより交通量は多いように感じました。
そして…
今回買って帰った、お煎餅の数々(笑)。
朝日あげ、二袋もある(笑)。
(「福袋」と「朝日あげ」の大きなパックはお土産用です)
さっそく朝日あげを食べたのですが、やっぱり美味しい…
こういう揚げせんべいはよくあるけれども、サクサク感とか味の加減が全然違いますね。
しばらく、せんべい三昧です。
今回は、お天気はちょっと悪かったのですが、紅葉はきれいでした。
特に銀杏が、どこもとてもきれいに色づいていました。
この二日ほどで一気に季節が進んで、いきなり冬が来ちゃいましたからね~
もう紅葉も終わりですかね~~~
蕎麦と吊り橋とヨーグルト
なんか「部屋とYシャツと私」みたいなタイトル笑。
さて、40分くらい待って入店したお蕎麦の話から始めます。
こちらが高殿セット。
天ぷらは3種。
お蕎麦は、いわゆる出雲の割子蕎麦以外にも、ざるやかけも選べるようです。
でも、せっかく出雲にきたんだから。
割子蕎麦にしました。
蕎麦は十割蕎麦ですが、とても食べやすくて美味しかったです!
私は最後に蕎麦湯もいただきましたが、汁といい感じに混ざってとても美味しかったですよ。
天ぷらがまた美味しかった。
サクサクで、とくに舞茸がホントに美味しかったです。
ロケーションも良いし、おすすめ。
1日の客数(食数)を限定しているから美味しいのかも。その代わり、オープンの11時を目指して来なきゃいけないですけどね。
さて、お蕎麦を食べた後は…
近くに「鬼の舌震」という渓谷があるらしいというので、そちらに行ってみることにしました。
駐車場にある銀杏が、とてもきれいでした。
ここには鉄製ですが吊り橋がありまして…
これが、それなりに揺れるんですわ(汗)。
歩いていると気にならないのですが、立ち止まると揺れているのが分かって、何だかフワフワしました。
で…
ここが、
めっちゃくちゃカメムシが多い!!
飛び回っているし、ぶつかってくるし、いっぱい踏まれてるし!
なんとなく一帯がカメムシくさい…
遊歩道がずーっとあるようですが、暑いしカメムシはおるしで、橋を往復しただけで戻りました。
駐車場の紅葉もきれいでした。
そして帰りは、奥出雲おろちループを通りました。
道の駅は大変混んでいましたが、何とか無事に車を停めることができました。
ちょうど列車の通過のタイミングだったので、向かいの山を走る木次線を見られました。
ガイドさん?がいて、「みなさん手を振って下さ〜い!列車からは見えてまーす!」と言うので、みんなで手を振っていました。
昨年は奥出雲おろち号が見れたんですよねー。
もう運行が終わっちゃったけど…
山間を走る列車は絵になりますな。
そして、途中から中国道にのって帰宅しました。
連休最終日なのに、ガラガラ(笑)。
さいご、岡山道が少しだけ混雑していたくらいで、スイスイ帰りました。
で、久しぶりに買ったヨーグルト。
これも美味しいけど、飲むヨーグルトがめちゃくちゃ美味しかったです!
…写真ないけど(笑)。
そんなこんなで、2023年の紅葉狩りも終わりました。
この後もとにかく暑くて暑くて。
今日(11/9)も、昼間はエアコンをつけていました。
週末からはグッと気温が下がるみたいなので、気をつけたいなあ…(もう風邪ひきたくない)。
お蕎麦、ギリギリ間に合いました
さて、「鉄の歴史博物館」の続きです。
博物館自体はそれほど大きなものではないのですが、たたら製鉄に関する道具がたくさん展示されていました。
とくに入ってすぐの映像コーナーで、15分くらいかな…ちょっと古い資料映像でたたら製鉄の復元の様子を見てから見ると、「さっき使っていた道具やな」というのがわかるので非常に面白いです。
とにかく、砂鉄から鉄を生み出すってものすごい手間がかかっていたようです。
「砂鉄を溶かして精製」とひと言では表しきれないですね…
炉の組み方から何から、とにかく規模がすごい。
そうやって作られた鉄のモトは、7段階に選別されるんだそう。
最高級が、日本刀にもなる「玉鋼(たまはがね)」なんですって。
安来市になる某メーカーでは素晴らしい鋼を作り出すけれども、それをもってしても「玉鋼」を作ることができず、昔ながらのたたら製鉄でしか生み出せないんですって。
その鉄を生み出すための数々の道具や、その鉄から作られた道具は、そういえば昔祖父母の家で見たような気がするものもチラホラあったりして、なかなか面白かったです。
それにしても…
天気よすぎて暑い(笑)。
11月の初頭とは思えない、この陽射し。
上着を持ってきていましたが、結局着ることはありませんでした~。
このあと、ランチをしようと思った蕎麦屋さんの開店までちょっと時間があったので、周辺のたたら製鉄の史跡を回ってみることにしました。
ここで立ち寄った、それほど大きくない資料館の係の女性がめちゃくちゃ話好きな人で(笑)。
いろいろ面白い話を聞くことができてよかったのですが、すっかり蕎麦屋さんの開店時間を過ぎてしまいました。
他にも周辺にはたたら製鉄の史跡があるようなのですが…
花より団子の私たちは、ひとまず蕎麦屋さんを目指しました。
「奥出雲前綿屋 なごみ庵」というのが、今回目指した蕎麦屋さんです。
11時オープンで11:15ごろに到着したのですが…
オープンすぐに1巡目のお客さんが入ってしまったようで、次の案内は12時からとのこと。
せっかくここまで来たので、順番待ちの名前を書いて待つことにしました。
すぐそばには、たたら場がありました。
中をのぞいたら、作業されている様子。
しかも入り口にカメムシが降り注ぐように群れているので、早々に退散しました。
蕎麦屋さんの隣は、これまた資料館だったようですが閉館していました。
(令和3年に閉館したそうです)
庭の名残はまだきれいで、紅葉がだいぶ進んでいました。
待ち時間は40分ほどですが、お天気がいいのでそれほど苦にならず…
(これ、真夏だったら絶対バテるわ)
1日30食?だけを提供するらしく、私たちの少し後からは「本日は完売しました」となっていました。
…よかった。
あの、資料館でもうちょっとゆっくりしていたら、食べ損ねるところでした。
そして、12時に店内へ。
たたら御膳はお豆腐やデザートがつくのだそうです。
私と母は、高殿セットという方にしました。
店内はとても広いのですが、1回にはいるお客さんは10組ほどかな?
中央にいる男性が一人で調理をされているようです。
その周りをカウンターが取り囲み、お座敷席が4つほどあります。
これも、製鉄にゆかりのある建物だったのかな???
ものすごく天井が高く、太い梁が見えました。
そしていよいよお蕎麦です。
…と、ここで今日の更新は終わり(笑)。
お蕎麦は次回、紹介します。
2023年の紅葉狩りも、島根へ
11月に入ったのに、夏日だーとかこの時期の最高気温を更新だーとか…
暑いんじゃ。
そんな中ですが、三連休だし。
標高の高いところなら紅葉狩りできるんじゃないかなってことで…
霧の中を北上。
やまなみ街道をぐんぐん登って行きました。
高野辺りからは、さすがに山も秋らしくなってきていました。
そして到着したのは、こんな雰囲気のいい街並みです。
島根県雲南市にある「鉄の歴史博物館」です。
たたら製鉄のたたら場が数多くあったこの地域。
あの『もののけ姫』のモデルにもなったことで有名ですが、なかなか来る機会がなく…
昨年、この近くの絲原記念館に来たのですが、紅葉がとてもきれいだったので今年も目指してやってきました。
ちょっと忙しくて、じわじわ更新になりますが…
自分記録用としても、旅行記を書いていきます♪