こんにちは
東京ラーメンショー公式ブログ 担当トラショーです
今日もお昼はラーメン。基本的に毎日ラーメンを食べています。
さて、麺を茹でて上げ、水分を飛ばすことを「湯切り」といいますが、
道具として使うものに「振りザル（テボ）」と「平ザル」があります。
平ザルは文字通り、平べったい網状のザルで、茹で釜の中に麺を入れて、茹で上がったら掬い上げるのが基本です。
振りザルよりもお湯が切れるというのがあります。
しかし、平ザルはたくさんの麺を茹でるのには適していますが、１食分を取り分けるのに難しかったり、うまく湯を切るには相当の訓練が必要です。
一方、テボと呼ばれる振りザルは、１食１食を１つずつザルに入れて茹でられるために、振るだけで湯切りが出来ます。
もちろん、テボの湯切りもそんなに簡単ではありませんが、平ザルより扱う店舗が多いのは確かです。
さて、平ザルにしても、テボにしても、茹で時間が来たら麺をあげて、チャッチャッと水分を落としていくのが普通ですが、中にはこの「湯切りの仕方」に特徴のあるお店もあります。
しかも、その湯切りの仕方に名前もついているお店もあります。
たとえば、「天空落とし」は、茹で上がったテボを高く掲げ、一気に振り下ろし、重力を生かした湯切り。
「華厳の滝」は高く掲げた平ザルの麺の湯切りで天空落としと同じく、高い位置からの湯切り。
「69'nロール湯切り」は、リズミカルにテボを前後左右上下に振り、徹底的に湯を切る湯切り。
「つばめ返し」は、テボをツバメが描く放物線の如く、ヒュインと振り、勢いよく湯を切る湯切り。
「どれも、ただのパフォーマンスで、別に一緒でしょう？」
と思う方も多いですが、実は湯切りはとっても重要なのです。
麺は「ラーメン用語辞典Vol.加水率」でもお話したとおり、水分を含んでいます。
茹でる工程で、麺はまた水分を含みます。
また、「ラーメン用語辞典VOl.2～かんすい」でもお話した通り、麺にはかんすいが含まれており、それがある程度お湯の中に溶け出します。
この水分とかんすいをしっかり湯切りで切らないと、折角の黄金比のスープとタレのバランスがくずれてしまいます。
ですので、ただのパフォーマンスではなく、理に適った湯切りの仕方を編み出したゆえの結果なのです。
皆さんも是非、ラーメン店に行ったら湯切りの仕方にも注目してみましょうね。
＜過去アーカイブ＞
～ラーメン用語辞典Vol.9～担担麺の「担」
～ラーメン用語辞典Vol.8～アイドルタイム
～ラーメン用語辞典Vol.7～シャッター
～ラーメン用語辞典Vol.6～あつもり
～ラーメン用語辞典VOl.5～タレ
～ラーメン用語辞典VOl.4～替え玉
～ラーメン用語辞典VOl.3～つけ麺の割りスープ
～ラーメン用語辞典VOl.2～かんすい
～ラーメン用語辞典Vol.1～加水率
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【東京ラーメンショー2012】
今年のテーマは「ご当地ラーメン再発見」
登場するラーメンも過去最多の40種類！
前半5日間を第１幕（10月26日～10月30日）、
後半５日間を第２幕（10月31日～11月4日）と分け、
より多くの方に楽しんでいただけるよう実施いたします！
【開催日時】
2012年10月26日（金）～11月4日（日）
10:00～21:00（時間変更の場合あり）※雨天決行
【会場】
駒沢オリンピック公園 中央広場（最寄：「駒沢大学」駅）
【主催】
東京ラーメンショー2012 実行委員会
【共催】
一般社団法人 日本ラーメン協会
【入場料】
入場料無料 ラーメン食券（前売券・当日券共に1杯800円）
前売り券は10月1日より、全国のセブンーイレブンで発売予定です。
【取材について】
問合せ：東京ラーメンショー2012実行委員会
（事務局：株式会社ラーメンデータバンク内）
〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-11 HKビル
電話：03-3490-3810 FAX：03-3799-5811
メール：trsweb@ramendatabank.co.jp
※2012年10月3日（水）に記者発表会開催
【公式Webサイト】
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皆様のご来場お待ちしております！
（´ω｀）ノ トラショー