めんくい|ラーメン日記 -4ページ目

つけめん さなだ @三郷

つけめん さなだは三郷にあるつけめん専門店。
中華そばもありますが限定ですぐなくなるので原則的につけめん専門店だと思ったほうが良いと思われます。

この店、あの有名な六厘舎の店長をつとめた瀬戸口さんが独立してオープンさせたお店です。
つけ麺 さなだ5

オープンは2014年10月ということで開店時には50人の行列ができたとのこと。
しかも三郷で。三郷でかつ駅から徒歩15分で。
かつての六厘舎の人気を考えれば納得できるところではありますが、
評判も良いようでじわじわと噂が広まっている感じがありました。
この日はGW最終日ということで行列待を予想していたのですが、昼過ぎに訪問して意外にも1組待ち。
子連れOKという噂を聞いたので子供2人も連れて行ってしまいました。
(本当はラーメン屋に子供はなるべく連れていかないようにしているのですが、嫁に押し切られる形で・・・)
ちなみに「さなだ」という店名。
店主はあの有名な瀬戸口さんだというのになぜに「さなだ」?
と思ったらお母様の旧姓だそう。そういうネーミングもなかなか珍しいですね。

昼過ぎで限定の中華そばはすでに売り切れていたので、
特製つけめんに。
子どもたちは2人で1つつけめん。(ご迷惑おかけして申し訳ない・・)
さなだ メニュー
こちらがメニュー表ですが、列に並ぶ前に券売機で買うスタイルなのでこちらは追加注文用ですね。

さて、座席について驚いたのがおもむろに店員のお姉さんがオレンジジュースを2本持ってきます。
「頼んでないけど・・・」と思っていたら
「お子様へサービスのジュースです」
だそうです。まじか!人気店で子供ウェルカムなの???まじ神。
と思ったのも束の間、今度は飴までくれた。なんて店だ。すごい。。
「お子様用の取り皿必要ですか?」と聞いてくれる優しさ。こんなラーメン屋あるんだなあ。
しかも元六厘舎店長のお店ですよ。ここ重要。感動したいたらまだ終わらない
「お子様用の取り皿です」
って、取り皿だけじゃなくて取り皿にサービスで煮玉子入っとるがな。
もうどうなっちゃってるんでしょうか。
三郷という土地柄ファミリー層にやさしいのは理解できますが優しすぎます。泣けます。
子供連れに厳しい世の中ですが、さなだはそんな中オアシスのような店です。
感動したいたらつけ麺登場です。

つけ麺 さなだ4

おお、このビジュアル。
六厘舎を彷彿とさせつつも、もっと洗練された印象を受けますね。
麺につぶつぶが見えて、全粒粉を使っているそう。
健康にもいいし太りにくい。ちなみに並盛りで250g。十分です。
特製は煮玉子と鳥ほぐし入り。

味は、ビジュアルから期待した通り、というかそれ以上。
接客で感動している中さらなる感動。
頑者(川越)から六厘舎といわゆる「お前もか系」の元祖組なわけですが、
その「お前もか系」のどこも敵わないレベルの動物+魚介スープ。
すべて濃厚ながら、さらっとした感覚でしつこさがない。
ポタージュ状のスープが流行ってましたが、それとは一線を画すさらっと感。でも濃厚。
動物系と魚介系のバランス、さらにスパイスや返しのバランスまで六厘舎以上ではないかと思うレベル。
お前もか系が大の苦手の嫁が「おいしい」と言っていたことからも分かるように、本当にハイレベル。このカテゴリではさなだはトップクラスだと思います。
さらに特筆すべきは麺。全粒粉を使っているのは分かりますが、タピオカでも入っているのか?と思うほどの(実際どうかは知りませんが)プリプリ感のある麺で気持ちがいい。
個人的にこれはあつもりより冷盛りのほうが良い気がします。
麺は六厘舎譲りの浅草開化楼の模様。

最後のほうは自家製のグレープフルーツ酢をかけてさっぱりと頂きます。これも珍しいけど、ツンツンした酸味じゃないのでうまくマッチして飽きさせない。
さなだ グレープフルーツ酢

そしてスープ割。
かつお節かゆずをサービスで入れてくれるという。
鰹節をお願いすると、なんとその場で鰹節を削ってくれる。
削りたてなので香りが立ってすばらしい。
もちろんスープ割りは最高に旨い。
本当に幸せ。

ただ、このあと子供たちの麺の残りをいただき、
最終的にスープ割りまで。
こちらはゆずを入れると、、これが鰹節以上にスープの旨味が伝わる。
ゆずのほうがお奨めかも。

満腹そして口福な気分で店を後にしました。
帰り際瀬戸口さんの爽やかな笑顔に見送られて、また来ようと心に決めました。
なお、店を出るとすでに20人くらいの行列。。回転率を下げてしまって申し訳ない・・・。

ですが、お店も歓迎してくれているので他のお客さんには多少迷惑はかけてしまうけど子連れラーメンにもお奨めです。(テーブルは4席かける3卓です)

つけめん専門店 さなだ食べログ
http://tabelog.com/saitama/A1102/A110205/11037313/

つけめん専門店 さなだ Twitter
https://twitter.com/sanada_misato

GENEI WAGAN(ゲンエイワガン) @広尾・恵比寿

GENEI WAGANに約1年ぶりに。
後輩との飲みの店を探している時にふと思い出し・・・。
GENEI WAGANはラーメンダイニングでコースのみのためコース終了まで約2時間がかかります。
その中にお通しから前菜、締めのラーメンから卵かけごはんと一晩フルな飲みコースが味わえるので、1軒で終わらせることが確定している場合にちょうど良いなと思った次第です。

前回は社長に連れてきて頂いたことから、勝手に自分の仲でお店のハードルを上げてしまっていたのですがすでに1回行っているのだから勿体無いなと思い思い切って予約してみました。
というのもGENEI WAGANの特徴として、来店した回数によって最後のラーメンの内容が変わるのです。
元々「会員制ラーメン店」だったのですが今は会員でなくても予約はできるようで「完全予約制」のラーメンダイニングが正解のようです。
店主の入江さんは福岡に玄瑛劇場にオープンさせ福岡でも屈指の人気店に成長させた方です。
今でも週末は福岡の店舗のほうに帰ってらっしゃるそうです。
GENEI WAGANを作った一つの理由として「ラヲタ」が気軽に来られない店を作るというのもあったそうで(笑)そんなところから当初会員制にしていたとか。
まあ、そんな話もしてくれちゃうようなとても気さくな方なんです。入江さん。
アイアンシェフにも出てらっしゃったすごい方なんですけどね。

さて話戻してGENEI WAGAN。
この日は20時くらいに訪問しました。
GENEI WAGANは広尾一丁目の交差点を南側に入ってすぐにあります。
地下に降りる階段の先に見える扉の横のインターフォンを押して予約名を伝えます。
予約していないとたぶん鍵が開かないのではないかと・・・。

今回も前回同様テーブル席。
店内はカウンターがほぼ満席でテーブルはそこそこ空席ありという状態です。
元々会員制であること、回数によってラーメンが変わることから常連さんが多いからか
カウンターのほうが人気で入江さんはじめスタッフの方と談笑してらっしゃる方が多数。

こちらはテーブルでゆっくり後輩と会話しながらというスタイルですが、
実は調理場の上が座敷みたいになっていて「合コンも出来ますよ」(by入江さん)
とのことでした(笑)

さて席につきとりあえずビール(エビス)を飲んでいるとまずお通し。

GENEI WAGAN4

お品書きを写真撮り忘れたので記憶の範囲内で・・・。
ハツをマリネしたものだったと思います。
さっぱりして舌を整えるにぴったり。このお通しでとりあえずビールを1杯。

GENEI WAGAN3

続いて前菜。
いろいろありますが、左下のクロケット、要はコロッケがめちゃうま。
クリームコロッケを崩してグラスに入れたような感じ。
ホタテだったかな?クリーミーなクリームの上に香ばしいパン粉が乗っていてとても幸せ・・。
右上のイクラを使ったパフェも絶品。
イクラ自体が美味しいのですがその下に入っている麺のフレークとの相性が抜群。
前回もこのようなパフェがあったのですがそのときもとても美味しかった記憶があります。

この後茶碗蒸しが出てきたのですが撮り忘れ。
ラーメンスープを使った茶碗蒸し。
こちらも出汁が通常の和食屋で食べる茶碗蒸しよりも強くてパンチがありました。

GENEI WAGAN2

通常だとこちらがメインディッシュになるのかな?
チャーシューの炙りです。
これはもう文句なし。
キャベツを巻いて食べると肉汁ジュワーで激ウマ。
もっと食べたい。
というかどれもこれももっと食べたい。。
このもっと食べたい感によって酒も進みます。
ここまででビール2杯、麦焼酎、芋焼酎、緑茶ハイが終わっていました。
予定より飲み過ぎ。
ここで酒のペースを落として主役のラーメンの出番を待ちます。
チャーシューの余韻にひたりつつ出てきました!

GENEI WAGAN5

2回目の訪問のラーメン。
海老薫醤油ラーメン。
ちなみに後輩君は1回めの潮薫醤油ラーメン。

海老薫醤油ラーメン。やはり美味い。
まず固めで超細麺の麺が特徴的。
こういった歯ごたえの麺は他にはないと思う。とても面白い。
スープはもう見た目から美味しい。美しい。
海老薫というとビスクみたいな海老が全面に推しでた感じが連想されるが
おそらくベースの動物系スープに海老を合わせてるんじゃないかな?海老がでしゃばりすぎないギリギリのところを狙ってる感じの絶品スープ。
うめえ。やはりGENEI WAGANすごい。玄瑛すごい。
福岡出身で豚骨から始まっているのにもかかわらずこのような透き通ったスープでともすると癖が強くなってしまう海老をこんな上品にでもきっちりと効かせるのはすごいなあと思います。
さすがです。
スープを飲み干したくなってしまうのですが入江さんが
「ラーメンはその後の玉子かけご飯のためにあるようなものかも(笑)」
と仰るように前回もこの後の玉子かけご飯が衝撃的すぎたので
今回はしっかりスープを多めに残して待機。
ラーメン途中で出てきたご飯に玉子を溶いて、スープをレンゲ1,2杯かけて頂きます。

GENEI WAGAN1

おお。海老の味が加わった玉子かけご飯ってこんな感じになるんだ。
玉子かけご飯というよりも鍋のあとの雑炊ににているというか、
これはもう別物。。おいしい。徐々にスープの量を増やしていって味の変化を楽しむのも面白い。。。
いやあ、最後の玉子かけご飯は本当に嬉しいなあ。

デザートに出てきたオレンジも今まで食べたことのない甘さで絶品でした。
前菜からラーメン、卵かけごはんにデザートまで本当にすべてがすべて大満足でした。
次回は1ヶ月以内に必ずまた行こうと心に近い、入江さんにも宣言して来ました。
一人ではなかな行きにくいので誰か行きましょう(笑)

ゲンエイワガン (GENEI.WAGAN)
東京都渋谷区広尾1-10-10 NKビル B1F
日比谷線広尾駅より徒歩10分
山手線恵比寿駅より徒歩10分
18:00~24:00
日曜定休

渋谷らーめん 友喜 @渋谷

投稿写真

渋谷らーめん 友喜 @渋谷

久々。涼しいからちょうどいい。
渋谷の家系ラーメンでは一番好きだな。
家系ラーメン食べると気合が入るよね。
#家系ラーメン #渋谷ラーメン