ひとたび言ったならばそれはやらなければならない。
自分が言ったんだもの、それは当たり前。
でもなかなか有言実行というのはむずかしい。
つまり有言実行ができていない。自分で言ったくせにできていない。
まぁそんなもんだけど。
でもしっかり自分で言った。
…言い出せばキリがない。堂々巡りの最たるものだからこれはこの辺で打ちやめ。
有言したときの情熱の温度というのは決して低いものではないと思う。
有言したのだから実行しようと思う気持ちが必ずあるはず。
それで実行できなかったときは多かれ少なかれ残念な・悔しい・情けない・他にもそういった類の気持ちが必ずあるはず。
そうはなりたくないものだ。
どうすれば有言実行ができるようになるのか。
ひとつに、人に言いまくるという方法があると思う。
『オレは将来サッカー選手になってW杯で優勝するんだ』
『あたしは将来看護士になって患者さんが元気になるお手伝いをするの』
『ボクは将来消しゴム工場の工場長になっていい消しゴムを作るんだ』
なんだっていい。
ダイエット宣言でも。取るに足りないことでも。なんでもいい。
人に言うことから勝手にプレッシャーが生まれる。
『なんだあいつ、自分で言ったくせにできてねぇ』
みたいな、ダメな奴というレッテルは貼られたくないからやるっきゃない状況になる。
自分を追い込むということ。
自分の家に火をつけて火事を起こすということ。
火事場の馬鹿力が出る。
火事場の馬鹿になるかもしれないが。
…想像したらちょっとおもしろかった。
まぁそれはいい。
なるべく多く有言実行ができる大人になりたい。
今、その方法を探している。
とりあえず、『ボクは有言実行ができる大人になる』