「ラーメン発見伝」をレビューするシリーズ、第7回になります。
第1期:イントロダクション(1巻・2巻)
第2期:芹沢への挑戦期(3巻~6巻)
第3期前半:芹沢対藤本の構図に変化(7巻~8巻)
第3期後半:ラーメンマニアキングへ(9巻~10巻)
第4期:芹沢との拮抗期(11巻~15巻)
第5期:全国遠征期(16巻~20巻)
第6期前半:芹沢との全面対決勃発(21巻~23巻)<今回>
芹沢率いるラーメンテーマパークとの全面対抗戦。
第6期後半:芹沢対藤本、最終決戦(24巻~26巻)
藤本が秘密を明かしてまで望む最終戦。そして夢だった独立開業へ
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ラーメン発見伝(21) (ビッグコミックス)
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最高の立地で最高の商品を売る…
単純なようで、実はこれこそが一番のビジネスの必勝法なんです。
あくまでこれは強者の必勝法でしてね。
(21巻,p31)
前2巻で出てこなかった芹沢が突如登場し、ダイユウ商事との協力関係を解消。そして「ラーメンタイムトンネル」の近くにできる新施設「六麺帝」の一員として加わる所から21巻が始まります。冒頭の引用部は四谷課長の嘆きなんですが、その運営母体として、日本最大の商社「六菱商事」が登場。
「日本最高の6店」を名乗る六麺帝に、ダイユウ商事が全面対抗戦を申し入れる事で、芹沢対藤本の戦いが再び始まる事になる。21巻と22巻では、そのうちの3戦が行われる。いずれもテーマに沿った創作ラーメン勝負。
21巻に収録された第一戦は、タイムトンネルで復帰した「中華18番」の三代目店主と、「中華18番」の二代目の右腕と言われながら独立を果たせず、その怨恨を晴らしたいという「うずしお屋」の対決。「うずしお屋」店主は芹沢に対しても全く遠慮することなく、一人で新作を創作。一方で創作ラーメンに不慣れな「中華18番」店主だが、藤本のアドバイスを受けて接戦まで持ち込んだものの敗れてしまう。
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ラーメン発見伝(22) (ビッグコミックス)
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22巻は、第二戦と第三戦の様子のみを収録。第二戦は、札幌醤油ラーメンをテーマに対決。藤本が考案した鮭節のラードに対し、芹沢が山椒風味のラードを加えた事で勝利。藤本が「後出しじゃんけんでは?」と抗議するも、芹沢は「たとえ後出しじゃんけんだったとしてもルールに違反してない」と一蹴。とはいえ、芹沢にしては珍しく、取り乱す所が多く、、怒りをあらわにするシーンも。
第三戦はニンニクを使ったラーメン。これに出場した「ラーメンどきゅん」店主が強引に先攻にさせ、藤本が考案した激辛ラーメンを審査員に食べさせる事で、後攻の味を分からなくさせるという作戦で勝利を得る。その後で、芹沢たちも藤本のラーメンを食べ、藤本の腕が上回っている事を認める。その記述を加えたことで、実力が伯仲している事を明示しています。
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ラーメン発見伝(23) (ビッグコミックス)
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23巻では、これまで登場してきた店主が再度登場するケースも増えます。各地を回ってきた藤本たちの最後の出張になるのが「長野編」。広告代理店からの誠意のない申し出を拒絶しラーメン対決へ。こちらでも実在の人気店が実名で登場。その中から、ボンドオブハーツの塚田さんも描かれています。

さて、六麺帝との対抗戦は3戦して1勝2敗。今後の藤本、ダイユウ商事はどうなる?という事で、話は24巻以降に続きます。


