こんにちは!旅育研究家のぬーたです。

 

先日、ポケマルおやこ地方留学というのに父子二人で行ってきました!実は3年前にカンブリア宮殿でポケマルが取り上げられていて、その番組中にポケマルおやこ地方留学が紹介された時から気になっていたんです。

 

ポケマルは全国の農家や漁師から直接食材を購入できるオンラインマルシェなのですが、食育という観点から小学生向けの体験型サービスをとしてポケマルおやこ地方留学を始めたようです。

一週間のプログラムなのですが、日中は地方の農家や漁師の方々が子どもたちに自分たちの仕事や生活を体験させてくれて、その間に親はワーケーションをするスタイルとなります。

 

正直言って、「得がたい経験ができたので、絶対に行った方が良い!(また来年も行きたい。)」と思っていますので、今回はポケマルおやこ地方留学のおすすめの理由と、注意点をお伝えしていきます。

 

せっかくの夏休みだから子供には家の中でダラダラしているのではなく何か貴重な体験をさせてあげたいのだけど、夏休みはどこも人が多いし、ホテル代とかも高いし、仕事もそんな休めないし・・・と思っている方はぜひお付き合いください。

 

  おすすめな理由

おすすめな理由を4つにまとめてみました!

 

①子どもに一生記憶に残るであろう体験をさせられる

これがポケマルおやこ地方留学の一番の売りだと思うのですが、ポケマルおやこ地方留学でないとできないアクティビティが豊富にあります。今回で言えば「鹿狩り&鹿の解体見学」「ホタテの養殖体験」「ウニの殻むき体験」「朝どれ卵収穫」などです。

他の会社でもできますが、「野菜の収穫」「10m以上のツリークライミング」「キャニオニング」「シュノーケリング」「SUP体験」などなどあり盛りだくさんです。


ポケマルおやこ地方留学の良いところは、食育がテーマということもあり、楽しいところだけじゃなく、リアルな体験ができるところです。自分の小さい頃の記憶を思い返してみても、楽しかったことよりも大変だったけど初めてのことに挑戦したこととかの方が鮮明に記憶に残っていませんか?そういった体験が毎日のようにできてしまいます。

 

そして、子どもだけで体験できるというのも個人的には非常に重要なポイントだと思っています。親がいるとどうしても甘えてしまったり、何かできないとすぐにあきらめてしまいがちです。子どもだけ、しかも同世代の子どもたちもいるという状況だと、新しいことにチャレンジしたり、できなくても粘り強くトライすることができると思います。

実際、ツリークライミングは絶対やらないだろうと思ってましたが、10mくらいの高さまで一人で登っていたのには驚きました。

 

子どもたちはすぐに仲良くなって、3日目くらいからは子供同士で夕飯を食べ始めたり、朝の散歩を一緒にしていたりしてましたね。(ちなみに、教育について近い価値観があるためか親同士も仲良くなりました。)

 

 

②親もゆったりと楽しめる

”地方”と銘打っていあるだけあり、宿泊施設は大自然の中にありました。(今回参加したのは岩手県遠野市のプログラムでした。)





その大自然の中で朝は親子でお散歩をして、昼は森を見ながらワーケーションをして、夜は子供が興奮気味に話す体験内容の話を聞いたり、他の親御さんとお話ししながら食事をしたり、夕涼みをしながら散歩したり、満天の星空をみたりして楽しみました。

二泊三日などの短い旅行では味わえない、旅先でゆったりとした生活ができるのは地味に魅力的です。

 

子どもたちは朝ごはんを一緒に食べたら日中アクティビティに参加していますし、帰ってきたらみんなで夕食を食べて、そのあと日記を書いて、お風呂入ったら疲れ切っているので早めに寝るという感じですので、親は朝ごはん作る以外はほぼ子どもの相手をする必要がないんですよね。キラキラした目をしながら、今日あったことの話を笑顔で聴くだけで良いんです。

自宅だったら、毎日「ひま~、退屈~」とか言っている子どもの姿にイライラしてしまいがちですが、プログラム中は心穏やかな親でいることができます。

 

毎日ワーケーションで働いても良いですが、子供がアクティビティに行っている間に親だけで観光に行くこともできます。子どもは興味なさそうだけど行ってみたい場所があれば、その近くのプログラムに参加して、親だけでその場所に行くっていうのも面白そうですよね。

 

また、アクティビティによっては追加費用さえ払えば親も参加できるアクティビティもありました。私は親子分離での教育効果が非常に高いと思っていたので一つも参加しませんでしたが、1-2個参加している方は結構多かったです。5日間ずっとワーケーションしているよりも、途中で興味のあるアクティビティに1つ参加してみた方が、旅行中の変化があって親としても楽しめる気もします。

 

 

③運営事務局がしっかりしている

いくら内容が良くても、運営がしっかりしていないと参加する気になりませんよね?

実際参加してみると、ポケマルおやこ地方留学の運営スタッフの方々はもう4年目ということもあり非常に安心感がありました。

 

運営事務局から事前に案内があるのですが事務局体制や体験内容、持ち物リストなどをきちんと資料にまとめてくれているので、わからないことがあればその資料を見ればほとんどなんでもわかりました。

 

また、BANDというLINEに似ているサービスを利用して、同じ日程に参加する人たち全員と運営事務局の方々がLINEグループのようなもので繋がり、質問や情報共有などもタイムリーにできる体制が整っています。

(当日の子どもたちの様子も随時共有してくれて安心です。)

 

さらに、同じ日程で参加する人たちで、開催3週間前にオンラインの事前顔合わせ会がありました。これにより、他のメンバーを事前に知ることができて、安心感が増しました。

 

 

④その他
・避暑地で暮らせる

行ってみて実感したのですが、殺人的な暑さの関東エリアから脱出して30度以下の快適な場所に行くことができるというのは地味ですがとても素晴らしいです。

朝晩は半袖だと肌寒く感じるくらい涼しい日もありましたし、クーラーも昼の11時から夕方16時くらいまでしか付けなくて良く、体が元気になった気がしました。

子供が外で遊んでいても危険だとは思わないくらいの暑さで、まさに夏休み!!!という雰囲気を楽しめます。

 

・参加費用は高そうに見えて、よくよく考えると安い

プログラムへの参加費用(宿泊費、アクティビティ費用、案内に記載の食費などが含まれる)はプログラムによって異なりますが25万円程度で、それに交通費・参加費用に含まれない食費などがザックリ5万円かかったので、合計で30万円程度かかりました。

父子二人で一日当たり4-5万円でしたが、毎日こんなにたくさんのアクティビティができて、豪華ではないけれども清潔な宿泊施設や夕食もついてこの値段でしたら正直安いと思います。(運営事務局はおそらくあまり儲かっていない・・・)

 

  参加する上での注意点

もちろん、良い点ばかりではなく注意点もあるのでそちらも共有しておきます。

 

・持ち物がめっちゃたくさんある

地味に大変だったのが持ち物です。様々なアクティビティがありますし、夏ということで水にぬれる系のものが多かったので、準備する持ち物が結構種類も量も多いです。(例えば、靴だけでも普通の靴、ずぶ濡れになってもよい靴、マリンシューズ、長靴の4種類)

ただ、持ち物リストはちゃんとしてものがあるので頑張って用意すれば楽しめること間違いなしですし、宿泊先に宅急便で送ることもできたので、うちでは問題にはなりませんでした。

 

・朝ごはんや昼ご飯がついていない

プログラムによるのですが、今回参加したプログラムでは夕食と子どもだけ昼食が付くということになっていました。つまり、朝食と親の昼食は自分たちで用意しないといけません。

初日に運営事務局がスーパーに連れて行ってくれるので、そこで一週間分の買い出しが可能でした。また、昼食はお弁当を頼むこともできたのでそこまで困ることはありませんでした。家族4人とかで行くと食料の量も多くなるので朝食付きのプログラムを選ぶのが良いかもしれません。

 

・車がないとどこにも行けない

正直に言ってしまうと、ド田舎に宿泊施設があったため、車がないとどこにも行けません。最寄り駅までは徒歩圏内でしたが、電車は1-2時間に一本なので、子どもを送り出した後に出発して、夕方までに帰ってくるのは結構大変だと思います。

私は毎日ワーケーションだったので、宿泊施設近辺で散歩するくらいしかしないため特に困ることはありませんでしたが、次回はレンタカーとか借りても良いかなと思いました。

 

・宿泊施設は清潔だが質素

私は宿泊施設は清潔であれば文句ないので全く問題ありませんでしたが、いつも豪華なホテルとかしか泊まらない方からすると至らない点などがあるかもしれません。今回はロッジに泊まりました。

また、自然の中なのでどうすることもできませんが、虫が多いです。部屋の中にも小さな羽虫が入ってきたりしますが、そういうのが気になる方は向いていないかもしれません。

 

 

 

いかがだったでしょうか?お役に立てましたら嬉しいです。

気になることやお聞きしたいことがあればコメントお待ちしております!

 

本日はお疲れ様でした。明日も楽しみましょう!