おはようございます。
桑田十全です。
今年も残り10日になりましたね。
ふと年末の大掃除を今から少しずつ始めて、来年は気持ち良い年始を迎えようと思い始めたました(笑)
思い始めたら何事もすぐに実行する桑田ですが、腰が重くなるのは冬だから、、、
椅子に腰掛けて、本棚を見るとそこで目に入ったのは「存在と時間」
「未来が過去を決定し現在を生成する」
20世紀を代表する哲学者、マルティン・ハイデガーの主著「存在と時間」書かれている言葉です。
「存在と時間」は哲学の部類では存在論ですが、簡単にいうと存在は時間性に紐付いているという捉え方です。
時間性とは、時間経過と共に生まれる、歴史性や民族性、社会性や、それらによって形成される道徳、思想、価値観を含んだものです。
それらが存在にぺったりと張り付くんだという主張です。
さらに存在をいくつかに分けて、人間のことを現存在と難しい言い方で呼んでます。
当然、人間(現存在)も時間性に紐付いている訳です。
つまり人間は外的(時間性)な価値観に強く影響を受けると。
社会が文化的に成熟すればする程、自分自身にある無限の可能性と、社会が必要とする有用性との間で生じたズレを、修正する機会(怒りや攻撃性)を抑圧せざるを得ない。
若者が起こす犯罪の背景には、いや若者だけでなく、評判の良い人の起こす犯罪の背景には、そんな状況があるのでは?
しかし、男ハイデガーは解決策を暴力ではなく、未来を創ることで問題の解決を託した。
その言葉が
「未来が過去を決定し現在を生成する」
自分が描ける最良の未来を想像して下さい。
自分の好きなことを、10個でも20個でも50個でも100個でも、ノートに書き出してください。
自己限定を外し、自分自身の潜在的可能性を解放させる。
そのことが、今の私たちを鮮やかに浮き上がらせてくれる、最初の一歩だと桑田は信じてます。
「未来が過去を決定し現在を生成する」
今までの私たちを慰め、さらに勇気づけてくれるでしょう。
まずは、桑田は部屋掃除を始めます(笑)
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