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白楽雲です。またまた、娘の代わりに御説明します。
地球は、北極をS極、南極をN極とした磁石なんです。だから、方位磁石のN極がS極である北極を指すのです。地球は南北に走る磁界に包まれていると言えます。
渡り鳥やウミガメが地磁気を利用して旅をすると言う事は御存じでしょう。動物は多かれ少なかれ地磁気の影響を受けているのです。人間も例外ではないのですよ。
動物の多くが頭を北にして眠るのだそうです。特に野生動物に顕著に表れる様ですね。但し、私は生物学者ではないので、実際に検証した訳ではありません。間違っていたらごめんなさいね。
家畜やペットの場合、必ずしも通用するとは限らない様ですが、ペットを飼っている方は、ペットちゃんを1人にして、どちらに頭を向けて横になるのかを観察してみては如何でしょう。
磁界と垂直に導体(電気を通す物体)を動かすと電気が流れます。人間の身体は電気を通しますし、頭から足にかけて太い血管が走ってますね。その中を電解質の血液(導体)が絶えず移動しています。
モーターに電流を流すと回ります。その逆に、モーターを回すと電流が流れます(モーター=発電機)。原理はこれと同じです。
もし東西方向に頭と足を置いて寝たとすると、磁界に垂直となり、僅かな電流が流れる事になるのです。磁界と血流によって生じた電流が、神経細胞を刺激して、睡眠に悪影響を与えるのです。
また、南に頭を向けると潮汐力の影響を受け易くなります。
結局、睡眠に一番良い寝方は北枕と言う事になるのですけど、「え~」と思った方は、試さないで下さい。間違った迷信に洗脳されてますので、悪夢を見るかも知れません。そうでない方はお試しあれ・・・。
お釈迦様は生前から北枕が睡眠に良いと言われ、入寂の時まで実践されていた様です。仏教で仏様(御遺体)を北枕に寝かせるのは、お釈迦様の様にさせてあげる為なのです。
本来は、有難い寝方なのですが、仏教を理解していない日本の仏教徒が死者と同じ寝方は縁起が悪いと勝手に決めつけ、迷信として永く言い伝えられてしまったんですね。
インドのカースト上位者は北枕で寝ます。にも拘らず、インド風水(ヴァ―ストゥ)では北枕禁止です。何故でしょう。カースト下位者向けに仕組まれた風水だからです。反乱防止って事でしょう。
つまり、王者(支配者)の寝方と言えるかも知れません。
起きている時、特に勉強や仕事に集中したい場合に取るべき姿勢もあります。古代風水を学んでいただいた一部の読者様は御存じですよね。実践していただいていますでしょうか。
上座・下座と言う考え方も、ここから派生したものです。現在では必ずしも古代風水の様になっていない場合もありますけどね。
ところで最近、地磁気が極端に減少して来ています。次回は地磁気の減少についてお話したいと思っております。
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