なぜ、今「方丈記」をもう一度読むべきなのか? | 【らくーん別邸】50歳から体調も運気もグイグイ回復

なぜ、今「方丈記」をもう一度読むべきなのか?

<過去記事>

縁起 空 無常

平成→令和へ

日本史から学ぶ

「覚悟」の話シリーズ

徒然草

 

癒し王ふじです。

今日は、「方丈記」から学びましょう!!

 

「方丈記」は、

鎌倉時代の随筆で、鴨長明が書いた

と皆さんも習ったと思います。

 

行く河の流れは絶えずして、

 しかも、もとの水にあらず~

 

有名な冒頭部分でガツーンと

インパクトある”名セリフ”を残していますので

 

覚えている方も多いと思います。

これは”仏教的無常観”を表現しています。

 

 

ではなぜ、鎌倉時代の「方丈記」を

今読む必要があるのか??

 

方丈記を通じて書かれている1つのテーマは、

自然災害が引き起こす無常観です。

 

平安時代末期から鎌倉時代にかけては

世の中が大変荒れた時代です。

 

地震や竜巻などの自然災害をはじめ

飢饉、火事なども起こりました。

「死」が身近だったのです。

 

自然と人間が共存する中で

自然が突然人間を襲うことが数多くあったのです。

無常観、仏教が支持された理由もわかります。

 

今までの日常が、明日もそのまま続くとは

限らないのです。

 

災いは、人間の気持ちとは関係なしに

必ず定期的に襲ってくるのです。

自然はそうなっているのです。

 

この書物は、

後世に貴重な教訓を残してくれています。

 

僕は以前から、

平安時代末期→鎌倉時代

平成→令和

いろんな意味で被ると考えています。

歴史は同じような周期サイクルを描きます。

 

歴史を振り返ると、

社会システム、時代の大きな転換点には

天災事変が多く発生しています。

 

 

そこで、生き抜くために必要なのは

心構えと想定力です。

 

心の持ち用とシミュレーション

「方丈記」を通じて

学ぶことができると考えています。

 

「方丈記」には、できれば

起こってほしくないこと、つまり

人生における負の経験

詰まっています。

 

それを予め頭に入れておき

真顔

腹を据えた覚悟と想定準備をする」

ということも大事だと思います。

 

人生には避けて通れない

降りかかるマイナスの経験も

実際多々あるものです。

 

 

僕は、鴨長明の”人間らしさ”が好きだな~

 

 

 

 

 

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