吉田兼好の「ツッコミ集」鎌倉時代のアルアル | 【らくーん別邸】蓬莱山チャンネル~1カ月で体調がグイグイ回復

吉田兼好の「ツッコミ集」鎌倉時代のアルアル

田兼好のツッコミが冴えわたる!!

243段にわたるアルアル集。

これって何?

おはゆーございます

癒し王ふじです

 

🎥音声バージョンはコチラから

※やや長いので食事でもしながらどうぞ👂

 再生速度を少し早めると良いかも知れませんちゅー

 

皆さんご存じ「徒然草

これが大変面白くて社会人が読んでも

大変勉強になります!

 

兼好法師は、30歳前後で出家し

俗世間から一人離れ

人間観察を行いその結果、

豊富な具体例を出しながら

 

それっておかしいよね

 

というツッコミをいれ、

ズバリ核心をつき、しかも的を得ている。

 

約700年前の鎌倉時代の「アルアル」が

今現在、令和時代の「アルアル」と結構かぶっている?

 

早速、僕なりの”現代的にアレンジした教訓”を

抜粋してご紹介してゆきます。

 

さあ、行きましょう!

※忙しい方は、教訓だけどうぞ~お読み下さい

 下矢印

11段

「神無月のころ」

教訓→性悪説はドン引きだ。信頼を遠ざける

 

12段

「おなじ心ならん人としめやかに物語して」

教訓→心通わない気を遣う飲み会は精神的に疲れるからやめてしまえ

 

15段

「いづくにもあれ」

教訓→旅はいいぞ、外の世界をみると今までの身の回りのものが違って見える

 

31段

「雪のおもしろう降りたりし朝」

教訓→雑談と心の余裕の大切さ

 

35段

「手のわろき人の」

教訓→下手を言い訳にするな。下手でもいいからチャレンジしている人の方が格好いい

 

36段

「久しくおとづれぬ比(ころ)」

教訓→キレて衝突するのではなく、こちらから折れる心の余裕の大切さ

 

38段

「名利(みょうり)に使はれて」

教訓→財産やコネを見せびらかし私利私欲に走る人は美しくない

 

51段

「亀山殿の御池(みいけ)に」

教訓→必要な時はその道の専門家を頼って意見を聞け

 

52段

「仁和寺(にんなじ)にある法師」

教訓→素人の思い込み、独断、知ったかぶり、スコトーマはダメだ

 

56段

「久しく隔たりて逢ひたる人の」

教訓→久々に会っても自分が一方的に話すのではなく穏やかに話かけるように話せ

 

58段

「道心あらば、住む所に しもよらじ」

教訓→環境が大事!環境を最適化せよ

 

59段

「大事を思ひたたん人は」

教訓→何かやろうと思ったらすぐやれ!それ以外は潔く捨てろ。スピーディーな決断を

   ※何をやらないかを決める!

 

68段

「筑紫(つくし)に なにがしの押領使(あふりやうし)」

教訓→地道に実績を継続して積み重ねることが結局のちのち身を助ける

 

73段

「世に伝ふる事、まことはあいなきにや」

教訓→うわさに振り回されてそれを信じちゃダメ。自分の目で確認できるものは確認する

 

78段

「今様の事どもの珍しきを」

教訓→内輪にしかわからない専門用語で内輪だけで盛り上がる愚かさ

 

82段

「うすものの表紙は」

教訓→何事も完璧というのは魅力がない。逆に余白ある未完成の方が伸びしろがある

 

86段

「惟継(これつぐ)中納言は」

教訓→肩書きなんかに頼るな!寺が燃えるようにそんなもん一瞬でなくなるぞ

 

92段

「或人、弓射る事を習ふに」

教訓→保険をかけるのではなく今目の前の1つの弓に全力を集中して結果をだせ

 

96段

「めなもみという草あり」

教訓→知識やトリビアをさりげなく回りの人に無料で教えてあげる余裕をもつ

 

98段

「尊きひじりの言ひ置きける事を書き付けて」

教訓→やろうか悩むことはやるな。やらないほうがいいと思うことをすると失敗する

 

101段

「或人、任大臣(にんだいじん)の節会(せちえ)の内弁(ないべん)を勤められけるに」

教訓→他人が困っている時に気配りで助けてあげる

 

106段

「高野証空(こうやしょうくう)上人、京へのぼりけるに」

教訓→かっとなった時、暴言をはかずにひと呼吸置く

 

109段

「高名(こうみょう)の木登りといひし をのこ」

教訓→失敗はリスクの高いところで起こるのではなく、

    安全なところで気が緩んで起きるもの。過ちは易き所になりて起こる!

 

110段

「双六の上手といひし人に」

教訓→勝利の秘訣は勝とうとしないで負けないようにする。これが真理!

   ※参考:兵法 「百戦百勝は善の善なる者に非ず」

 

113段

「四十にもあまりぬる人の、色めきたる方」

教訓→見栄をはらず自分に似つかわしく分相応で行こう

 

116段

「寺院の号、さらぬ万(よろず)の物にも」

教訓→ネーミングはシンプルでいい。見慣れた慣れ親しんだものでいい

 

117段

「友とするにわろき者」

教訓→友人選びは大事、いい人を友人とせよ(ギバー、ドクター、智者)

 

127段

「あらためて益なきこと」

教訓→無理に新しいことやって変えなくてよくて今まで通りでいいケースもある

 

150段

「能をつかんとする人」

教訓→下手なうちから上手な人の中に行って努力せよ。それでこそ一流になれる

 

157段

「筆を取れば物書かれ」

教訓→自分の傍ら・回りには良いモノを置け。人生も変わる

 

164段

「世の人あひ逢う時、暫くも黙止する事なし」

教訓→中身のない話なんてべらべらしゃべらない方がいい

 

167段

「一道に携わる人」

教訓→1つの道を本当に究めた人は自慢なんかしない。自分の不十分さを痛感している謙虚さもつ

 

170段

「さしたる事なくて人のがり行くは」

教訓→形だけわざわざ人に会いにいって中身のない話してもムダ

 

171段

「貝をおほふ人の、我が まへなるをば おきて」

教訓→遠くばかりみて近くの足元みてないとダメ、足元を固めよ

 

187段

「よろずの道の人」

教訓→素人に多いが好き放題やると失敗する。油断しないで注意深くやれ、型が大事

 

189段

「今日は、その事をなさんと思へど」

教訓→常に計画通りにいかないと受容する。想定外は常に起こる

 

208段

「経文(きょうもん)などの紐を結ふに」

教訓→めんどうな意味のないことはやらなくていい

 

211段

「よろずの事は頼むべからず」

教訓→他人をあてにするな期待するな依存するな!ムダに恨まないで済むぞ

 

221段

「建治・弘安の比(けんじこうあんのころ)は、祭の日の放免の付物(つきもの)に」

教訓→見栄にこだわって飾り物たくさんつけてるのは不格好だ

 

234段

「人のものを問いたるに」

教訓→曖昧な発言は悪!ムダな忖度を生むからやめろ

 

236段

「丹波に出雲といふ所あり」

教訓→盛りすぎ美化しすぎはダメ

 

241段

「望月のまどかなる事は」

教訓→目先だけみているとそれに囚われ本当に重要なことができない

    参考※緊急性はないけど重要性の高いことをやれ!

 

サーチ

以上、ざっと見てきましたが

鎌倉アルアル」は

令和アルアル」とかなりかぶっていると思いませんか?

結局、人間の本質というのは

約700年経っても変わっていないのです。

 

兼好法師が残してくれた

素晴らしい知恵(人生の処世術)を

今の「令和の時代」にいかしていきましょう!

 

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