温泉宿、温泉施設がこれから歩む3つの選択肢 | 【らくーん別邸】蓬莱山チャンネル~1カ月で体調がグイグイ回復

温泉宿、温泉施設がこれから歩む3つの選択肢

温泉ソムリエ、温泉指南役、温泉アドバイザーもやっております
癒し王ふじです

温泉宿や温泉施設が
今後、どういう道筋を辿るか?進むのか?

以下、
大きく3パターンにわかれるかと思います。

①リニューアル
 古い施設を一旦リニューアルし
 統一したコンセプトでキレイにする。
 HPや販促もキレイに整えて宣伝かける。
 一部は、近代化、高級化路線に転換も。

②あえて昔ながらのひなびた雰囲気を残して続投
 お湯、浴槽、建築や雰囲気に個性や伝統があるなら
 それを強みとして残して売りにする。
 建物は老朽化しても、それがレアで魅力とする
 ケースもある。浴槽にこびりついた析出物も
 残した方がいいと僕は個人的に思います。

③廃業
 跡継ぎがいなかったり、女将が高齢のため
 健康上の理由で廃業を選択するケースもある。


それぞれ注意点を補足しますと、
①は、経営上の理由を最優先した結果、
浴槽のお湯が犠牲になって死んでしまう
ケースもあるということ。

また、過剰な設備投資が重荷となり
経営に失敗するリスクもかかえる点。

②は、老朽化で修繕費がかさんでくるという点、
耐震対策も不十分。
跡継ぎがいなかったり、もし健康上の問題が発生した際
お宿をしめざるを得ないことになる可能性もあり。
先を考えて手を打っておくことが重要です。

具体例でいいますと、
毒沢鉱泉(温泉)というところがありますが、

そこには以前、3軒の温泉宿がありましたが、
現在は、上記3パターンにわかれて
2軒となりました。

どの道を選択するかは、
今持っているもの(いままで築いた資産や強み・魅力含む)を
どうやったら今後も最大限に活かせるか?


棚卸しをして、再検討してみる
のが第一かと思っています。

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