熱傷の範囲 《９の法則》
熱傷についてですが、
Ⅱ度とⅢ度が１５％を超えると
ショックに陥る可能性あり
注意が必要です。
Ⅱ度 水泡形成
と
Ⅲ度 皮膚全層凝固壊死
創面蒼白乾燥体液喪失
知っておきたい知識として
熱傷の範囲の概算の仕方で
”９の法則”があります。
＜９の法則＞
頭部 ９％
体幹全面 １８％
体幹後面 １８％
片腕 ９％×２ ※両腕なので２倍
片脚 １８％×２ ※同上
性器 １％
合計 １００％
熱度の範囲が１５％を超えるかどうか
が大変大きなポイントとなります。
超えたら緊急対処が必要です。
軽い熱傷（Ⅰ度）を
万が一してしまったら
早めの処置がなにより予後良好。
流水（冷水）で冷却が基本です。
