ブラック企業退治実践記 その3 | ブラック企業退治実践記

ブラック企業退治実践記

ご覧いただきありがとうございます。
ブラック企業を退職し、新たな生活をスタートした49歳のおじさんです。
弁護士には依頼せずに、労働基準監督署や裁判などを駆使して、
ブラック企業から未払残業代を回収します。
どうぞよろしくお願いいたします。

ブラック企業を退職したので、未払残業代を回収しようとしていますが

少し動きがあったので、報告いたします。
 

動きがあったのはこの1つです。

8.ブラック企業の弁護士から受任通知が届く

 

2/18に郵便受けにレターパックライトが入っており、

送り主は弁護士でした。

 

中身を確認したところ、2/16日付の受任通知で

・ブラック企業からの依頼を受けて本件の対応を行うことになったこと

・割増賃金の再計算後の金額の提示

・同意いただければ、完了に向けて同意書を作成する

という内容でした。

 

提示された金額はこちらの請求金額の半額にも満たない金額で、

しかも、内訳や計算式、時間単価なども一切記載されておらず、

当然、遅延損害金の記載も一切なし。

 

こちらでざっくりと逆算した結果、毎月定額残業代を支払っていた前提で時間単価を算出し、

定額残業の対象時間を超えた時間のみを対象にしているようです。

 

ブラック企業は今まで

・管理監督者なので、残業代は発生しないと言い続けてたし

・給与辞令には定額残業代 0円と明記してあるし

・給与明細には定額残業代や残業代の記載はない。


ブラック企業から「割増賃金の再計算と追加支給の連絡」が届いたときは

裁判で争う内容が無くならないかなーと心配したんですが

金額の乖離が大きすぎて、正直呆れました。

 

ちなみに個人の金銭問題や不動産問題、離婚や相続等が多い弁護士事務所のようですね。

担当者は弁護士8年目で、弁護士事務所の仕事の他に

弁護士会会務として法教育や大学の非常勤講師もしているようです。

 

訴状に代わる準備書面もほぼ完成したので

来週、東京地裁に提出に行きます。

 

-------------------------------------------------------------
 

今までに実施した内容はざっくりと以下の通りです。

1.労働基準監督署への申告

2.担当監督官と打合せ

3.担当監督官がブラック企業に臨検監督

4.担当監督官からブラック企業へ是正勧告

5.簡易裁判所にブラック企業に対する支払督促申立書を提出

6.ブラック企業から割増賃金の再計算と追加支給の連絡が届く

7.支払督促に対してブラック企業が異議申し立て

8.ブラック企業の弁護士から受任通知が届く

裁判が終わり判決が出たら、資料や実施内容の詳細も載せる予定です。