ブラック企業退治実践記 その4 | ブラック企業退治実践記

ブラック企業退治実践記

ご覧いただきありがとうございます。
ブラック企業を退職し、新たな生活をスタートした49歳のおじさんです。
弁護士には依頼せずに、労働基準監督署や裁判などを駆使して、
ブラック企業から未払残業代を回収します。
どうぞよろしくお願いいたします。

ブラック企業を退職したので、未払残業代を回収しようとしていますが

少し動きがあったので、報告いたします。
 

動きがあったのはこの1つです。

 

9.訴状に代わる準備書面の提出


2/24に訴状に代わる準備書面を東京地裁に提出してきました。

後で知ったのですが、2/24は一粒万倍日でしたWW

良い日に提出できてよかったニコニコ

 

2/18に弁護士から受任通知を受け取って

提示金額が少なかったので弁護士にメールしたところ

 

 ・それまでの基本給と固定残業代をまとめて、「基本給」とした。

 ・更に昇給させるという措置をとってきた。

 ・遡って復活する(そもそも統合されていなかった)と解釈した。

 

と言った内容の回答が担当弁護士からありました。

 

いやいや、それならなぜ基本給が減ってるんですかと思い、

 

 ・給与辞令に定額残業代0円と明記されている。

 ・給与明細に定額残業代が記載されていない。

 ・基本給と固定残業代をまとめたのに、基本給が昇進前の基本給より少ない。

 

といった内容を記載して返信したところ


 ・基本給部分だけでなく、固定残業代相当額も増加している。

 ・減収は生じていないと思われます。

 

と言った内容の回答が担当弁護士からありました。

想定していない内容だったからか、少しイライラした印象の文面でした。


で、ご理解頂くために昇進前後の具体的な給与の内訳を記載して返信したところ

 

 ・固定残業代20時間分含まれているかは、この件と直接の関係はありません。

 ・当方の提案についてご検討いただけますでしょうか。

 

と言った内容の回答が訴状提出後に送られてきました。

 

 ・「固定残業代20時間分が含まれているか」は重要な争点ですよね。

 ・検討と言われても・・・

  事前に2/24に訴状を提出することは伝えていたので、

  何かしら返信があると思い受付終了の30分前まで提出を待ったのですが・・・

  訴状受付終了時刻を過ぎてから返信してきても手遅れです。

  すでに訴状に代わる準備書面は提出済ですからね。

 

話は変わりますが、せっかく、東京地裁に行ったので、裁判を傍聴してきました。

 

裁判はすごく淡々と処理される感じですね。
30分もかからずに4つの裁判が終わりました。
 

原告も被告も代理人なので、裁判官から質問されても

 「本人に確認します」

とか

 「まだ調査中です」

って言うくらいで

 

あとは次回の日程調整して終了って感じです。

 

ドラマみたいに白熱バトルって感じじゃないんですね(笑)


こんなやり取りでまた1ヶ月後とか1ヶ月半後に集まるから裁判は長期化するんですね。

 

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今までに実施した内容はざっくりと以下の通りです。

1.労働基準監督署への申告

2.担当監督官と打合せ

3.担当監督官がブラック企業に臨検監督

4.担当監督官からブラック企業へ是正勧告

5.簡易裁判所にブラック企業に対する支払督促申立書を提出

6.ブラック企業から割増賃金の再計算と追加支給の連絡が届く

7.支払督促に対してブラック企業が異議申し立て

8.ブラック企業の弁護士から受任通知が届く

 

9.訴状に代わる準備書面の提出

裁判が終わり判決が出たら、資料や実施内容の詳細も載せる予定です。