第29話 ここも違うの?【普通】の基準が私達を輪に入れてくれない ~私と凸凹ちゃんとの3年半~ | いわさきあや 発達凸凹ちゃんママの≪自分時間≫を作る整理収納アドバイザー

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それが私の片付けです♡

 

前回の話はコチラ

 

子ども同士触れ合うことで

得られる経験は

大人からは想像もつかないくらい

多くのモノが得られるんだとは思います。

できるなら、たくさん触れ合わせてあげられたらいいんだとは思います。

 

 

でも、

それが故に

お母さん自身が苦しくなるくらいなら

子どものための我慢を減らしてしまっていいと思うんです。

 

 

そんな中

子育て支援事業を行うNPO法人の講座にも

積極的に参加していました。

 

 

ママのための心理学講座

とか

ママのための防災講座

とか

ピラティス教室なんかもありました。

 

 

ワンオペ育児真っ只中の私が参加できていた理由は

ずばり

託児ができたから。

 

 

これこそ

普段できないこと、ですよね。

 

 

子どもを預けて学ぶ、

ホントに贅沢な時間だと思います。

 

 

家で、密室で

子どもたちと私だけになりたくない

とずっと思っていた私にとっては

渡りに船といった催しで

 

 

おそらく

ほとんど毎回参加していたと思います。

 

この頃です。

 

この、NPO法人の代表との出会いが

私と娘の進む道の道しるべとなったと言ってもいいでしょう。

 

 

多くのお母さんや子どもを見てきた代表に

とある会を紹介されたんです。

 

 

それが

発達障害やグレーゾーンの子が

レクレーションをして

お母さん同士はその間交流する

という趣旨の会でした。

 

 

娘ちゃん、こんなんもあるの、行ってみたらどうかなと思って。

 

 

という感じでご紹介を受けたんです。

 

 

この時の私の思いは

 

あぁ。そっか。やっぱりそう思うんや。

っていう妙な納得感と

 

うちの子はそんな風に見えてたか

っていう残念な気持ちと

 

そんなん言わんといてよ!

っていう反発心が

 

ない交ぜになった

ややこしい思いでした。

 

 

まぁまぁなネガティブ具合ですよね。

 

 

この頃は

子どもの凸凹なんてみんなこんなもんやと思いながら

困り感も割とけっこうあるんやよな

だからって障害って言うほどのもん?

と困りながら認められないような気持ちで

だいぶ心が揺れ動いていた時期でした。

 

 

まあでも紹介されたから1回行ってみよかと

予約して行ってみたんです。

 

 

初めて参加したときは

子どもを遊ばせてくれて

似たような境遇のお母さんと交流できてありがたい会やな

と思ったんです。

 

 

が。

2回目に参加した、

会のOBさんに幼稚園の事などを質問できる回で

OBさんの言葉に大ダメージを食らったんです。

 

 

何を言われたのか?というとですね。

 

 

この子、フツーやよね。

 

 

と一言言われたんです。

 

 

 

ここに来る必要のある子じゃないやろ?

みたいな空気を出して。

 

 

普通

という単語を使うことで

またここでも疎外される感覚でした。

 

 

 

 

この発言をされたお母さんは

自閉症スペクトラムのお子さんと

発達グレーゾーンのお子さんがいらっしゃる方で

 

 

その方からしたら

娘の様子も困り感も

大したことなく映ったのかもしれません。

 

 

ただ。

この時の私は

 

 

普通と言われる定型発達の子の集団では

トラブルメーカーというレッテルの下で

周りからは白い目で見られ

子育ての悩みや日常の出来事を気軽に話すこともできない

という辛い思いをしていて

 

 

やっと、

安心して交流できる場に巡り合えたと思ったところで

ココじゃない、とぶった切られ

 

 

じゃあ私はどこに行けばいいの?

どこなら私の話は聞いてもらえるの?

誰となら交流できるの?

 

 

・・・もしかして。私。

困ってるって言ったらアカンのかも。

 

 

こんな風に

めちゃくちゃ落ち込み

傷付き

自分をさらに追い込んでしまいました。

 

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