楽食厨房だより~料理教室とわが家の食卓 -257ページ目
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作業台

作業台が届きました。

作業台選びは、料理教室を始める準備の中でも、とても大事なことのひとつだと思っていたので、いろいろ見て、ずいぶん考えて決めました。

調理スペース全体の広さに合わせて動線がきれいに作れること、そして使いやすいことを考えて選んだのがこれです。

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業務用のシンプルなオールステンレスの作業台。

天板の下には棚が2段あって、上段は調理器具を置くのでスノコ板に、下段はオーブンを置くのでベタ板にしました。

候補の中には、収納部分が多目的に使えるように作られているものや、アンティークデザインのステキなものなどもあって本当に迷ったのですが、最後はやっぱり料理教室のメインテーマである「調理」の過程がストレスなく進められるものがいちばん、と思いいたりました。

ここで下ごしらえをしたり、盛り付けをしたり、パンをこねたりします。シンクとコンロ、食器棚との間のスペースと、その間を行き来する動線が適度にとれるサイズを、ということで、1200×600×800のものを選びました。
ふたり向かい合って作業することができるので、一度に3~4人で使うことができると思います。

業務用なのでとても頑丈。耐荷重量が250kgあるので、力いっぱいパンをこねることもできますし、棚に大型オーブンを置いても平気です。

これからいっぱい活躍してくれる作業台。
これがキッチンに入ったとたんに、一気に教室らしくなった気が。
ここから、いよいよ本格的な準備が始まります。うれしい気持ちが、盛り上がってきます。

「いぶしぎん」でスモーク

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ちょっと悩んだけれど、やっぱり欲しくて購入した、燻製用土鍋「いぶしぎん」でスモーク作り。
土鍋といっても、燻製用の特殊な作りになっているので煙も匂いもほとんど出ず、キッチンのガスコンロで燻製ができます。

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土鍋の底にチップを置き、網の上に食材を置きます。
網は大小ついているので、2段セットできます。
使ったチップはサクラ。

網の上に乗っているのはサーモンとチーズで、下段には鶏肉を。

いぶしぎん初登場のメニューでしたが、食材の仕込みがちょっと甘かったようで、お味はいまひとつでした・・・。
直火ではないので“燻製の香りの蒸し焼き”、といったところ。
その分、食材の仕込みはアウトドアでする燻製よりもしっかりとする必要があるようです。
気軽に燻製を楽しむ域になるまで、もうちょっと研究、です。

料理教室では、こういう珍しい調理器具の試用をしつつ、試食のお楽しみも添えられれば、と考えています。
用途が限られる調理器具は、欲しくてもちょっと悩んでしまうと思うので、そういったものを教室で試す機会が提供できれば、と。

ちなみに、この「いぶしぎん」は立派な土鍋なのですが、一度燻製に使うとしっかり匂いがついてしまうので、他のお料理への転用は無理そうです。
持つ人のライフスタイルに合うならいいお買いもの、というところでしょうか。

料理教室をひらこう。

料理教室をひらこう。

昨日の朝、でかける電車の中でふと思いつき、そのまますんなり心が決まりました。
心が決まったとたんに、わたしが創る料理教室が見えました。
集まる人の顔もぼんやりだけど、見えました。その料理教室から生まれるストーリーも次々と思い浮かびました。
その日の帰り道、料理教室のアイデアの元になりそうな本をどっさりと買い込みました。親しい人に会うたびに、料理教室の話をしました。
できるイメージが猛スピードで育ってきました。

ぜんぶがこれから。
いまあるアイデアはこれからまだまだふくらむだろうし、アクシデントだって起こるだろう、と思う。それごとぜんぶ楽しんで、わたしの料理教室を創りたいと思うから、これから進む一歩一歩を、書き綴っておこう、と思います。

わたしの料理教室にきてくださる未来のお客さまに、この料理教室がどうやってできあがったのかを知っていただけたら、と思うし、人に伝えることで、わたしの料理教室が、もっとたくさんの「誰か」のものにもなれたらいいな、と思うから。

思い立ったら吉日。
これから、まずは料理教室のOPENまで、楽しんでいきたいと思います。
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