先週末は拙著の出版記念パーティでした。
今回は東京湾クルージング
お船の中でフレンチフルコース
ビュースポットの羽田空港沖ではデッキに上がってみんなで飛行機を鑑賞
お天気に恵まれてとても晴れやかで華やかな会となりました。
片付けというとどうしても「捨てる」「苦しい」というネガティブなイメージがつきまといますが、
片付けが終わった後は不思議なことに「捨ててしまった」というようなどんよりしたものではなく、この青空のような爽やかな気持ちになれます。
片付けをする上ではもちろん切り離せないのは
ものを整理すること、つまり不要なものを手放す、
バッサリ行ってしまえば「捨てる」という心が痛む作業です。
明らかに壊れている、汚れている、使えないものはバッサリ処分できますが、まだ使えるものを捨てるというのは誰でも抵抗があることです。
だけど家の中から物量を減らさないとなかなか片付けが進まないというのもまた事実。
10年前にものを捨てまくって心を痛めまくった結果、わが家はものが少ない家となりました。
いかにものを気持ちよく手放すか、試行錯誤の中出会ったのが古着deワクチン
この袋(Tシャツなら約100枚)、冬のコートなどが入っても約50着程度の洋服を入れることができますし、バッグや靴、ランドセルなども入れることができます。
古着deワクチンの通り、この寄付キットを購入することで途上国の子どもたち5本分のポリオワクチンの寄付となります。
またこのキットの発送作業は日本国内の障害者施設が担っており、障害者の方の自立支援、
また輸出先のカンボジアではこれらを販売するという雇用&自立を生み出しています。
(昨今怪しい回収業者も多いですが、こちらは実際に見学に行って「ちゃんと」使われていることを確認しています。)
自分の不要なもの、自分が手放したものがただゴミになるのではなく誰かの役に立てるというのは気持ちよく手放せますよね。
購入には3300円(送料等込み)かかりますが、「クローゼットを片付けよう」と思ったら、まずキットを取り寄せて玄関にセット。
(袋が大きくて重いので玄関で詰め込むのがおすすめ)
そして佐川急便に集荷の申し込みをする。
こうすることで「集荷が来る前にやっちゃおう!」と締め切り効果が生まれます。
どうせなら袋をいっぱいにしよう!という気持ちも片付けを後押ししてくれます。
自治体の衣類回収や、状態のいいものであればメルカリなどで売るという方法もなくはないけれど、回収日が2ヶ月先だったりするとそのまま自宅にずーっと保管しておかないといけないし、
メルカリは出品も計測したり写真を撮ったりするのが地味に面倒ですし、売れるまで自宅から出て行かないというデメリットもあります。
片付けたい!と思ったらさっさと自宅からものを出してしまうことが成功の秘訣です。
2024年4月25日発売の2冊目となる拙著では
1000件以上のおうちの引き出しの中まで見てきた私が感じたお金が貯まる家と貯まらない違い、そしてすぐに実践できるお金が貯まる片付けをまとめています。
その中でも好評なのが手放し先リスト
よかったら参考にしてくださいね。
下村志保美(しもむらしほみ)
PRECIOUS DAYS主宰
1968年愛媛県生まれ。東京都江東区在住。
2014年より片づけのプロとして活動。
部屋をきれいにする片づけではなくお客様ご自身が片づいた部屋を維持できる整理収納サポートを提供しています。「自分で片づけられる」それは自分に自信につながり肯定感をあげることにも繋がります。
著書:片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方(三笠書房)