昨日は早朝から四国の実家に帰省。
今回の目的は着物類の整理です。
私が結婚した時、夫の母が茶道の先生ということもありお茶会に行くこともあって、母がかなり揃えてくれていました。
が、横浜で結婚生活をスタートさせると、着物を置いておく場所もなく、また着る機会もなく、そもそも着たとしてもその後のお手入れを自分でやる自信もなく・・・ってことでほとんど着る機会がなく、親不孝しているな、と思っています。
母と一緒に着物を見直し
まだしつけがついたままの着物類もたくさんありましたが・・・・
もう着ないな、と思うものは着物deお針子に寄付することに
大量のたとう紙。
小物類、草履、なども詰め込んで
さよならすることに。
振袖や色留袖など本当に本当に厳選した桐箱一つ分、残しました。
着物の価値って買う直前と買った瞬間が一番高価で、そのあとは自分の中での価値は上がったとしても世の中的な価値は下がってしまうもの。
「いいもの」だとしても中古での価格はとても残念なものになりますよね。
「いいもの」だとしても買った時の値段で売ることもできないし、持っていたとしても着なければどんどん状態が悪くなる一方。
それならば、誰かの役に立てることができればいいかなと思います。
私たちの着物が誰かの仕事になり、誰かの喜びにつながりますように。
下村志保美(しもむらしほみ)
PRECIOUS DAYS主宰
1968年愛媛県生まれ。東京都江東区在住。
2014年より片づけのプロとして活動。
部屋をきれいにする片づけではなくお客様ご自身が片づいた部屋を維持できる整理収納サポートを提供しています。「自分で片づけられる」それは自分に自信につながり肯定感をあげることにも繋がります。
著書:片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方(三笠書房)