【新刊・解説1】『らくらくピアノ Step.1、Step.2』すぐに弾ける「感動の音楽」/発売! | 大人ピアノ指導のプロ:光畑浩美オフィシャルブログ

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大人ピアノ初心者・大人ピアノ指導者を専門に「憧れのピアノを楽しみたい!」のニーズに応える 一般社団法人 全日本らくらくピアノ協会 創始者・代表理事 光畑浩美のブログです。

おかげさまで『らくらくピアノ』シリーズ 15万部突破!

これも一重に、皆様方からのお力添えの賜物と心より感謝申し上げます。

 

今回は、新刊についてご紹介いたします!

 

らくらくピアノ【ステップ1】すぐに弾ける「感動の音楽」/特許庁登録[実用新案登録]大人向け教本/剥がせる鍵盤シールつき

著者:光畑 浩美

 

 

■新刊の特徴は?

1.  個人で(独学で)ステップUPできる内容となっています。

 

「らくらくピアノ」は、実際のレッスン現場で必要となり考案された独自メソッドですが、これまでの『らくらくピアノ』テキストは、講座でステップUPしたい方向けの内容でした。

講座は複数名が集まって実施されますから、演奏レベルに各自差があっても、ある程度は対応できるようにする必要があり、「1冊のテキストに、簡単に弾ける曲から少し難易度が高い曲までが、ギュッと濃縮されている」内容となっていました。

 

今回の新刊は、個人レッスンで(または独学で)ステップUPできる内容となっています。理由は、コロナ禍を経て、「自分らしいライフスタイルを楽しむ方が、圧倒的に増えた」からです。

個人レッスンまたは独学で学べるように、ゆるやかなステップで進むことが出来ますから、かなり気軽に楽しめる感じですね。しかも最初は、「右手メロディーのみ」の曲で、続いて「左手は一本指での伴奏」であるなど、かなりシンプルなステップ・アップとなっています。

 

 

 

2. 心が穏やかに楽しくなる名曲ばかりをセレクト!

 

インターネットの普及により、私たちの情報量は、この20年で2万倍となっていると言われています。ニュースや広告などを通して、あまりにも目まぐるしく変化する激動の時代。多くの人々が今後への漠然とした不安や孤独感を感じている傾向にありますが、こんな時だからこそ、「生きる力に繋がる本物の音楽」が必要であると感じています。

 

今回の新刊は、心が明るく穏やかになる名曲ばかりをセレクトしており、演奏されている方は勿論、周りで演奏をお聴きになっている方々も、一緒に心地良くなるよう曲を厳選しています。

 

中でも特にお薦めしたい曲は、Step.1掲載の「永遠なる愛(W.A.モーツァルト作曲)」、Step.2掲載の「乙女の願い(F.ショパン作曲)」と「君を愛す Ich liebe dich(L.v.ベートーヴェン作曲)」です。これらの曲は、極めてシンプルでありながら、愛情が溢れており、時代を超えて受け継がれる名曲と言えますが、簡単に弾ける楽譜としては極めて珍しいものとなっています。是非、初心者の方もお楽しみくださいませ・・!

 

 

 

3. 特許庁登録(実用新案第3203824号)を明記しています

 

表紙の一番上に「特許庁登録」とロゴマークが掲載されていますね。3ページ目にも、その内容の詳細が記載されており、QRコードからリンクへ移動しますと、特許庁の実用新案登録証」とともに「IPP国際特許事務所 弁理士 松下昌弘 先生からの論評」をご覧いただけるようになっています。

 

『らくらくピアノ』には、「初心者向けの楽譜」として、文字の大きさ・濃さ・配置・ページ構成に至るまで、1mm単位で計算し尽くされた独自の工夫があるからです。

 

【右手】例えば右手メロディの指番号。通常は、ト音記号の「音符の上」に記載されることが多いのですが、『らくらくピアノ』楽譜は、ト音記号の「音符の下」すなわち「カナと一緒に見える位置」に指番号を記載しています。理由は、初心者にとって断然見やすいからです。さらに指番号は通常、「小さな文字で明朝体」である場合が多いのですが、『らくらくピアノ』楽譜は、「大きめの文字で太ゴシック体」となっています。初心者が手元の鍵盤を見た後、さっと楽譜に目を移した時に最も見やすい書体は、太ゴシック体であるからです。

 

【左手】左手の伴奏部分の文字にも注目です。実は、左手伴奏のカナ文字を少し薄く表示してあります。理由は、右手の音(カナ)と左手の音(カナ)を、きちんと認識できるようにするためです。例えば、メロディが「ド」の音で、伴奏が「ミ」である場合、初心者は鍵盤を見ると直ぐに忘れてしまい、「どちらがミの音だったかしら?右手?それとも左手?」という風に、混乱してしまう場合が多いです。しかし、左手伴奏のカナ文字を少し薄く表示してあげると、不思議なことに右手と左手の混乱が激減するのです。(文字が濃すぎても、薄すぎても混乱する場合が多い。)これらは全て、現場の実績から裏付けられたものとなっています。

 

勿論、独自の工夫はその他にも随所にあります。

全て、初心者が「気軽にピアノを楽しめるように」なるための工夫です。

 

 

次回の記事では、「学習の流れ」について具体的に解説します!