【新刊・解説2】『らくらくピアノ Step.1、Step.2』すぐに弾ける「感動の音楽」/発売! | 大人ピアノ指導のプロ:光畑浩美オフィシャルブログ

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大人ピアノ初心者・大人ピアノ指導者を専門に「憧れのピアノを楽しみたい!」のニーズに応える 一般社団法人 全日本らくらくピアノ協会 創始者・代表理事 光畑浩美のブログです。

らくらくピアノ【ステップ1】【ステップ2】すぐに弾ける「感動の音楽」特許庁登録[実用新案登録]大人向け教本/剥がせる鍵盤シール付き

 

 

 

 

今回は、この新刊に関する「学習の流れ」について、具体的に解説します!

 

 

1.  初心者にお薦め「けんばんシール」

 

全くの初心者は、「鍵盤に触れる」だけでも大変な思いをします。

これって、スケートと同じ感覚ですね。

 

テレビを見ていると「あんな風に、美しくスケートを楽しむことが出来たら・・」と憧れを抱きますが、いざ自分がスケートを始めてみると、「慣れないスケート靴を履いて、転ばないように進むだけでも必死!」という感じになりますね。

 

ピアノも同じです。「あんな風に、ピアノが演奏出来たら・・」と憧れを抱きますが、実際に鍵盤に触れると音が出ます。その途端に「恥ずかしい!」「鍵盤が重い」「音が間違っているかも知れない」という想いがぐるぐる回って、正直、ピアノを楽しむどころではありません。笑

 

少し慣れた人であれば、「右手のメロディーはスラスラ弾ける」と思われることでしょう。

しかし、左手の伴奏は、結構大変です。曲には、様々なコード(和音)が出てきますから、上達には、それなりの時間が必要となってきます。

 

その時間をグッと縮めて、素早く上達に導いてくれるのが「けんばんシール」です!

テキスト付属の「けんばんシール」は、取り外せるタイプとなっていますから、躊躇なく鍵盤に貼ることをお薦めします。

 

「けんばんシール」を貼る位置は、下記の画像をご参考になってください。この位置よりも上の場所(鍵盤の奥側)に貼ってしまうと、シールと指の位置を確認するのに毎回時間がかかってしまいますから、かなり上達が遅くなってしまいます。逆に、この位置よりも下の場所(鍵盤の手前側)に貼ってしまうと、自分の指の真下に「けんばんシール」があることになりますから、これもまた弾きにくくなります。「大人になってから、けんばんシールなんて・・」と思われるかも知れませんが、「急がば回れ」の原則です。最速で上達を目指す方は、是非、テキスト付属の「けんばんシール」をご活用くださいませ。

 

 

 

2.  模範ピアノ演奏の無料動画をチェック!

 

テキストをご覧いただきますと、曲名の右側にQ Rコードがあります。曲を弾く前に、先ずは「模範ピアノ演奏の無料動画をチェック!」することをお薦めします。(インターネットのWi-Fi環境が整っている場所にてご視聴くださいませ)

 

「どのような曲であるのか」「音の拍数は?」「曲の速さは?」など、いろいろな点で参考になるかと思いますが、最もチェックしていただきたいのは、「その曲の雰囲気」です。目を凝らして動画を見つめるのではなく、出来れば「心をリラックスさせて、魂で感じるように」ご視聴ください。そうしますと、音楽の本質的な美しさを学ぶことが出来ますし、ご自身の演奏がより一層伸びやかなものとなります。

 

「一曲ずつ再生するのは大変」と思われる方は、是非、下記LINEをご登録なさってみてくださいね。本テキスト掲載の模範ピアノ演奏を、連続再生してご視聴いただけるようになっています。

 

 

模範ピアノ演奏: 山﨑 江美 先生、スタジオ録音:株式会社 ベースオントップ 宮崎 耕治 様

 

 

3.  右手のメロディは、「丸印」で指を移動。

 

鍵盤は沢山ありますが、私達の指は、5本しかありません。笑

綺麗なメロディを弾くには、指を上手に移動させながら演奏をする必要があるのですが、「指番号通りに弾く」というのは、結構ハードルが高いものです。

 

私も幼い頃、厳しいピアノの先生に注意され、「ここの運指を気をつけなさい!」と言われながら、何度も楽譜にグルグルと丸印をつけられました。実は私・・丸印を書き込まれるのは、結構苦手でして・・。正しく注意されているのですが、なんだか警察官から注意を受けているような・・そんな気持ちになりました。

 

でも『らくらくピアノ』の楽譜は、大丈夫です!

既に、指移動の場所に「丸印」が記載されています。

 

多くの人が弾き間違えてしまうのは、この「丸印」の箇所です。

丸印の場所まで来たら、ゆっくりと音と指番号を確認してみてくださいね!

 

 

 

4.  左手は、「パターン化された伴奏」だから安心!

 

子供とは異なり、大人の指は少し硬いです。

人によっても差がありますが、70代になってきますと、4番と5番の指(薬指と小指)の動きが難しくなり、独立した指運動は結構ハードルが高くなります。

 

例えば「ド・ミ・ソ」(Cの和音)。

この和音を弾くには、「5・3・1」(小指・中指・親指)で弾かなければならないのですが、大人の指は、4番(薬指)が上がりませんから、結構大変です。笑

 

一般の楽譜は、左手の伴奏が、かなり難しく変化します。

右手メロディーだけでも、初心者にとっては大変ですから、左手の伴奏が難しいと、それだけで「もう嫌だ」と、挫けてしまう人が多いのです。

 

『らくらくピアノ』は、初心者向けに「伴奏がパターン化」されています。

例えば、「5・3・1」の指で(和音で)、最初から最後まで曲が弾けるなど・・。

とにかく、非常に単純な動きとなっていますから、どうぞご安心を。

 

 

 

5. 『主な作曲家と音楽史』を知って、音楽の幅を広げよう!

 

『らくらくピアノ Step.1』の後半ページには、『主な作曲家と音楽史」というページがあります。曲を次から次へと弾きこなして、「はい、テキスト終了〜っ!」という方が多いのですが、時には少し立ち止まって、作曲家のことを学んでみませんか?

 

例えば、モーツァルトやベートーヴェンの時代。

日本では、何時代になるかご存知でしょうか。

 

→答え:江戸時代です。

 

モーツァルトは非常に沢山、作曲をしていますが、何歳で、この世を去ったのでしょうか。

 

→答え:35歳の若さで亡くなりました。

 

ほんのちょっと知るだけでも、音楽の幅が広がりますね。

ちなみに作曲家の肖像画は、最新のAI技術で、より鮮明な画像となっています。

その点も楽しみながら、宜しかったらご活用くださいね。

 

 

 

皆様にとって、音楽が心の素晴らしい糧となりますように・・!

 

 

心より愛と感謝を込めて・・!

 

一般社団法人 全日本らくらくピアノ協会

創始者・代表理事  光畑 浩美