【楽爺夜話…233】本質を知らない

【両建てのメリットとモチベーションの関係　④　】

モチベーションを低下させずに、
平常心を保って心が固まってしまうリスクを減らす方法は、
片張りをできる限り避けることです。

例えば、片張りの0-10でやっていた銘柄が

ど～んと半値に下げて、
1000万円の資金が500万円になってしまったとしましょう。

大抵の人は、資金が半分になってしまえば、
もうそれでやる気を無くして絶望することになります。
信用二階建てなどをしていたら、

資金の全てが無くなります。

相場が大きく下げた場合でも、

売り屋の買い戻しが有るので、
後で少しは戻していきます。

半値戻しはよくあります。

でも、半分まで下げて固まってしまえば、
半値戻しになっても、蛇に睨まれた蛙のように動けず、
せっかくの逃げ道も有効に活かせないままになります。

実は、相場の世界では、
本に書いてあることやブログに載っていることは、
大事なことの全てではないんですね。

だいたい、相場をしていて利益を出していたら、
著作料や講演料など大したことは無いので、
本を書いたり、講演したりする必要は無いですよね。

年に１億円も稼いでいたら本は面倒だから出さないし、
セミナーをして収入を得る必要も無いですから、
そういう人達は、本質を知らない場合が多いと思います。

本には書いていないこと。セミナーで言わないこと。
例えば、1-1の建玉法やサヤ取りの方法などは、
セミナーではロング＆ショートって呼ばれて話されています。

でも、割高なものを売って、割安なものを買うって話だと、
もうその時点で、そうじゃないのになーって思ってしまいます。
本当のサヤ取りの本質っていうのは、そうでは無いんです。

だって、割高な銘柄というのはより上げていくし、
割安なものは安い理由が有るので、より下げていきます。
実態とは違った話になっている場合が多いんです。

長くなるので、この続きはまた明日。

　　　　　　　　　　　　　楽爺