彼は悩んでおりました。
彼は大いに悩んでおりました。
私が最近ハマっているもの何かある？と質問した時です。
彼は回答に20分を要しました。
しかし答えは出ませんでした。
答えが出なかった時の彼の顔は忘れられません。
このままではつまらない大人になってしまう、といった悲哀と焦燥の表情に胸を打たれました。
質問後20分間の考察ののち、10分間の放心が彼を包みました。
目の光が乏しくなり、遠くを見ていたのです。
その顔もまた哀愁と感傷を体現しているような表情でありました。
岳野くんにこの場をお借りしてひとつ伝えたい。
趣味は作るものではなくできるものだと。
作られた趣味などは長続きせず、趣味作りが趣味になってしまう愚行の一端になり兼ねることを。
恋に恋する乙女の様になってしまうことを。
そしてそんなので出来上がった趣味は趣味ではなく、Like a hobbyでしかないことを。
どうか自然の流れで、興味の持ったものが趣味に昇華されて欲しい。
そしてもうひとつ伝えなければならないことがある。
きっと彼はここまで深く趣味について考えていない。
それでいい。
むしろそれがいい。
いつも通り過ごす日常の中で生じる、
興味の激流に素直に反応して欲しい。
そして興味の激流が来ないのであれば、
果報のように寝て待ってたら良いんだということもお伝えしたい。
趣味とはある種の出逢いである。
はい。あんまり岳野関係なかったです。
趣味について、夏目漱石のこころ風に綴ってみました。
そんな岳野インストラクターは、生粋の動物好きだと思うので、ハリネズミかウサギ飼ったら良いんじゃないかなと個人的に思っています。
母性にあふれる瞬間がよく目に映るので。
何かをあやすことに非常に長けてるなと私は思っております。
本日は、大阪を離れる私から、岳野へ送る、そんなメッセージブログでした。
母性にあふれ、良い意味でバカにもなれる、
岳野インストラクターは、明日も楽ミントン大阪中津店で皆様をお待ちしております。
それでは。
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