ちょっと時間とりましたが、去年の振り返り、後半戦です。 →前半戦はこちら
↑こんな風にお店のブログで軽く書いたあと、こちらでは更新できませんでしたm(_ _)m
そして最終第12節。
ここで反省の1局。
踏み込む隙が少なく、僕なりに我慢で迎えた1回戦のオーラス親番。
東家 猿渡 24,500
南家 三ヶ島 23,800
西家 神尾 27,900
北家 川村 43,800
さすがにこの点況は踏み込むしかない!
ドラ6ソーで678ソー、567ピンを仕掛けて
三三五七567sの満貫テンパイ。
前巡に三ヶ島さんが6ソーを勝負していてテンパイ気配。
ここに三萬を持ってきてノータイムツモ切り。
これは決めてました。
前提として、オリる選択肢は無いんですよ。
状況的にノーテン終了ができないのもそうだし、そもそも安牌が無い。
だからツモ三萬、四萬、七萬での変化に対してどうするか決めておくだけ。
で、全部ツモ切りで決めてました。
最終手出しを萬子にするより、三萬ノータイムツモ切りの方が多少出和了確率は上がるかな、と。
最終手出し七萬じゃあ四萬五萬は相当きついですもんね。打点も下がるし。
そもそも四萬と六萬の比較なら六萬良しと思ってたし、五萬入れてもツモ確率は六萬単体とそんな変わらないかなぁ。だったらせめて出和了確率少しでも上げとくか!というイメージですね。
どうせ七萬も危険は危険だし、打点着順点込みでも若干期待値高そう、という判断でしたが、
よく考えると、三ヶ島さんへの危険度が明確に高い。つまり振れ幅がデカ過ぎる選択なんですよね。
つまり、三萬ヒットすると三色がかなりあるんですよね。点差的にも。
三ヶ島さんは現状ラスなんで、リーチ棒は出しやすいはず。
それで6ソー勝負ってことはダマ5200以上はかなりあるんで、だとすると三色は警戒してしかるべき。
三ヶ島さんに三色があるとしたら、かなり下の方が濃厚なんですよね。
自分自身三色をやっていて、言うたら有名な三色の同時性ってのもありますね。
甘い!!
もちろん最後の三萬を三ヶ島さんが持っているパターンもあるし、確定ではないですが、
6ソー押されてドラも残り1枚に減っている以上、三萬だけはケアすべきだったかも。
まぁ、そもそも見た目広い方に受け替えるのが普通ですけどね。
決めてたんでしょうがない(笑)
この一巡の瞬間的判断を逃して、三萬が三ヶ島さんのカン三萬の234三色にヒットして5200点。
ラスに転落して、B1昇級の夢はほぼ絶たれました。
自分が下手なんでしょうがないですね。
やらかしちまった~~~っ!!と思いつつ、全体スコアを見ます。
いよいよヤバいです。
降級ラインと接近したのはもちろん、同卓の川村さんもかなり近い。
次のやらかしはマジで致命傷です。
今度こそ一切ミスはしないぞ、と気合いを入れて次に向かいます。
2回戦は三ヶ島さんとのトップ争いには敗れたものの、2着。
しかも川村さんがラスを引いたので、かなり安全になりました。
別卓もあるので、まだまだ油断はできませんが。
そして3回戦。待望のトップを取ります。
これで▲31.6まで戻して、降級に関してはほぼ安全圏。
箱ラスでもたぶん大丈夫。ダブル以上で危ないかな?って感じです。
もちろん、昇級はほぼ絶望的。
4回戦は抜け番ですが、よほどうまく転んでも、卓内トップには並びを作った上で10万点は必要。
恐らくC3時代にマークしたリーグ戦個人記録124,700点を越えなきゃならないだろう、って感じです。
作戦は基本的に軽く回して、親番だけ大連荘を狙うイメージです。
そんなの上手くいくわけないので、要するにキッチリ残留が目標、ってことですね。
最終戦ポイント状況(8位まで昇級)
神尾 +98.7(8位)
三ヶ島 +95.9(9位)
光永 +70.0(10位)
猿渡 ▲31.6(16位)
3人が近すぎて、光永さんが2着の並びを作れても、最低10万点必須。
だいたい12万点以上目標って感じですね。
7位が+158.4と遠いので、ほぼ卓内トップしか上がれないけど、
逆に卓内トップ取れればかなり上がれそう。
下は箱喰らうとたまに危ないけど、現実的にはダブル箱までいかなきゃ大丈夫そう。
僕を落とそうなんて状況ではないし、なんなら点数明示した感じの仕掛けなら、卓内トップの残留フォローを期待できるまである状況です。
おおむね構想通りいって、トップ目で迎えた南2局の親番。
もうだいたい降級はないので、あとは押すだけ。
ここで両面3種の三択を誤ってテンパイ取れず。最後の親が落ちて、僕の45期は終わりました。
と言っても、親の大連荘だの早い親役満で事故ったりして叩き落される可能性は常にあるので、
あとはできるだけ早く終わらせること。
まあ、放っておいても、ラス親の神尾さんが条件満たしたら伏せるはずなので、だいたい大丈夫なんですけどね。
万が一ポーンと突き抜けて、どうせなら優勝目指そう!なんて暴れ始めても困るんで、上家の三ヶ島さんが2着目で協力体制にあるうちに終わらせたい、って感じで進めました。
まあ結局協力体制はあんまりうまくいかなかったんですけど、何とか1本場で和了を決めて、トップで最後にトータルプラスにできました。
というわけで、45期B2リーグは残留で終わりました。
このリーグ戦を全体的に採点すると60点くらいですね。反省点は多いですけど、収穫もあったので、ギリギリ良しとしておきます。
ここで来期のB2リーグの今のところの予定メンツも書いてイメージしておきます。
B1リーグ降級組(4名)
酒井 一興(関西B2かも)
大塚 哲也
原 周平
いわま すみえ
B2リーグ残留組(13名)
今西 祐司
神尾 亮
光永 尚詩
男澤 寛太
立花 裕
山田 独歩
中村 英樹
猿渡 陽一郎
前田 和也
塩原 貴文
小平 崇弘
佐藤 崇(44期は休場)
木村 誠(44期は休場)
前期C1リーグ昇級組(5名)
浜崎 卓哉
竹内 暁彦
佐野 央
村井 諒
斎藤 巧也
後期C1リーグ昇級組(5名)
坂本 宗瞳
佐々木 康彦
植村 里菜
齋藤 秀樹
田渕 百恵
特別昇級リーグ優勝者
村松 海斗
27~28名っぽいですね。
人数は45期とあんまり変わらなそうですけど、昇降級人数は変わるかもなんで、今期の経験をなるべく活かしたいです。
まあ、終始上位争いで、今期と全然関係ない展開で昇級できるのが一番いいんですがw
楽しみな人もいっぱいいますね。
前期と後期に分けて抽選になるはずなので、全員当たれるとは限りませんけど、ホントに楽しみです。
来期こそは頑張って昇級めざします。
皆さん応援よろしくお願いします!!
それではまた。
最高位戦日本プロ麻雀協会
第39期後期生
猿渡 陽一郎
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