知っておきたい麻雀戦術

知っておきたい麻雀戦術

フリーで麻雀は普通にできるけれども、なかなか勝ちきれない人に、
リアル麻雀で勝ち切るための技術紹介をするブログ…のはずだったのですが、
最高位戦のプロになって、プロ活動の話ばっかりになってます。
2017年からは天鳳(ネット麻雀)の話も多くなる?予定です。


テーマ:

おはようございます。

 

6月16・17日は2連戦で最高位戦道場に行ってきました。

 

 

本来ならすぐに結果を報告したいところなんですが、今回ばかりは間違いなく遅くなると思っていました。

 

土曜日のClassicはともかく、日曜日のリーグ戦最終節はだいぶ昇級が見えてますからね。

 

昇級したらしたで、嬉しくて深夜まで飲むだろうし、逃したら逃したで、悔しくて深夜まで…

 

どっちにしても深酒してヘロヘロになって、体調戻すまでちょっと大変だろうな、と思っていて、予定通りヘロヘロになりました。

 

 

 

まず、土曜日のClassicは惨敗でした。

 

1回戦で協会Aリーガー橘さん、最高位戦Aリーガー醍醐さん、101の成岡さんという、どこの本戦ですか?みたいなメンツと当たって、

「よ~し、やったるで~!!」と気合いを入れてやったら、入れ込み過ぎて放銃しまくり。

箱下まで仕上げられました。

 

2回戦以降はまあまあ闘えたのですが、さすがに1回戦の負債が大きく、敗退に終わりました。

 

 

しかしです!Classicを軽視するわけではありませんが、

大事なのは次の日のリーグ戦。

すごいいい感触を掴めた気はしていました。

 

 

 

リーグ戦当日、行ってみたら事件発生!

1卓の原さんが仕事の都合でリーグ戦欠場とのこと。

 

原さんは僕の同期なんですよね~。

せめて僕にくらい一言言ってくれてもいいのに…

 

と、その時は思ったのですが、よく考えたらそれはそれで不公平になりますよね。ウムウム

 

 

急遽抽選して、いわまさんが6卓に、海老沢さんが2卓に、藍島さんが4卓となりました。

 

この結果、以下のような卓組に。

 


2卓
冨木 賢吾 +317.1 (1位)
浜田 修 +81.2 (6位)
浅見 真紀 +66.0 (7位)
中郡 慧樹 +17.6 (11位)

海老沢 稔 +25.9 (9位)

3卓
有賀 一宏 ▲33.4 (15位)
竹内 暁彦 ▲157.3 (22位)
神尾 亮 ▲144.1 (20位)
大塚 哲也 ▲38.2 (16位)

4卓
篠原 健治 +115.1 (5位)
中嶋 龍太 ▲204.3 (24位)
萱場 貞二 +25.1 (10位)
男澤 寛太 +115.2 (4位)

藍島 翔 ▲76.0 (17位)

5卓
川上 貴史 +14.9 (12位)
立花 裕 ▲175.1 (23位)
秋葉 啓之 +41.3 (8位)
猿渡 陽一郎 +192.6 (2位)

6卓
大澤 ふみな ▲96.4 (18位)
柿木 賢太郎 ▲116.4 (19位)
白井 新悟 ▲10.1 (14位)
松原 悠一 +6.4 (13位)

いわま すみえ +139.2 (3位)

 

 

2卓・4卓およびいわまさんに注目ですが、

まずは自分の卓・自分の数字ですね。

2回戦終了までは気にしないで、自分の卓に専念しました。

 

 

自分の卓は変化がないので、方針にも変化なし。

 

卓内トップ&最低+150。できれば+200以上。

立花さんはなんぼ走らせてもいいから、川上さんと秋葉さんのポイント出てきた方をマーク。

終盤は自分のポイントを守る方を優先するが、チャンスはきっちり前に出る!

 

 

 

まずは1回戦。

ドラもくるし、和了も拾えるいい展開。

長打こそないが、ヒットを重ねてトップ目に。

 

ところが、昇級ライバルの秋葉さんが猛追。

あっという間に追い越されます。

 

そして、最後に立花さんにまでかわされて、3着スタート。

 

まだ余裕のあるスコアですが、ちょっとイヤな感じです。

 

 

そして2回戦も秋葉さんの猛攻が続きます。

 

僕はといえば、3対子の中途半端な手が多く、ドラも少なめで受けに回る展開が多いです。

 

1回戦と全く同じ着順で、大幅に差を詰められました。

 

 

スタート時には151.3あったはずの差を26.9まで詰められる急展開。

 

猿渡 +163.8

秋葉 +136.9

川上 ▲72.3

立花 ▲154.7

 

これはヤバいです。

他の卓があまり伸びている気配がなく、全体的に混戦模様なのは確認しました。

 

ワンチャン2人とも昇級もなくはないけど、それにしてももう負けられません。

 

 

3回戦。

 

またじり貧の展開かな?と思っていると、

久々に先制のリーチが打てる展開に。

 

カン八萬、リーチドラ1ながら感触は悪くない。

と思ったら親の追いかけを喰らい、ラス牌のペン3ソーを一発放銃!

12000点を払ってダンラスに落ちます。

 

これを一発で掴むようでは、まず秋葉さんには捲られるだろうし、

ほぼほぼ残留だろうとは覚悟しました。

 

 

ただ、もちろん抵抗はしますよ。

次局にリーチ白の69ソーでリーチします。

 

78ソー落とせばピンズのホンイツも狙える手牌でしたが、

そんな贅沢を言っていられる状況ではないと判断しました。

 

 

そこに、とどめと言わんばかりに秋葉さんから追っかけリーチが。

 

ただ、こっちもそういう状況を見越してホンイツを諦めているわけです。

親もあるし、ここをしのげばワンチャン逆転はあるはず、とツモに力も入ります。

 

 

結果は秋葉さんの9ソー放銃でした。

ラッキーなことに、裏ドラが2枚乗って、満貫に昇格!

 

逆に秋葉さんをラスに落とすという、望外の展開になりました。

 

 

自分は3着だったものの、秋葉さんがラスになったため、

トップラスでも喰らわない限り、卓内トップは取れそうです。

 

後は他の卓の動向次第で狙うポイントを設定するだけです。

 

 

昇級に関係がありそうなのはだいたいこの辺まででしょう。

 

だいぶ数字は落としたものの、冨木さんがほぼ確定。

いわまさんと篠原さんが数字を伸ばして、

浜田さんと海老沢さんのどちらかがトップを取るという事態を仮定しても、

2着以上ならほぼセーフになりそうです。

 

3着で+130を切るようだと黄信号。

4着だと残るほうが難しそう。

 

対人では秋葉さんに捲られるか、20戦終わってる中郡さんを下回ると完全アウト、って感じですね。

 

秋葉さんとは50.3ポイント差なので、3着差か、2着差の10300点差以上でアウト。

13300点以下のラスもアウト。

 

特昇で編入した関係で期首順位が最下位のため、

同点は全てアウトなのが分かりやすいです。

 

 

自分の卓の数字と、中郡さんの数字だけメモして4回戦スタートです。

 

 

途中すっ飛ばしてラス前。

 

現在3着目ですが、親の川上さんがトップ目。秋葉さんがラス目。

自分はラス親なので、ここさえ流してしまえば全員の条件がキツくなる状況。

 

立花さんが役満条件くらい。

秋葉さんが3倍満ツモか倍直条件かな?

川上さんは目無し。

 

というわけで、14ピンのピンフドラ1をダマで上がりました。

 

リーチして上がれれば相当デカいのですが、

もつれて親の川上さんに連荘されてのラス落ちがそれ以上にイヤだったので、やむなしかと思います。

 

 

で、2着を親の連荘に賭けました。

 

0本場はリーチして1人テンパイで流局したのですが、

1本場で立花さんが中ポン!四萬の大ミンカン!

 

白發が1枚しか見えていないので、持ってきたら終わらざるを得ない感じです。

 

 

鳴いてタンヤオのみのテンパイで激押し君だったのですが、

終盤ついに發をつかみます。

 

やめるのは決めていたのですが、ここで長考。

 

このまま終われば立花さんの1人テンパイとして+130.8。

事前に考えた合格ラインギリギリです。

 

 

昇級の可能性はかなり高いけど、万全には程遠い。

 

この前の日本代表のグループ最終戦と似た状況です。

 

僕も撤退を選びました。

どう考えても、ここで發を勝負して失敗した時のダメージが深すぎる。

 

絶対に後悔しない打牌であることを確認するのにどのくらいかかったか。

体感では2~3分ためらったような気がしていますが、どうでしょう?

 

 

結果は全員ノーテンだったので、+131.8で終了しました。

 

 

 

終了後、残った卓を確認してみたら、2卓と4卓が残っていました。

 

いわまさんが私より上位でフィニッシュしていたので、まだ全く確定していません。

 

 

2卓の冨木さんは確定として、同じ2卓の海老沢さんか浜田さん、

4卓の篠原さんに同時に上に行かれるとアウトです。

 

4卓が先に終わりそうなので見ていたら、

私同様、篠原さんが125ポイントくらいで撤退を選択。

2卓で3人上を行かれることはまずありえないので、私の昇級がほぼ確定しました。

 

一応2卓も最後まで見ましたが、

私も篠原さんも越えられることはありませんでした。

 

 

ギリギリの状況で、どこで撤退を選択するのか。

 

僕の最後はわりとわかりやすい状況選択でしたが、

篠原さんの押し引きは見事だと思いました。

 

 

通年リーグのB2の押し引きはまた違うんでしょうね。

来期の開幕に備えて、ぜひ勉強しに行きたいと思いました。

 

 

 

何はともあれ、無事昇級です。

 

特昇最終戦でC1キープを余儀なくされて悔しい思いをした分、

今回の昇級は本当に嬉しかったです。

 

最高位戦に入って最も嬉しい昇級でした。

 

応援していただいた皆さんや、

セットや勉強会で一緒に研究した仲間たちに感謝しています。

 

特にプロアマリーグはやって良かったな、と思っています。

打ち方をそのまま適用できるわけではないのですが、すごく勉強になりました。

 

ありがとうございました。

これからもよろしくお願いしますm(_ _ )m

 

 

当日は予定通り、そのまま飲みに行ってだいぶべろんべろんになりました。

たまにはいいんじゃないかと思います。

 

 

 

ちなみに、ここまで読んでお分かりかと思いますが、

僕はサッカー日本代表のグループ最終戦、

自分のリーグ戦を思い出しながらドキドキして見ていただけで、

つまらない試合だとは全く思いませんでした。

 

なんなら、(見た感じは)ただボールを回すだけなのに、僕的には緊張感あるいい試合でした。

 

まあ、そこまで思うのは麻雀プロといえどもさすがに少数派でしょうね。

 

 

 

 来期も頑張りますので、よろしくお願いします!


今期の予定はこれから考えますね。

 

それではまた。



最高位戦日本プロ麻雀協会

第39期後期生

猿渡 陽一郎

~ ツイッターはこちらからどうぞ ~

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス