前回はMIとは・・・?
についてご紹介しました。
今回は、
MI(マルチ能力)を身につけると何がいいの?
優劣の判断基準って何?
ということについて、
わかりやすく一緒に考えていきたいと思います。
MIを身につけると・・・。
子どもたちは
“その子らしく”輝くことができます。
子どもたちは、
“ありのままの自分”を認められます。
認めてもらえることで、
“自己肯定感”が
高くなります。
親はその子の
“個性”を認めることが
できるようになります。
親はその子の持つ
“優れた能力”を最大限に伸ばすための
お手伝い・サポートが
できるようになるのです。
アメリカのハーバード大学
ハワードガードナー教授は
人間は生まれつき
8つの能力を備えている
と提唱しています。
能力はひとそれぞれ。
でこぼこでもいい。
みんな違ってみんないい。
そのような考えの上に
成り立っているのが「M I=マルチ能力理論」です。
一方、皆さん
IQ(知能指数)
についてはご存じですか?
詳しくは知らなくても、
誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
(※注:以下、学びの中から得た個人的な見解を述べたものです)
人間の能力をIQでみる場合、
「言語」と
「論理数学的」能力のみで
判断すると言われています。
「言語」と「論理数学的」能力が不得意な人は、
数値が低くなり、
一般的に落ちこぼれ、できない人と
判断されてしまうと言われています。
ですがMIでは
「言語」、「論理」の得意な人だけでなく、
8つのマルチな能力すべてを認めていますので、
その他の6つの能力についても含めて
視野広く評価していくことができるのです。
皆さん。ここでぜひ
『偉人』と言われる人を
少し思い浮かべて見て下さい。
「言語」「論理数学的」能力以外の能力で、
突出して優れている人も多いことに気が付きませんか?
IQで判断すれば、
『偉人』と言われる彼らが、
変人や落ちこぼれになってしまうのかもしれませんが、
MIでみれば優秀で能力のある人として
認められることができるのです。
あなただったらIQとMI
どちらの方法で評価されたいですか?
自分のお子さんを、
どちらの物差しで
応援していきたいですか?
どちらを選ぶかは、あなた次第。
どちらも確立された「理論」です。
ぜひ一度
時間を掛けてじっくり考えてみて下さい。