青春18×2 君へと続く道 | Days...

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日々のこと と おいしいものをたべるよろこび のMEMO


芸友達の故郷は

福島県の只見


うちの田舎が映画の舞台になるんだ

そう聞いて

いつも自慢げに話す

冬の只見線の絶景が舞台となる

映画を見てやろうぞ

と公開を待っていた



 

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映画館はすっかりご無沙汰になっていて

会員登録も切れて既に1年

久しぶりのスクリーンは

美しい風景を見るため


青春18×2 君へと続く道

内容も知らず

ポスターも予告も見ていない

タイトルしか知らないで見る映画


映画館の中は若い女性が多い

見ていると 舞台は只見どころか

いきなり台湾

中国語に日本語字幕

一体どんな話なんだ?

ちょっとワクワクしながら見ていくと

ちょっと気恥ずかしくなるくらいの

キラキラしい若者の初恋ストーリー

かわいい


わたしにもこんな頃

あったんだよなぁ照れ

と懐かしんだり

大人になりすぎて

まあね まあね と俯瞰してる自分も感じながら

少しずつ 気持ちがシンクロ

中盤ではとってもピュアな気持ちになってきた

おばさんが鼻垂らしながら涙ぐんでも

暗いから許される

映画館っていいね



そう

これが只見線の有名な風景

ヒロインの故郷という設定

友人は

雪はめんどくさいよ

新緑がいちばん綺麗だ

と言うけれど

東京人は憧れるのだよ

この真っ白な美しい景色

後半でやっと出てきて

ピュアな若者の心とリンクする



そして

エンディングに流れるのは

ミスチルの書き下ろしの新曲で主題歌

「記憶の旅人」


最近聞いてなかったミスチルだけれど

あの 聞きなれた メロディ

初見なのになんとなく口ずさめるこの音楽展開

情緒ある声と歌い方も健在

これがまた エモい



都会の環境と年齢でくすんだ

ハートの隅っこを磨いてくれた

良き映画でした




 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈゚・*.♡


仕事終わりの綺麗な顔のホストさん

ホテル帰りの若いカップル

出勤前のおじさまたち

いろいろな人が集まる新宿の日高屋で

仕事帰りの朝ごはんを食べ

歌舞伎町のネカフェで2時間の仮眠を取り

映画館ではうるうるしながらスクリーンを凝視

20時間近いワンデーコンタクトは

限界を超えた


でも

いい時間を過ごせて

満足なのであるおねがい