明るくなっても諦めたらアカンよ | やる時はやりまっせ!

やる時はやりまっせ!

ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

明るくなっても諦めたらアカンよ

 

 

本日も2024年4月20日早朝に出現したオーロラの写真をお届けしますが、この写真をご覧になっている皆様は恐らくかなりの違和感を覚えてはるんとチャウかな。

そうこの写真を撮ったのは、夜明けが始まり、その薄明が進む中でのもの。

北半球のオーロラ処で、夜明けまで粘ってオーロラを撮っている方は殆どおられないのではないでしょうか?理由は幾つか考えられます。

① 眠いので撤収してしまう
② 朝方の最低気温がマイナス何十度にも下がるので耐えられない

等、人間の限界が関わって来る事が殆どだと推測出来ます。

しかし、筆者は度々夜明けまでオーロラのタイムラプス撮影を続けます。その理由は

「朝方になるとオーロラ5原色の上層2層である紫色と青色オーロラが度々出現する」
「真冬でも地べたに積雪しない温暖なクィーンズタウンなので、寒さで撤収はない」
「この景色を独り占め出来る特等席なので、自らそれを手放す事はない」
「土曜日の朝だったので、仕事が休みだった(笑)」

等が挙げられます。

この朝もそうでした。青色オーロラの存在が判り難いですが、一番左端のオーロラ上部をご覧下さい。小マゼラン雲に達する青色オーロラの柱が写っています。

この日は空がかなり白んでからの出現と遅かったのでこのレベルですが、薄明開始前から紫色、青色オーロラが出現する事も度々あり、その際のタイムラプス動画は見応えバッチリです。

欧州の企業にその動画を使って貰った事がありましたが、中々見られない現象ですよ。

南十字の位置は、紫色オーロラが最も高くまで写っている、その直ぐ右手で100度程度右に倒れて4つの星が十字架を作っています。

それより湖底の石がオーロラの光に染まっているのでを見逃さないで下さいませ。

ここも世界の果てまでイッテQ!の撮影で、ガンバレルーヤのお二人と初絡みを収めた場所です。