ジャパンレールパス・グリーン車の旅 9日目 | やる時はやりまっせ!

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ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

ジャパンレールパス・グリーン車の旅 9日目

 

 

2023年6月に利用したジャパンレールパス・グリーン車2週間の旅、その9日目の紹介です。

初日からの行程は

1日目 金沢→長野→和倉温泉→金沢
2日目 金沢→大宮→新函館北斗→函館→東室蘭→札幌
3日目 札幌→旭川→美瑛→富良野→新得→釧路
4日目 釧路→札幌→函館
5日目 函館→新函館北斗→仙台→山形→大石田→東京→名古屋
6日目 名古屋→紀伊勝浦→新大阪→岡山→高松
7日目 高松→岡山→出雲市→出雲大社前→出雲市→新山口→博多
8日目 博多→熊本→宮地→熊本→久留米→日田

そして9日目の行程は

日田→久留米→新鳥栖→武生温泉→長崎→武生温泉→新鳥栖→鹿児島中央

と進みました。

目的はご存じ、九州新幹線・西九州ルートの初体験。

往復共「新幹線」という手もありますが、九州にいるので観光列車も利用しました。ジャパンレールパスでは、これらの観光列車も追加料金無しで乗車出来ます。

写真は大村線の千綿(ちわた)駅の10分間停車中に撮った一枚。時間は既に16時20分なので、大村湾に沈もうとしている太陽も一緒に入ります。

 

 

 

 

 

 

さて9日目の旅のスタートは雨が止んだ日田駅からです。
前日にお酒を飲み過ぎ、しかも強い雨が降る中に写真の日田焼きそばを食べに出かけられず、この日の朝一番に順延。

場所も久留米駅構内にある「想夫恋」さんとしまして。ホンマは日田本店さんで食べたかったんですが、なんせ11時開店なんで旅程が押す事となりますので。

ライスが無料の看板が出ていたので、思わずお願いしました。炭水化物でパワー充電であります。

自家製麵にもやし、ネギ、そして豚肉。こんがり焼いた麺を加えて・・・。想像しただけでヨダレが出て来ます。

ニュージーランドに移り住んで35年が経ちましたが、直ぐにでも食べたいモノと言えば
①納豆、②モズク酢、③もやし

と「安っすい」ものばかり。

ここニュージーランドでは全て高価なものばかりなので、納豆に関しては年に1度か2度しか食べられません。②のもずく酢は手に入らない。唯一もやしだけがやっと手に入るようになって来たけど、それでも大きめの一袋で数百円もします。

なので、日本に帰省した時は、コンビニでこの3つを縦続けに買います。特に①と②は直ぐに食べられるので、お酒の肴として最適です。納豆ももずく酢も3パックを一気喰いします。それで100円程度でしょ?

ここだと有り得ない。

 

 

 

 

 

 

久留米駅構内で焼きそばを食べた後は、九州新幹線・鹿児島ルートで一駅乗車の新鳥栖駅。そこでリレーかもめ25号に乗り換えます。

乗り換え口でインバウンドの3人家族がお困りの様子だったので声をかけます。見た目がラテン・アメリカからの皆様なので念のために Do you speak English?と尋ねると、答えは YES。

自動改札機にどの切符を入れたらよいのかを迷っておいででした。確認すると同様に Japan Rail Pass をご利用になっていたので、①レールパス、②指定席特急券 の2枚を探して貰いました。

3人共、数日後の切符を出してみたりして大変でした。でも駅名が英語で書かれている切符だったので何とかなりました。

12時20分に新鳥栖を出発し33分間のグリーン車乗車。そして3分の乗り換え時間で新幹線かもめ25号へ。

あっと言う間に長崎駅に着いてしまいました。

JR九州さんがN700S型を選んだのは、そのまま山陽新幹線にも東海道新幹線にも乗り入れが可能であることをアピールしているものと理解しました。

まあ6両編成では短すぎるかも知れませんが、新大阪までは余裕やよね。もし西九州ルートが全線フル規格で作られた暁には、新大阪駅にこの長崎行きの新幹線かもめ号が停車するのかと思うと、子供の頃に発表された新幹線の基本ルートがまた現実の物となり嬉しい限りであります。
 

 

 

 

 

 

 

長崎駅構内で90分間時間を潰し、本日のハイライトに乗車します。「特急ふたつ星4047」号がそれ。

乗ってビックリ、前日に乗車した「かわせみ やませみ」号のキャビンアテンドさんと再会。しかも、息子の嫁にしたい程の別嬪さん。

また上の2枚の写真の様に女性にモテる列車の様で、女性の乗車率が高いのが特徴でした。下の写真では4047のロゴを狙っておいでで、意味をご存知の上での撮影をされているものと受け止めました。

女性で4047の意味がお分かりになる方がいるなんて、鉄女の数は確実に増えておいでの様です。

なのに、男性撮り鉄の子供染みた言動と暴挙が取り沙汰される世の中。

撮り鉄の坊や達よ。これらの女性の如く振舞えないんかのぉ。情けない。筆者が女性なら、あれらの盆暗撮り鉄には絶対に嫁がへんでぇ。

婚姻率が下がっているのは、自分勝手な野郎が増え過ぎているのが原因と思わんや?そんなDNAは女性が受け付けんぞ。

 

 

 

 

 

 

そんな呟きはさておき、ふたつ星4047号の車内をご覧下さいませ。

まるで鹿鳴館ではありませんか。

ただ乗車しているお客様の殆どがインバウンド客で、この装飾にどれ程の感動を覚えられたのかは計り知れません。

筆者と同様にミラーレスカメラで写真を撮りまくっている香港からの男性と仲良くなりましたが、この方も同様で内部装飾にはさほど興味を示しておられません。

他のインバウンド客も格子のきめ細やかさや、木製品に目を見張る人はほぼ無し。

国が違えば、見る場所、興味も違うのだという事なのでしょうね。

筆者は諫早までの間に大村湾沿いを走るのが珍しくてこの列車を選びましたが、ハイライトはハウステンボス駅手前の停車駅「千綿」での10分間でした。

ホーム横で地元の方が特産品を売りに来ておられましたが、筆者は撮影ばかりで全くお相手出来ずに申し訳ありませんでした。

海の真横、しかも穏やかな大村湾沿いに作られた線路に、昔の日本の姿を垣間見ました。

今ではニュージーランドの方が百倍も良いですが、千綿駅の雰囲気は悪くないです。近くの居酒屋で一杯吞んだら旨いんやろうなぁ。

そして夜には鹿児島中央駅にて「宇宙天気ニュース」を主宰されているS先生と一杯吞んで、オーロラ談義に花を咲かせました。