加賀前田百万石・金沢の夜景 | やる時はやりまっせ!

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ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

加賀前田百万石・金沢の夜景

 

 

2023年7月も終盤。今週の写真は2023年6月18日より使用を開始した「Japan Rail Pass ジャパンレールパス」、通称「JRパス」、その初日の模様をお届けします。

その前に寄ったベトナムの続きはまた次週以降にお届けします。

本来は、大阪を朝に出る特急サンダーバードのグリーン車乗車から2週間の旅が始まる予定でしたが、14日間に乗車する列車の中には、「どうしても乗りたい」「あの座席で無ければ意味がない」等、事前に予約をしておきたいものが含まれている事に気が付きました。

そこで海外在住の日本人が、座席指定席券等を事前に手に入れるには、「おでかけネット」や「えきねっと」に頼らざるを得ません。私がNZに国籍を変更していたら海外からでも座席指定席券を予約出来るのですがね。

しかし、この「おでかけネット」「えきねっと」には大きな落とし穴があります。

それは「おでかけネット」で購入したチケットはJR西日本の地域内で、そして「えきねっと」で購入したものはJR東日本の地域内で受け取るのが原則となっており(一部例外あり)、JR北海道やJR東日本管轄の列車のチケットを交換するには、JR東日本の地域内に行かねばなりません。

かと言って、私は両親に会いに日本に帰省したので当然大阪にいます。という事は、大阪では「えきねっと」で予約した座席指定席券に交換出来ないのです。

写真は金沢駅前の鼓門を遠く離れた場所から望遠で狙ったもの。

 

 

 

 

 

 

数十に及ぶ座席指定席券を「みどりの窓口」で発券してもらうには、少なくとも1時間はかかります。
しかし、私の列車乗り換え時間は数分のみ。これではいきなり行程が狂います。

そこで、初日が始まる前夜に自宅を後にし、夜行バス(自腹)でJR東日本の区域内に向かう事にしました。目的地は長野。大阪に最も近いJR東日本の管轄内ですよね。しかし、乗りたかった夜行バスは安い座席が既に売り切れ。

そこで、同種バスで近くまで行くものが無いかと探すと、そう金沢行きがありました。金沢駅に朝の5時46分に着きます。そこから6時過ぎの北陸新幹線かがやき号にて長野駅に7時過ぎに入り、そしてみどりの窓口に並びました。

えきねっとで予約しておいた座席指定席券を「JRパス所持者」として発券して貰い、翌日からの北海道旅行に備えました。

何とも不便なお話ですが、私のスケジュールが殺人的過ぎるだけで、切符を発券してもらう時間さえもないというのが元凶。

その日は観光列車「花嫁のれん号」で和倉温泉に寄り金沢泊。そして夜景撮影に出向きましてござる。

14日間のグリーン席用レールパスの値段は64120円。この10月から11万円に値上げされるそうですが、日本のパスポートを保持している海外10年以上在住者が、今後もジャパンレールパスを引き続き購入出来るかどうかは未だ発表されていません。

海外の皆さま、早い話「外人さん」1000人にアンケートをとったところ、ジャパンレールパスが値上げされたら「絶対に買わない」「多分買わない」と答えた方が大多数だったそうで、もしそれが本当なら、外国人観光客が電車で移動せず、バスに流れると思われます。

ということで、日本のパスポートを保持している日本人海外在住者にも引き続きジャパンレールパスを売って下さいよ。私なら2週間のグリーン席券が11万円でも買いますので。鉄ちゃんやし。

でも日本国内旅行は暫くはええわ。暑過ぎるし。やっぱり来年以降は元通りに戻し、欧米旅行の続きになる事いでしょう。5月初旬のF1マイアミ・グランプリなんかええ感じなんですけどね、アメリカの宿代が殺人的に高額なので無理かなぁ。