プーケット3日目 「Grabは高いよ」
2024年5月12日(日)、前夜に世界各地で発生した低緯度まで大オーロラにとは無縁のタイ国はプーケット滞在の3日目。
この日は家内がたっての希望としていた「象」と戯れる事が出来る場所に向かいました。
滞在した Kamala Beach の一つ南に位置する Patong Beach の南端部から少し行った所にあり、名前を Elephant Swims at Lucky Beach と言います。
地図ではこちらになります。
滞在した Kamala Beach にある Princess Kamala Beachfront Hotel から当初はレンタバイクの2ケツ(二人乗り)で向かうつもりでした。
ところが、前夜にホテル近くのレンタバイク店で衝撃の回答を受けます。それは
「最近は警察による取り締まりがあるので、バイクの国際免許がないと検挙されるよ」との事でした。「貸さない」ではなく「検挙されるよ」という事は、課した主(バイク店)は無問題ということだろうか。
そりゃそうだ。海外に行けば「自己責任」だからだ。日本と韓国だけだろうか、貸主も罰せられるのは。地球はデカい。
そこで仕方なく Grab で車を手配する事にしたのですが、実際に使ってみると運転手が目的地を間違えるは、タクシーより高いしで、帰国後に確認してみたら、プーケットでは Grab ではなく、流しのタクシーの方が遥かに安いのだそう。
事実、帰路に Grab アプリで料金をチェック後、目の前でお客様を降ろした女性タクシー運転手に泊っているホテルまでの料金を尋ねたら、Grabより25%も安い料金を提示してくれた。
言うまでもなく Grab は却下で、その女性のタクシーでホテルに戻った。
プーケットでGrabでの移動はかなりの損をする模様だ。お気をつけ下さい。
写真は家内が楽しんだツアーが開催されている砂浜です。象に海水を吹きかけられたり、象の背中や鼻に乗れるんよ。
象と戯れた後、近くにある大きなビーチを構える Patong パトンに移動しようと早速 Grab のアプリから車を予約するが、手配した車が10分経っても全く近付いて来ない。
仕方ないのでキャンセル料を100円程度払い、その辺で昼寝していたタクシー運転手を起こしてもらい乗車。あっと言う間にパトンビーチにある Malin Plaza という屋台料理が楽しめる市場へ。
その料金も Grab を利用するよりも25%は安かった。
元々パトンビーチに泊まっていれば、こんな車の手配で苦労する事もなかったのか知れないが、調査に当たっていた家内が、パトンビーチの街は若者が騒々しく、宿泊先としては適さないという情報を手に入れていたからなんです。
マーリンプラザ屋台村で昼食とビールを平らげ、夕食会場に決めていたバンザーン生鮮市場までの道中を散歩する事に。宿泊している一つ北にあるカマラビーチとの違いも見ておきたかったので、その足でパトンビーチの砂浜に行くことにした。たったの600メートルで砂浜がやって来るが、その道中も体感気温41度にしてやられ、コンビニで飲み物やアイスクリームを手に入れながらと相成りました。
ビーチに出てからも容赦ない気温と湿気にグロッキー気味。そこで途中で掟破りのスタバへ入店し小休止。
結局これが効いたのか、その後は元気であった。
ビーチを900メートルほど歩き、パトンビーチのメイン通り入口に着いた。一枚目の写真がそれです。
メイン通り入口に歩いて来たのは16時15分頃で、そこからこのメイン通りを縦走する事に。その先に生鮮市場があるからです。
2枚目の写真は帰路に就く前の19時40分頃に撮った写真ですが、夜間はとにかく騒々しかったです。
バンザーン生鮮市場までの道のり900メートルの間で「スーパーコピー品」とモロに偽物である事をプッシュする店員と目が合い、そこでバッタモンもんのアディダス帽子を買ったり、途中で冷房が効いている土産店に無理やり入店したりして、辿り着いたのがこの市場。
金色のニワトリがシンボルの派手な入口。
ここに着いたのが17時20分頃で、そろそろ夕食にはええ感じの時間。そこで市場をくまなく回るが、伊勢海老を売っている店が沢山あり、プーケットの物価の高さを知るには最適だと思い、その値段を調べる意味で客に成りすまし事にしました。
値段は伊勢海老の大きさによって100グラム辺りの値段が違うは世界共通だと思うが、その値段がなんと日本よりも高いのだ。
明らかに観光客プライスなのでディスカウントが何処まで可能か・・・と思いきや、余りにも高い値段だったので無駄と判断。速攻で断ると店員の態度が急変。あからさまな真逆の態度になり、大阪人の筆者も真っ青のカスタマーサービス失格状態。
その一件と、沢山の屋台で夕食を購入しても、座って食べられる場所が全く無い。あったと思っても、有料席だと書いてある。なので誰も座っていない。
座席がある店は屋台と言うより、裏庭を使ったレストラン状態で、明らかに値段が高い。夫婦共々愛想が尽きてしまいましたとさ。
一目散に市場から退散し、道中にあった楽しそうな屋台村に移動する事にしました。
プーケットは最早観光地の極地で、この上なく白けた。
昨年のベトナムから比べると雲泥の差がある。ベトナムの方が100倍良い。
約600メートルを戻り、メイン通りのほぼ中間に位置するバングラ夜市に戻って来ました。
縦長に配置されている屋台軍は、歩く距離も少なくて済み、何が食べられるのかも片道で分かり易くなっていました。
そこで初日の夜市で食べた鳥皮がある店に座り、ビールだけ別店で注文してやっと座れました。歩き疲れたのと、生鮮市場が酷かったのとで疲れ気味満開。
ただ写真一枚目のビールが口に合わず、食欲もそれなり止まり。タイガービールの方が10倍旨い。
ただ5月という一年で最も暑い時期故に、観光客の絶対数は多くはなく、ゆっくりと食べられました。
その後に真横の市場で「何処まで値切れるのか」を試したのですが、結局は「スーパーコピー品」なのに、正規料金の1/3如何には下がらずに断念。試した商品は「ノースフェイスの黄色いバックパック」。
日本だと15000円台から売っていますが、バッタモンのクセして6500円とか吹きかけて来る。誰が買うんねん。
そして最後は前述の通り、Grabが高額なのを知る瞬間となり、結局目の前で乗客が降りた女性タクシードライバーにホテルまでの料金を確認の上、300バーツ(約1300円)で約9キロメートルの山越えルートを進んでくれました。
ちなみにGrabだと、事後清算で「なんやかんや」と追徴され、結局450バーツ(1948円)ほどかかるのだそうです。そう流しのタクシーの方が、3割以上も安い事が判りました。
NZ帰国後に判明した事だが、バンコックでは未だしも、プーケットではGrabを使うべからずなのだそうだ。皆様の参考になればと思います。
それと自動二輪の国際運転免許がない方は、バイクのレンタルをしない事。実はメイン通りで何組ものカップルが検挙されていました。バイク店の女性の助言に従っていて大変ラッキーでした。タクシーだと冷房も効いていますしね。