SARアーク出現 オーロラとの共演
「似て非なる物」とはこの事で、写真の左下から天の川辺りまで赤くなっているオーロラと、虹の様に見えるSARアークは別物らしいんです。
オーロラは太陽から飛んできた粒子が大気中の酸素や窒素と衝突して発光する現象に対して、このSARアークは未だに解明されていない現象らしく、「磁気嵐によって環電流を構成するプラズマによって暖められ、熱伝導で酸素原子が発光する」そうです。なんのこっちゃ解りませんわ(笑)。
一つだけ言える事は、SARアークはオーロラベルトの輪っかよりも赤道側に降りて来るらしく、日本でもこの赤いアーチを撮れる可能性が高くなります。
また、赤色オーロラもSARアークも波長が630nm(ナノメートル)で、天体改造されていないカメラでは、その透過率が40%になってしまうという事です。
しかも、このSARアークは肉眼では薄くしか見えないので、雲と見間違えるか、光害に掻き消されてしまう代物と思われます。ただカメラでは撮れます。でも天体改造されていないと赤色が6割も弾き飛ばされてしまいます。
そう「磁気嵐が起こっている時に、試しに露出してみる事が肝心」という事になります。
今回は、そこに緑色の物体、恐らくは緑色オーロラと同じ557.7nmで光っている物体だと思うのですが、これもSARアークだと思われ、熱伝導が緑色オーロラが出現する高度250キロメートル以下に達したのではないかと思われます。
ある意味、この写真は学術的にも有用になる可能性があるかも(笑)。早速、「宇宙天気ニュース」の先生にお送りしておきましょう。
因みに、このSARアークが写っていた写真の撮影時間は、NZ時間で2026年3月22日23時44分25秒から25時19分21秒の間で、約95分間だけ出現していた事になります。





















