やる時はやりまっせ!

やる時はやりまっせ!

ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

2024年ジャパンレールパスの旅・初日

 

 

さぁやって来ました、今年2024年のJR乗り放題の旅でございます。

と言っても旅をしたのは2024年5月20日(月)~5月26日(日)までの1週間なので、既に4か月近くも前になります。やっと画像処理を始められましたとさ。

だって第25期の太陽活動活発期の頂点に差し掛かっており、毎日が太陽風とフレア爆発のチェック。そして毎朝5時30分起きの仕事。

約4週間の休暇旅行で撮影した写真もかなりの量でして、ここ数カ月間で撮ったオーロラの写真を含めると数万枚。今日まで写真に手を付けられませんでした。

これから年末にかけて少しずつ紹介させて頂きますね。

さて今日は1週間のJR乗り放題の旅、その初日の模様をお送りする訳ですが、今年の休暇旅行で日本に帰省した期間が短かった事もあり、昨年のJR乗り放題の旅が2週間だったのに今年はその半分です。

それでも南は鹿児島中央駅から、北は旭川駅まで計31枚のグリーン車指定席券を発券して旅をして来ました。

さてその初日の行程は

新大阪→小倉→大分→宮崎→国分

になります。

乗り込んだのは一枚目の写真、その左上筆頭に表示されている「ひかり531号」。朝7時34分発のひかり号ですが、なんと終点の博多駅まで後続の「のぞみ号」に一度も追い越されない特殊な列車です。

そのグリーン車乗車から今年の旅は始まりました。

 

 

 

 

 

 

本当はタイはプーケットから日本に帰国した際の成田空港でジャパンレールパスに引き換える予定が、NZ国内の郵便事情の影響で「在留届の写し」がNZの自宅を離れるまでに届かず、近所の日本人の友人に頼んで大阪の実家に国際郵便で送って貰い事なきを得ました。

大阪の実家にて受け取り、翌朝には大阪駅に出向き、「みどりの窓口」ならぬ「みどりの券売機」に張り付き、31枚のグリーン車指定席券を一気に自ら発券したのでした。

その様子を動画にしておけば良かったと思ったのですが、気分は「マルスの達人」。

マルスとはみどりの窓口のスタッフが画面に向かって指を使い、画面をコンコンと叩いて切符を発券するでしょ?あの機械のこと。「みどりの券売機」もほぼ同じ。

もしかしたら、JR職員よりも早くに操作出来たのではないでしょうか?なんせジャパンレールパス使用歴25年の筆者ですので。

勿論予め乗車する列車名と出発・到着時刻をエクセルに打ち込んであり、それを見ながらなので早い早い。

そして発券作業をしながら耳がダンボの様に大きくなっていたはず。何故なら「みどりの窓口」に行くべきお客さんが、みどりの窓口が激混みなので「みどりの券売機」に挑んだのは良いのだが、使い方が全く分からずに、案内のスタッフに切れまくっている人多数だったから。

そう、世の中はそのレベルの人ばかりなのだ。なんせ今回は大阪駅の「みどりの券売機」を使ったのだが、新幹線が大阪駅から出ていると思い込んでいる人も多数いて、それでスタッフに切れている乗客も少なくないのだ。

なのにJRは「みどりの窓口」を徐々に閉鎖していったよね。アカンって。JRの特急や新幹線に乗る人の事を考えてみいや。お金を持っている中高年が大多数で、しかも昭和生まれの人ばかり。そんな民衆がマルスを使いこなせる訳もないし、ネットで指定席券を買える人も少数なんよ。

上の2枚の写真は小倉駅から大分駅まで乗った特急ソニック11号の最前列グリーン車最前列から撮ったものと、大分駅前の大こけし。

 

 

 

 

 

 

特急ソニック11号は小倉駅を10時12分に定刻に出発し、11時40分の定刻に大分駅に着きました。

そして今年一発目の贅沢をしようと、琉球丼とピルスナーウルケルというビールを同時に味わえる居酒屋である「こつこつ庵」さんに向かって歩き始めます。

約900メートルなので、荷物を転がして伺いました。最近はコインロッカー代も値上がってるので節約です。

旅の前から琉球丼を何処で食べるか悩んでいたのですが、ピルスナーウルケルの日本版ホームページを見ていて、樽生が飲める日本全国の店リストを発見。

大分でウルケルビールを飲める店があったので調べると、琉球丼も出してるときたもんだ。これは好都合だよね。足取りも軽やかに店に向かうと、入口から昭和感満載ではありませんか。

サラリーマンの姿が目立つランチタイムでしたが、それもそのはず。ランチメニューは手頃な価格で色々なものが存在した。

筆者は当然「琉球丼セット(1680円)」と「ピルスナーウルケル(750円)」を注文するのだが、それだけで2430円にもなっている。

しかし、それで良いのだ。この為に無遅刻無欠勤で毎朝5時30分起床で働いて来たのだから。しかも今年は還暦を迎える身。好きなものを食べずして天国に行くほど馬鹿馬鹿しいものはないからね。

いやぁ、それにしてもレトロな店構えであった。

 

 

 

 

 

 

サラリーマン諸氏が1000円以下のランチメニューを注文している中、たった一人昼飲みしている筆者であったが、NZでランチ代金を1000円以下に抑える事はほぼ不可能だ。

アジア系のレストランが「15ドルセット」を出しているのが最低かな。勿論Take Awayでサーモン巻きなんて安いのもあるが、男性だと全く足りない。結局2パック買うと、15ドルになる。

高校生並みにパン屋で済ませれば10ドル程度で済むかもしれないが、それはそれは貧弱なランチと呼ばざるを得ない。

まあ最低時給がNZD23.15(本日のレートで2008.4円)のニュージーランドなので、15ドルのランチは許容範囲なのかも知れない。

という事で、円安の折なのでお勧めの芋焼酎「のみちょれ」も頂いた。大分県臼杵(うすき)の芋だ。

これが誠に美味しかった。

他にも芋焼酎は多種あったが、どれも鹿児島や宮崎のもの。地元の芋が飲めてご機嫌な筆者であった。

ちなみに久しぶりに飲んだピルスナーウルケルだが、地元では700mlを約230円で飲めるが、今回は450mlで750円。浴びるように飲むには少々予算が足りなかった。

ちなみに琉球丼は関アジを選びました。今では季節に関係なく関アジ、関サバのどちらも選べるんですね。

 

 

 

 

 

 

13時頃には店を出て、大分駅地上階にある居酒屋で一番搾りと鶏タタキで時間調整をし、その日の目的地である鹿児島県霧島市に向けて特急にちりん9号に乗りました。

大分駅発は14時06分で、宮崎駅着が17時24分。写真一番右に停まっているのがそれ。

そして乗り継ぐ列車が中央の「きりしま15号」。宮崎駅を17時35分に出発します。

この2つが数分間並ぶのは理解出来るのですが、写真左端の上りホームに17時30分発の小倉行き「特急にちりん16号」が入って来て、なんと3台の787系が並ぶんですね。

でもこのシーンが見られるのは一瞬。長くても1分以内だろう。

筆者が大分駅から乗って来た右端に停車中の「特急にちりん9号」はこの宮崎駅を17時29分に出発して宮崎空港方面に向かう。

中央の特急きりしま15号は17時35分発なので最後まで居座るのだが、左端の上り特急にちりん16号の宮崎駅到着時間は17時29分で、出発時間が17時30分なのだ。

そうこの3つの列車が並ぶのは「ほんの一瞬」。

お好きな方は狙ってみて下さい。

そして筆者は特急きりしま15号で鹿児島は国分駅に向かい、「宇宙天気ニュース」を主宰されているS先生とのオフ会に参加するのでした。しかし、この特急きりしま15号のグリーン車車内の冷房が効き過ぎており、初日から体調を崩してしまうのでした。

なんせ車内で北海道の気温5度に備えて持ってきていた分厚いフリースをスーツケースから引っ張り出して切る羽目になったのですから。

これが「ワンマンカー特急」の短所です。乗客の様子を見られないので、車内冷房の調整も出来ないというわけ。お陰で先生との会食で「暖ったかいもん」を食べるしか無くて。霧島の美味しいもんを食べられませんでした。

日豊本線はもうええわ。超揺れるし。JR北海道並みに揺れたんで、やはり日本の両端は線路の面倒をちゃんと看てへんのんかなぁ。

 

 

 

 

 

英語をレベルアップしたければ

 

 

2024年9月も2週目に入ろうとしていますが、日本はまだまだ暑いですか?
こちら南緯45度にあるクィーンズタウンはスキーシーズンも終盤戦となり、そろそろ色取り取りの花が咲き始めてます。

そんな中、お隣オーストラリアで日本の若者が現地で開催されている「炊き出し」に列をなして並んでいるという。理由は「仕事がなく、物価が高くて食っていけない」のだそうだ。

オーストラリアと言えば、最低時給が約2500円という高給取りな国なのに、何故彼等は炊き出しに並ばざるを得ないのか?ワーキングホリディ・ビザを取得してオーストラリアに来てみたものの、履歴書を出しまくっても、どれも不採用になってしまったという。

理由は英語レベルが基準に達していないからだそうで、いきなり英語を話せる様になるわけもなく、仕事を得るのが困難と言わざるを得ない。
英語学習は加減算(足し算や引き算)での進歩と言われており、語学学校で英語を毎日5時間習ったとしても、帰宅後に日本人の仲間たちと4時間の日本語での会話や動画閲覧、LINEでの会話を楽しんだら、5-4=1となり、毎日1時間分しか英語が上達しないと言われています。

もし英語学校で午前中だけの3時間レッスンを受け、帰宅後に5時間の日本語会話をしたら、3-5=-2となり、英語の上達が全く無い事になるのだそうな。

早い話、日本語を出来るだけ話さない、Youtubeも日本語の動画を見ない、LINEでも日本語で会話しない、等、とにかく日本語を断つ必要があるのだ。

筆者が初めてNZに来たのは1988年。英語は全く話せないで来たが、当時は日本人自体が珍しく、現地で英語を学ぶ事で問題なかった。しかし、猫も杓子もオーストラリアに来た場合、状況は大きく変わる。

 

 

 

 

 

 

ただ安心して下さい。日本人は世界で最もIQが高いと認知されており、もし英語さえ話せれば、世界のどの民族よりも率先して採用される可能性があると思って頂いて問題ない。勿論、「他人を尊敬しない」や「オーナーの方針を無視し、自分のやり方を突き進んでしまう」「ほう・れん・そう」が出来ない人はその範疇ではない。

好きな映画のディスクを買ってきて、字幕も言語も英語にし、好きなシーンを何度も何度も繰り返し閲覧して下さい。そして実際に発音して下さい。何度も何度も。

そして何も見ないで台詞を最後まで言い切って下さい。繰り返し。

それを繰り返していれば、映画を一本見終わる頃には、皆様の英語能力が開花しているはずです。もし面倒だと思う人がいれば、海外に出なければ良い話。

しかし、こんなに小さな地球の隅々まで見ずして天国に向かう事になりますかね。

ちなみにこれは筆者の習得方法だが、英語を実践する時に緊張を無くすため、必ずパブでビールを2杯飲んでから出撃していた。これで可愛い女性との会話も緊張せずに続けられた。

1989年の事だが、クライストチャーチのパブで飲んでいる女性と知り合って、かなりええ雰囲気になったのだが、年齢を聞いてみて驚愕。筆者の24歳に対して、彼女は14歳だった(笑)。

14歳がタバコを吸ってんじゃねぇよ。勘違いしてもうたヤンケやんけ(笑)。犯罪者にならずに済んだわい。

 

 

 

 

 

何泊しても足りない札幌

 

 

2024年8月12日の夕方から翌朝にかけて出現した大きなオーロラのレポートが続きましたが、今週は今年の休暇旅行レポートに戻ります。

8月12~13日撮影のオーロラ写真で未だに紹介出来ていないモノが山ほどありますが、前に進みましょう。なんせ19時過ぎから翌朝4時40分までに撮った写真は、一つのカメラで約2千枚前後。5台のカメラで迎え撃ったので、合計は単純計算で1万枚にもなります。

さて今週の写真は2024年5月15~16日に撮ったモノですが、エスコンフィールドで撮ったもの以外は全部食べ物。全く色気のない思い付きで申し訳ありません。

なんせ24年前にニューヨークとカナダ東部への旅行以来の夫婦水入らず。その後は子宝に恵まれての家族旅行、そして独立してからは夫婦別々の単独旅行で自社の面倒を看なければならず。

なので24年ぶりの夫婦旅行故に、写真撮影の機会も少な目。いや殆ど撮ってない。夫婦で旅してるのに、単独旅行と同様に「写真を至る所で撮る」なんて相手に失礼やし。

ただエスコンフィールド内では、新規に手に入れた10ミリレンズを試したいと伝えていたので、家内を連れ回してしまいました。

大きな球場でしたが、フィールドまでの距離が近く、かつ小さく見えたので、こう思いました。

「俺が40歳若かったら、外野深くからホームベースまでレーザービームを投げられたな」と。

少年野球を経験してたからか、大学生の時に肩慣らしで約80メートルのキャッチボールをしてましたからね。でも小学生時代の現役時は下手糞な野手であり、三振ばかりのバッターでした。

野球選手にも活躍の山があり、高校生の時に頂点を迎える人もいれば、40歳を目の前にして野球の悟りを開いて活躍する選手もいますよね。その山を見極めると、人生はより楽しくなるのかもね。

ちなみに筆者のモテ期は中学生の時でした(笑)。

この日の試合はファイターズのボロ勝ちでした。

 

 

 

 

 

 

試合の途中でしたが、スタジアムを一通り見て周れたので観光目的の球場訪問を終了。再度200円バスに乗ってJR北広島駅に戻って来ました。
札幌駅北側にあるアパホテルに荷物を預かってもらっているだけで未だチェックインもしていないので、取り合えず快速エアポートに乗って札幌駅に戻ります。

そして驚いたのがお部屋に冷房がなかった事。

外の気温は20度を越えており、チェックイン後のお部屋は若干暑いのでエアコンを作動。すると部屋の温度が上がり始めます。

調べてみたら、暖房はあれど冷房は無いと書いてありました。なので夜は寝苦しくなるのが必死だったので、夕食後はベランダへの窓扉全開。

日本は既に亜熱帯に入ったと言われているので、札幌が暑くなるのも目の前。いや既に暑い。そんな中、冷房が無いホテルは危ない。

早々に全室に冷房を設置しないと破綻するわな。

ここクィーンズタウンは真夏の最高気温が25度になるなんて珍しい事。通常20度台前半。真冬の最高気温は10度前後で、夜間はマイナス2度程度。北半球には全世界人口の92%が住んでいるので、そりゃ暑くなるでしょ?

新鮮な刺身や寿司を食べられなくなるかも知れないが、南半球への移住をお勧めしたいと思います。

いやぁ、でも札幌の回転寿司はレベルが高くて毎回驚きます。緑色のお皿で大満足であります。ちなみに筆者が日本帰省時に鱈腹食べるのは、①納豆、②もずく、③もやし、④雑煮、とめっちゃ庶民的です。

だってクィーンズタウンでこれらを食べたら破産しますからね。

 

 

 

 

 

 

前夜にベランダへの窓扉を開けて寝た翌日。とうとう大阪への移動日となります。1年ぶりの実家帰省。

再び快速エアポートに乗り新千歳駅へ移動しますが、気温が既に20度を超えていたので、半袖半パンでチェックアウト。しかし、札幌駅に向かうたった5分の徒歩移動で民衆の視線を感じる事多数。

気温が20度にもなれば、ほぼ100%の民衆が半袖半パンで当たり前のクィーンズタウン。なので、気温20度越えで民衆からジロジロ見られるのは「超違和感」満載でした。

早い話、筋肉量が少ない日本の皆様は寒がりだという事になるでしょうか。実はドイツも日本同様に寒がりさんが多い国なんです。

気温20度でダウンジャケットを来ている人多数。周辺の国からドイツに入国すると民衆の服装が一気に分厚くなります。何が理由なのかは判りません(笑)。

写真は今回の札幌訪問での最後の食事。それに空港内の「えびそば一幻」さんの世話になりました。物凄い行列でしたが、スーツケースを預けるエリアも確保されている徹底ぶりで長い行列も問題なし。

そして麺奉行である筆者の食後の感想ですが、実は世間で評判のラーメンを頂いて「その通り美味い」と思ったことは稀。

今回も数口で麺の太さとスープの濃さがマッチしていない事に気が付きます。まあラーメンは西高東低と思っている筆者なのですが、西日本の方が塩味濃い味を善しとする事から、この感想が生まれたと思います。

このスープなら、麺は細麵にすべき(個人的な感想です)。

これまで25年間のジャパンレールパスでの旅で札幌に寄らなかった事はホンマに皆無。毎回札幌に寄ってますが、未だに不十分。出来れば数年間住んでみたいと思うレベル。

来年もジャパンレールパスで札幌に寄ると思いますが、次回は何処に世話になろうかな。

 

 

 

 

 

オーロラが最も強かった瞬間

 

 

相変わらず2024年8月12日の夜に出現したオーロラをご紹介しちゃいます。
この写真は日付が替わった13日午前0時20分撮影の天頂までそびえ立つオーロラですが、残念ながら右手に上弦の月が残っていました。

通常月齢7の上弦の月ともなれば、満月の半分もの明るさとなり大地を照らしますので、全てのモノに影が出来て、淡いオーロラだと月明かりに負けて大した写真にはなりません。

しかし、ご覧の様に月明かりを押しのけての真っ赤っかなオーロラが天頂にまでそびえ立つ出現となっており、撮影者である筆者を大興奮させました。翌朝5時30分には起床しないといけないのに(笑)。

そして多くの方が北海道との出現の違いに困惑されている模様です。
ここクィーンズタウンは南緯45度02分に位置しますので、北海道最北端の街・稚内市とほぼ同じ緯度となりますが、稚内市でこの様な大オーロラが撮影された事実は存在しません。これが皆様を困惑させている原因になっています。

実は北半球のオーロラは「北極点を中心には出ていません」。

オーロラは両極にまるで「両端が繋がったクロワッサン」の様に丸く出現しますが、その中心は「地磁気北極点」と呼ばれる場所になります。

早い話、コンパス(方位磁石)のNの針が向く場所になり、現段階でその場所は北極点から約1500キロメートルもニューヨーク市方面にズレた所にあります。これは羽田空港から沖縄・那覇空港との距離に匹敵していて、その分だけクロワッサンが日本から遠ざかっているという事になります。

ニューヨークと言えば、北極点を挟んだ真裏側にあるので、クロワッサンは北米大陸側に大きく張り出していて、五大湖の近辺では度々オーロラが出現します。

反面クィーンズタウンは地磁気南極点がニュージーランド方面に近くなっており、これだけのオーロラが出現する訳です。そしてここは郊外に出れば8等星が見えますし、日没時の太陽が真っ白のまま沈んでいくという空気が綺麗な場所です。

そこにオーロラが出るんですから堪りまへんなぁ(笑)。連休を使って日本から滑りに来ていたスキーヤー/ボーダーも多かったと思いますが、この大オーロラに気付かずに飲んだくれていた方ばかりだったのでは?

勿体ない・・・。

 

 

 

 

コロナ型オーロラを非改造カメラで撮った

 

 

やっと非改造カメラで撮った写真の画像処理を始めました。
相変わらず今週月曜日2024年8月12日夕方~翌朝まで撮影した大オーロラの写真の紹介です。この写真は車内で寝ている間に撮影したものです。

時間は8月13日の午前4時12分。仕事が朝の7時から始まるので、毎日5時30分に起床する訳ですが、何と撤収を始めた時間が午前4時40分頃。

車内で寝る前に一発かましたろと思い、感度を上げて20秒露出でタイムラプスをしていました。
カメラは天体用に改造していない Sony α7RIII で、相棒レンズが新規に購入した Laowa 10mm F2.8 FF Zero-D。

天頂に見えているコロナ型オーロラの動きを表現したくてカメラを真上に向けて寝ました。このレンズの対角画角は130度もあり、左最下段には近くの木が写っています。

早い話、天頂部分を大きく撮影した感じなのですが、記念写真的には良い構図だと思いました。

しかし、やはり天体用に改造していないが為、赤色の発色がイマイチなのは仕方がありません。
今回も Lightroom Classic で現像したので、星が山の様に写りました。Silkypix Pro12でも現像してみましたが、やはり星をノイズと判断してしまい、多くの微恒星が消えてしまいまいた。

なので30日間の無料テスト期間中ですが、Pro12 へのアップグレードは今回もパスです。

最後にもしこの写真を天体改造カメラで撮ったとすれば、周辺の赤味が乏しい所の赤色も拾う事が出来、写真のほぼ全体が真っ赤っかになっていたでしょう。前日の改造カメラと円周魚眼レンズのコンビで撮った写真と比べてみて下さい。

改造しないと、これだけ赤色を失ってしまいます。
オーロラはフィルムカメラで撮影するのが基本ですので、それに近いカメラとなれば、やはりセンサー前に鎮座している薄水色の「色フィルター」を除去してやらないと波長630nmの赤色オーロラは写りません。

上の写真で捉えられている赤色オーロラは、波長が600nmを切る黄色身がかった赤色だったのでしょう。一般のカメラでの透過率が50%を越えて来る600nm前後の赤色を長時間露光した事によって写ったものに過ぎないと考えます。

早い話、改造カメラだとオーロラの5原色であるピンク色、緑色、赤色、紫色、青色全てを95%以上透過出来ますが、改造していないと透過率が全ての色で違うという偽物写真となる事を覚えておいて下さい。

 

 

 

 

 

夜空ほぼ全部赤いオーロラ

 

 

小出しに紹介している2024年8月12日(月)夜撮影のオーロラですが、こちらは日付が変わった13日の午前3時42分に円周魚眼レンズと天体改造カメラのコンビで撮った「星空のほぼ全てを覆った」オーロラになります。

もう低緯度オーロラなんて呼ばせませんよ。

10時の方向には逆さまに昇って来ているオリオン座さえもオーロラに覆われており、「死ぬまでにオーロラに包まれるオリオン座を撮ってみたい」という願いが叶いました。

またここにオリオン座があるという事は、真反対である4時の方向には射手座の南斗六星とさそり座の尻尾部分も写っており、北半球では有り得ない「オリオン座とさそり座の共演」も捉えられています。

8時の方向には流れ星と、6時30分の方向にはほぼ逆さまの南十字座の姿も写っています。中央左下には勿論2つのマゼラン雲も。まさにサザンオールスターズ状態のこの写真。

欲を言えば、上部にオーロラが出現していないエリアがある事。次回は正真正銘の「全天オーロラ」を撮ってやる。還暦おやじの戯言です。

今回は Adobe Lightroom Classic で現像してみましたが、こちらだと星が多く反映されます。しかし、新しい Silkypix Developer Studio Pro 12 を使うと、何故だかかなり明るい星も消えてしまいます。

恐らくはノイズリダクション時に、星をノイズと間違えて消してしまっていると思われます。最新のPro12なんですけどね、30日間のテスト中に使ってみましたが、やはりLightroom Classicを使わんとあきませんね。

新しい天体改造機を円周魚眼レンズに取られてしまっているので、やはり後一台の天体改造フルサイズミラーレス機が欲しいですね。

現在発売中のフルサイズミラーレス機で、高感度ノイズがめっちゃ低いのは Nikon Zf と Lumix S5 の様に思うのですが、まさかZfを改造するのか(笑)。そんなことをしたら、また30万円近くが飛んでいくで。アカンアカン(笑)。
 

 

 

 

圧巻の火柱オーロラ

 

 

引き続き2024年8月12日(月)夜に撮ったオーロラ写真の画像処理を続けています。
後頭部から腰までが痛かった原因も判り、少しずつ回復してきました。1月のCovid感染以来、これまでの免疫システムが大きく書き替わってしまったのか、この時期特有の大量の花粉を吸引したことによる抗原抗体反応が大きく現れてしまったようです。

クィーンズタウンはこれから春を迎えますので、そろそろ花粉が飛び交う時期なんですよ。この時期になると毎年風邪のような症状が出るのですが、今年は顕著になってしまった様です。

さて写真は日付が変わった8月13日の午前0時26分撮影の火柱オーロラです。この15分程前から徐々に赤い火柱が写り込むようになり、この後は天頂を飛び越えて北の空にまで達するんですよ。

写真はその途中、火柱が丁度天頂付近まで伸びた時のもの。対角魚眼レンズでの撮影では切りの良い所と言った感じです。それ以上伸びるとやはり円周魚眼レンズの一択になりますからね。勿論天体改造カメラと円周魚眼レンズの組み合わせでも撮ってありますよ。

それを考えると、5台のカメラでは足りないです。やはり最低でもあと1台は増やしたいです。かと言って現地でのセッティングがより大変になるのは間違いないんですけどね。

三脚やモバイルバッテリーも増やさないと行けませんし。仕事引退後も私は忙しくなりそうな気がしています。引退後に何をしたら良いか分からない・・という方が多いとか。全てのモノに情熱を失ったわけではなく、見つからないだけだと思うのは筆者だけではないはず。

いやぁ、それにしても見事な火柱でっしゃろ?撮影していて、久しぶりの天頂まで伸びる火柱に「生きていて良かったぁ」と呟きました。周辺には誰もいないし、円周魚眼レンズで撮影出来そうな場所でもあったし。

写真中央ほぼ真下(若干右手)に逆さまになりつつある南十字座の姿とそれを指差すケンタウルス座の2つの1等星が輝いています。

念のために非改造カメラである Sony α7RIII と α7SII でも撮影してありますが、赤色が全く写っておらず、薄い紫色。ここまでの赤いオーロラを撮るには「天体改造カメラの一択」だと確信しました。

残念なのは、このカメラを改造して下さった名古屋の瀬尾さんが、昨年末に改造業務を終えられてしまったことです。私がキャノン機を二度と増やさないと心に誓ってから瀬尾さんとの交流が止まってしまいましたが、このSP4改造は改造技術の粋を集めたモノとなっており、今後二度とお世話になれないかと思うと寂しいの一言です。

 

 

 

 

とにかくレンズを真上に向けた

 

 

2024年8月12日(月)夜に撮った「最初の一枚」です。既にオーロラが天頂を飛び越えていました。

残念ながら撮影したのは天文薄明が終わる23分前+上弦の月が煌々と照る中だったので、一見違和感を覚えられた方も少なくないと思います。

でもここまでのオーロラなら、2つの致命的困難にも打ち勝って写るんですね。

それとこの写真を撮って先ず驚いたのは、天頂を飛び越えた北の空に筋状の赤い線が写っていた事です。
実はこれは一般的に「Steve スティーブ」と呼ばれているもので、オーロラとは区別され始めています。

しかし、肉眼で見ると「白い筋」も見えません。

天文薄明が終っていない+月明かりの影響が大きいと思っていたのですが、午前2時を過ぎて月が沈んでも、この「スティーブ」はずっと写っているのに、肉眼では判別が付かなかったんですよ。

そこで教訓。

「オーロラは肉眼で確認するべからず。必ず円周魚眼レンズを用いて確認せよ」

でした。

1989年にNZ南島の大都市クライストチャーチで夜空が真赤になる大オーロラを経験して以来、今日まで何万枚というオーロラの写真を撮って来ました。しかし、それは肉眼で見える範囲しか撮っていなかった可能性が大きいです。

白い雲の様に見えたら、先ずはオーロラではないかと疑う必要性があります。まあ8等星まで見える程の絶好の場所なので、空全体が星で銀色に染まっているのが、逆に星明りの影響でオーロラを見落としていたのではないでしょうか?

これからは毎回円周魚眼レンズでの撮影を実行するべきだと確信しました。

故にカメラを円周魚眼レンズに一台獲られてしまうので、必然的に天体改造ミラーレス機が一台足りなくなります。速攻でもう一台の天体改造フルサイズミラーレス機の導入を検討しようと思います。

来年の日本帰省も買い物で忙しくなりそうです(笑)。

他のカメラでの写真は今も尚画像処理中ですので少々お待ちを。実は腰を痛めており、長い間椅子にも座れないんですよ。なので小出しになります(笑)。

写真で周辺が黄色いのはナトリウム灯の影響です。月の左下にさそり座、中央右下に南十字座も写ってますよ。左上から右下にかけては天の川です。

 

 

 

 

 

速報・2024年8月12日のオーロラ

 

 

2024年8月12日(月)の午後、毎日のルーティーンで見ている SpaceWeatherLive というアプリで、太陽風磁場の向きが大きく南向きになっているのを確認。太陽風速度も秒速480キロメートルと割と高め。

太陽高度が低くなって来ても続いている事から、オーロラ撮影に使う5台のカメラのSDカード内画像を、全て2台のHDDに問題なく移行出来ているのを確認し初期化をしました。

直ぐに最後のフル充電をし、天文薄明終了時間の30分程前からオーロラが撮影出来る事から、ツアーお迎えの90分も前に自宅を出発しました。

一枚目を撮って絶句。既に20mmレンズの画角をはみ出すオーロラが舞っているではありませんか。

レンズを対角魚眼レンズ Samyang 12mm F2.8 に変更し、ほぼ天頂まで写る様にカメラの上下角度を調整しましたが、なんと最上段のオーロラは既に天頂を飛び越え、北の空にまで及んでいます。

「これはドえらい事になったぞぉ」というのが一発目の感想。なんせ2024年5月11日の大オーロラ発生時は呑気に赤道近くのビーチでリゾートしてましたからね。今回はその雪辱戦。

20時丁度にスターウォッチングツアーにご予約を下さっているお客様をお迎えし、携帯が圏外の秘密の場所にお連れしました。一度終息気味になったオーロラでしたが、ツアーの後半に盛り返し写真の様な状態に。

目の前にそびえ立つオーロラは真っ白なので、カメラで撮ると全く違う様に写りますよぉ!とお客様に人間の目がホンマは弱い存在である事をお知らせする為に撮影したモノです。

実は肉眼ではただの白い物体である事が殆どの低緯度オーロラ。ところが天体改造カメラで撮影すると、ここまでの赤色が写ります。

左端の明るい星がエリダヌス座の1等星アケルナル。尖がった山の右にある明るい星が竜骨座の1等星カノープス。そして南十字座は中央右上で「右に90度倒れた状態」で写っています。4つの星の内2つが1等星なので、明るい星を探して見て下さい。

お客様をホテルにお送りした後も撮影を続行しましたが、朝5時30分の起床ギリギリの帰宅となりそうなので、カメラをタイマー設定で自動撮影にし、車内で数時間寝乍らの撮影となりました。レンズヒーターは要りませんでした。

他の写真の画像処理はこれから行いますので、お楽しみに。実は円周魚眼レンズでの撮影で、夜空の8割が赤いオーロラに包まれました。

 

 

 

 

 

うわぁ~い、日本に帰って来たぁ

 

 

今回も今年2024年の休暇旅行の模様をお送りします。

前日の5月13日(月)にタイ・プーケット島を離れ、マレーシア・クアラルンプール空港を経て、深夜便で成田空港に到着しました。日付は5月14日(火)午前7時05分です。

我々夫婦はここからジェットスタージャパンにて北海道は新千歳空港に参るのですが、その出発は丁度正午。5時間もあります。

本来はここで

①ジャパンレースパスの購入引換券を持って地下にある「みどりの窓口」へ向かい、そのカウンターで正式なレールパスへの交換と、道中に乗車する31列車全てのグリーン車指定席券の予約をする

②使わなくなったレンズを、成田空港第2ターミナル4階にある「カメラのキタムラ」さんにて引き取ってもらう

③歯磨きと洗顔

④家内の実家に空のスーツケースを送る

等の作業をする予定でした。

しかし、①が出来なかったんですよ。理由は、引換時に必要な「在留届の写し」を自宅出発までに受け取れなかったんです。

申請を出発の1か月前にしたのに、ニュージーランドの最悪の郵便事情が災いしてしまったんです。

いつまで経っても「在留届の写し」が日本国大使館から返信されてこないと思い電話をしたところ、大使館が私の申請書類を受け取ったのが、投函後10日後だった事が判明。

返信用の封筒にも同じ「キウイスタンプ」を貼っていた事から、復路も10日間を要するのだろうと推測。

しかし、待って待って、どれだけ待っても出発までに届きませんでした。近所の友人にチェックして貰うと、何と復路は14日間掛かっています。

皆様御注意を。ニュージーランドでは、国内郵便事情がここまで酷くなっています。アフリカ並みの遅さと言うと失礼かもしれませんが、日本に送る荷物の方が早く着きます。

写真はチェックイン後の第3ターミナルにある「宮武讃岐うどん」さんで食べたもの。1年ぶりの讃岐うどんに暴れそうでした。

 

 

 

 

 

 

成田空港第3ターミナルの搭乗口とエプロンの風景です。

日本のお忙しいビジネスマンにとっては、何の変哲もない風景ですが、ド田舎のクィーンズタウンからやって来た我々夫婦にとっては、色取り取りの機材が並んでいる様と、搭乗口で突如行われた機内持ち込み荷物の重量計測でドタバタしておりました。

チェックインカウンターはキオスクによる無人だし、荷物預けも機械にカスタマーが預けるタイプなのに、機内持ち込み荷物の重さチェックだけ対人間という、ある意味、「流石わチョンボのカンタスの子会社」だと思わざるを得ませんでした。

実は筆者の私、アンチ・カンタスでして大嫌いなんです。彼等のウエブサイトの内容から大嫌いでして、「コントロールボタン+右クリック」だと通常、「新しいタブ」として別窓が表示されますよね。

ところが、オーストラリアで製作されているサイトでは、この行為で別窓が出てこないサイトばかりなんです。もし「この行為」を行っても、元々の画面ページが替わってしまうだけで、結局元のページに戻って、また新規ページに戻っての繰り返しをせねばなりません。

実はニュージーランドのサイトデザインで、担当者がオージー(オーストラリア人)の場合、この癖を使っている輩が多く、毎度の事「はらわたが煮えくり返っている」状態です。

カンタスのサイトはその筆頭で、癖のあるサイト作り故に、最後まで予約を成し遂げる間に怒る事十数回。

結局、過去に遭ったカンタス利用時の不具合と相まって、この航空機会社の機材整備も同様だろうと一切利用していないんですよ。でもこの航空機会社だけが、過去に墜落を経験していないのが不思議で仕方がありません(笑)。

そしてジェットスタージャパンGK111便は、定刻の10分遅れである12時10分にプッシュバックしていきました。

 

 

 

 

 

 

しかし、そこから滑走路までが遠い。これがいつもの事。
長い時は25分程かかりますよね。

25分言うたら、大阪圏では新大阪駅を出発した新快速電車が京都駅に着くよりも長いんです。この日も第3ターミナルのエプロンから、成田空港のA滑走路南端まで来るのに20分も掛かっていました。

成田空港が近い将来に、ターミナルを1つに集約しようとしている意味が何だか分かる様な気がします。

北北西に向かって離陸をした111便は、霞ヶ浦手前で360度の旋回をしながら高度を稼ぎ、そのまま東北新幹線に沿って北上を続けていきます。

写真は霞ヶ浦上空で360度旋回をしながら高度を稼ぎ、左下方に取手市、柏市、我孫子市を見ながら北上し始めた頃に撮ったもの。中央左に雪を頂いた富士山が見えています。

梅雨の時期を外しての来日なのですが、やはり春の陽気のせいか、花粉やらで霞が掛かった感じですね。

 

 

 

 

 

 

新千歳空港にはほぼ定刻の13時45分にエプロンに入りエンジンを切りました。

飛行時間1時間45分と言えば、筆者の住むニュージーランド南島のリゾート地クィーンズタウンから、北島にあるNZ最大の都市オークランドへの飛行時間である1時間50分に匹敵します。

緯度も成田の北緯35度線から7度も上がった42度。

荷物を受け取り向かった先は到着ターミナル正面にある案内カウンター群の一角。そこで予め予約しておいたホテルのバスへのチェックインを済ませました。

予約した宿は登別温泉の「石水亭」さんで、和室8畳をチョイス。朝夕食付きで22000円の所を、90日前の早割り5%OFFで20900円でした。

新千歳空港から宿まで宿が手配する500円バスがあり、これを2人で利用したので、実質21900円です。

写真はそのバス最前列から撮った道央自動車道と、入室後直ぐに撮ったお部屋。

久しぶりの畳+布団で寝て、やはり筆者は自分が日本人なんだと感じてました。えかったでぇ。

空港を14時30分の定刻に出て、宿には1時間で着きます。これで一人500円。

もし他の交通を使っていると、一人2000円は下らないのでお得感満載でした。小市民なもので(笑)。

 

 

 

 

 

 

16時前には部屋に入っており、夕食開始の17時30分過ぎまでは恒例の温泉タイム。

若かりし頃は温泉が苦手だった筆者も、年をとってしまったのか「温泉」の入り方も学んだのか、身体を労わるにはこの上なく素晴らしいものと理解し、出来るだけ温泉に入るようにしています。

老眼も46歳で始まり、その時はまさかJRの時刻表を眼鏡着用で見えなくなるとは思ってもいませんでした。

しかし、現実に時刻表の小さな文字を見るには眼鏡を外して裸眼で見なければならなくなりました。

そして温泉も然り。あんな熱い湯に浸かる奴の気が知れんわ・・・とか思っていましたが、今では「入らんと損」とも思っています。

湯船に浸かる前に先に全身を洗い、それから下半身浴を開始。15分程粘り、最後の5分だけ全身浴に。

ボクシングの世界チャンピオンで、しかもYoutuberでもある竹原慎二さんが膀胱がんから生還された時、治療法の一つとして「癌細胞は高温に弱い」ので、熱めの風呂に半身浴で浸かり、癌細胞をやっつけた話を聞いた事があります。

浴槽に浸かる行為を嫌がっていては、悪い細胞の思う壺なのかも知れません。シャワーで済ませている方(筆者もですが)、出来るだけ浴槽に浸かって強い体を手に入れましょう。ただ血圧が高めの方は御注意を。

写真は夕食バイキングで選んだジンギスカン。3度もお替りしてしまいました。

ニュージーランドに来て36年。やはり肉はマトンでっせ。最も身体に良い肉なんだそうです。

飛行機を3本乗り継いでタイ・プーケットから登別温泉にやって来たので、その夜はイチコロで寝てしまいました。そして良い湯でした。