少年鑑別所から見た子どもたちから子育てを考える | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

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しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

昨日、少年鑑別所の所長さんより

少年鑑別所はどんなところでどんなことをしていて、少年鑑別所から見た子どもたちはこんな感じです。と聞きました。

(川西は京都市青少年健全育成関連の地域の役になっているので)

 

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ちなみに少年鑑別所の方からお話が聞けるのはH27年に法の改正があり、範囲限定の情報を公開できるようになったそうです。

 

 

複雑な心をシンプルに

軸のある対応をサポート

しなやか自分軸研究所@川西未来子です。

 

まず少年鑑別所と少年院の違いをご存知ですか?

 

少年鑑別所というのは、少年院への措置が必要かどうかを鑑別(分析)するところなんです。

 

 

詳しくは

http://少年院.com/鑑別所と少年院の違い/

 

鑑別所では、専門的な調査・診断を行うことで少年たちが非行に走るようになった原因・動機、また今後どのようにすれば更生できるかなどを、医学・心理学・社会学・教育学・人間科学などの専門的知識や技術によって明らかにしていきます。

 

この際、外部機関である家庭裁判所の家裁調査官と呼ばれる調査官によって、少年の様々な情報がまとめられていきます。そのため、鑑別所にいる間はこの調査官との面接が複数回あります。

 

 

この面接、本音を聞き出すのが大変だそうです。

だって来たくてきたところではないし、大人への不信感は半端ないそうです。

なので子どもたちが本音を話してくれるように工夫し関わっているそうでよ。

 

 

 

関わりの中で見えてきた子ども達

大きく3つにタイプ分けができるそうです。

 

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タイプは別れても共通点が、、、、

 

 

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ということです。

 

 

関わりは

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本人が気づくことが大事!

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少年鑑別所というのは鑑別するところなので教育するところではありません。

彼らの行動を肉眼で観察し記録し、面接や作業、生活全般を記録していくことが主なようです。

 

少年たちの滞在は長くて4週間、その間でできる限り少年たちと積極的に関わっておられる様子は、行動観察をしていることや関わり方も伝えてくださったのでよくわかります。

 

 

そして

 

「彼らたちに今必要なのは、自分で気づくこと!気づける関わりを大切にしています」と言われていたことが印象に残りました。

 

 

 

 

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再犯3割はなぜ?

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統計から見た特徴から再犯が3割、、、これが気になったので質問しました。

 

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なぜ再犯になるのか?

 

再犯内容というより対人関係の作り方が下手、

人と関係性を築いていくことができない。

 

関係性が築けないのは、関係性が築けるような親の関わりがない。

親の関わりがないのは、放置放任や虐待というものではなく、親とは友達関係のような話はできる「ビデオ何とっておく?」「何が欲しい?どんな漫画?」のように軽い話はできるけれど、深い話ができる人がいない、と言われていました。

(軸対話を知っている親はほとんどいませんしね、そりゃ無理というものでしょう)

 

 

この子たちは関係性を築くことができない、、、という問題を感じながらも鑑別所は鑑別をするところなので、後は次のところにお任せになるようです。

 

 

校長先生だった方からの質問で、鑑別所から帰った子どもたちは確実に学校には来る。その時の対応を考えるために情報が欲しいとお願いをした方もおられました。がしかし、鑑別所での情報はすごく貴重だけれど個人情報なので学校との連携も難しそうでした。

 

 

 

 

 

後、これが気になったんですけどね。

 

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軸対話、しな軸メンバーにはわかるよね。

またリアル実践会の時に話しましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

これからの子どもの育ちにとって何が必要で、今後どうなるであろう世の中を推察して親なりに教育を考える時には、社会の底辺と天辺、そしてビジネスと教育福祉、医療の現実を見ていくことが大事だと考えています。

 

 

なので、親子のコミュニケーションのインストラクターをしようと考えた約10年前も少年犯罪の実態調査をしていました。あの時とあまり変化はないということです。

 

 

でも少年鑑別所の方の関わりは、子どもたちにとって貴重な体験だろうなと思いました。

関わりは観察と話を聴くに徹しておられ、皆、努力しておられるんだな〜と感じました。

また子どもたちにとって毎食温かいかい食事が食べれたことも喜びだったようです。

 

 

 

 

 

何からできるのか?!

 

家庭に戻ったとして、その家庭に関わりを考えろ!というのはあまりにも酷でしょう。子どもとその家庭という個人攻撃ではなく、子どもとその家庭を支えることのできるネットワーク、地域社会で在りたいものです。


そして話を聴いてくれるところと温かい食事が食べられるところの確保は必要でしょうね。

 

もしできるなら教えることより、

気づける関わりをしてあげたいですね。

 

アクティブリスニングのできる余裕のある大人が増えますように^^

 

 

 

 

しなやかにね( ̄ー☆

 

 

 

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やっぱり、、、、吐き出し、、重要だな〜