心のことを学び出した時
心やコミュニケーションの世界が
医療の世界と似ていると感じた。
医療で各科に別れた世界、
対症療法で対応している世界、
その世界と同じ構造に見えたのだ。
各科に別れたり
対症療法に終始するということは
複合している疾患や特殊疾患の場合
病院や各科を渡り歩くことになる。
そこで考え出されたのがゼロ内科。
色々しても治らなかった。
色々行ったが原因が分からない。
混合し過ぎて小さなところでは対処出来ない。
などの理由で受診される。
私はゼロ内科を外来とする
混合病棟に勤務していた。
全国から混合疾患や
特殊疾患の方が来られる病棟だ。
そこで様々なことを学んだけれど
世の中には治らない病気が多いことを知った。
これが医療の限界なのだろうか?
色々な疑問や不満があり
これはどうにかならないのか!と、
色々に人に相談し、ある縁で
京都で最も尊敬するドクターに出会った。
続く。