しなやかな軸で関係が築ける人になる
人間関係改善コンサルタント
しなやか自分軸研究所@所長川西未来子です。
現在「こころ」シリーズです。
前回までは「こころ」を考えました。
◆ありのまま、そのまま、心のまま、その心とは何だろう?vo…
なぜ『こころ』というものを考え
心を定義しようとしたのか
なぜ反応会話から軸対話に変えていくのか、、ということで今回です。
これらを考えることは
他人軸ではなく自分軸で子育てをするメリットに繋がります。
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なぜ『こころ』というものを考え
心を定義しようとしたのか
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人を育てる人の多くの言葉が『こころ』に関して言っているからです。
親やリーダー、経営者の悩みとして言っている言葉
「こうした方がいいのになぜしないんだ」
「それぐらい考えようよ」
「諦めないでやればできるのに」
悩む人の多くの言葉、
「なぜそれをするのか意味がわからない」
「どうなってしまうのだろう」
「伝えているのにどうして伝わらないんだ」
伝えたいのに伝わらないと思っている人の言葉、それらは
心を育てたいと思っている
心が疲れている
・妄想・ストレス・精神的な疾患・燃え尽き
心を伝えたいと思っている
でも心というものが曖昧でスレ違っていることも多く
スレ違いをなくすものがいるのです。
(まっそれが軸対話ですけどね^^)
もう2点、、、、川西的にこれが重要
軸対話は直感力を伸ばす
これからの時代、自分自身の直感力で情報や人生を取捨選択することが必要なのではないかと言う仮説。その力をつける。
常識と呼ばれているものは国や世の中の流れで変わる。これからの不確かな時代を生き抜く力は直感力なのではないかと考えている。
親を超えてほしいの願望、笑
親の考えや方法を伝えているだけでは親以上にはならない。
自ら考え個性を伸ばすとどんな人になるんだろうという未来への展望や願望
ここからは解説、、、長いです(^^;
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心を育てたいと思っているが多い
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人を育てるときに心を育てたいと思っている人が多い。そしてそれには力が必要だと思っている人も多い、リーダーシップを発揮して皆を引き連れなければいけない。
リーダーとしての役割と力を使うことは別なのだがその区別が難しいようだ。
未だに続いているのは賞と罰を駆使すること
ないしは「ああしなさいこうしなさい」「こうしたらいいよああしたらいいよ」とアドバイスや指示命令、必死に権威(おそらく本人に自覚はない)を示してみたり、言うことを効かせるために甘やかしたり、これらは相当疲れます!(´Д`;)
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子どもの心の何を育てたいのか?!
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子どもの心の何を育てたいと思っているのかを考えてみた場合以下のキーワードが出てくる。
思いやりを育むこと
相手を尊重し協力すること
個性を伸ばすこと
自己肯定感や自己尊重感を育むこと
自ら考え意欲を育て
夢を持ち挑戦すること
これらを育てようと思いながら真逆のことをしてしまっている人が多い。そして実は愛が隠れているのに真逆のことをしているから伝わっていない。伝わらない努力は疲れる(゚_゚i)
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軸対話の元はゴードンメソッド
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軸対話の元になっているこの本を読んだとき、本当の意味で実践できたら、こんな家庭やこんな子どもになるんだと言う驚きでした。将来仕事をしていくにあたり、社会は考えを抑えた従順な人を望んでいるわけではないということもわかりました。
それに家族関係や子どもの資質と呼ばれているものが運命や遺伝ではなく環境や生活習慣、接する人で違いが出てくることがあると言うことも分かりました。
家庭のビジョンとして、、、、P142~
今日の産業界は、「職場の民主主義」「民主的なリーダーシップ」「参加型の経営」が従来の権威を大切にする経営に勝る、と高らかに謳っています。親たちに、次のように言えないわけが、どこにあるのでしょう。
「誰にも価値がある。お互いを大切にし、みんなの意見が歓迎される。何かを決めるときはみんなで参加し、罰を恐れずに文句を言ったり批判したりできる。そんな家族と暮らすことは、どれほど素晴らしいことか」
家族全員の同意のもとに家庭を運営すること、リーダーシップを親の特権であるかのように独占する代わりに、それをみんなと分け合うこと、子どもに対しては、軍隊の上官のようにではなく同じレベルで接することーーーーーそれらがどんなに素晴らしいものかを伝えていくこともーーー大切なことなのです。
新種の若者ビジョンとして、、、、P143〜
私はこれまでに、数多くのこのような子ども達にあっていますが、彼らは本当に驚くほど「違いのある」子ども達でした。簡単に形容することは難しいのですが、次のような性質が見られます。
▶︎協力的である(卑屈ではない・従順ではない)
▶︎思いやりがある(自己中心的ではない・軽率ではない)
▶︎主張する(攻撃的になったり苛立ったりしない)
▶︎自信がある(恐れたり心配したりしない)
▶︎自己管理する(依存や奮闘を必要としない)
▶︎率直である(嘘をつかない・屈折していない)
▶︎頼りになる(頼りなかったり責任感がなかったりしない)
▶︎自発的である(抑制されたりコントロールされたりしない)
▶︎優しい(暴力的でない・攻撃的でない)
▶︎自尊心がある(下品でない・控えめでない)
▶︎愛情深い(冷たかったり、よそよそしかったり、気持ちを隠したりしない)
▶︎慈善的である(無慈悲ではない・無感情でない)
他にも彼らを形容詞1語では表せない性質をもっています。これらもまた、私の出会った親業の子どもに共通しています。
▶︎自分の欲求が満たされることを確かめるが、それが相手にとって好ましくない影響があるかどうか、気にかける。
▶︎周囲で起こっているあらゆる不正に対して、とても敏感である。
▶︎自分が家庭で扱われているように友人を扱う。聞き上手で、よき相談相手、よき対立者、よき問題解決者である。
▶︎年齢の割に分別があるがじつに子どもらしく、楽しく、愛らしく、遊び心がある。
▶︎自分の欲求が満たされることを望んでいるが、事故中心的ではなく利他的で、慈善的である。
▶︎他人を必要とすることが少ない(依存的でない)が親友をもっている。友人を作りやすい
▶︎笑われることや他人に何と言われるかと言ったことを恐れない。他人にすぐに従うことはなく、より個人主義的である。
▶︎自分の体験や感情、考え方についてオープンである。
▶︎未知のものに対して比較的大胆で、既知のものにしがみつかない
▶︎高度な自己受容。そのままの自分を受け入れるが、変化や自己の向上にも柔軟に対応する。
以上、心を伝える21世紀のおコミュニケーションより
ほんまかいな(ノ゚ο゚)ノ、、と驚きました。
ここまで立派なことはなかなか難しいですよね~(^^;
ここで重要なことは、子どもをこう育てましょう!と言いたいがために載せたのではありません。では何?
上記をよーーーく観てください。
暴力的な性格?!
控えめな性格?!
責任感のない性格?!
嘘つきな性格?!
卑屈な性格?!
そんな性格はない、と考えることができませんか?!
性格や遺伝や運命のようなものにしているようで、そうではなく環境や接し方で人が変化しうることを伝えています。
変えられるものを変える勇気があれば
私たちはいつでも変わる可能性がある
ように思うのです。そして
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認知や考えを与えない子育て
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認知や考えを与えない楽チンな育て方をしていると、要らない認知はつかないのです。その子にとって必要なものはついていますが、親の思い込み、要らない認知はほぼ引き継がれません。ですが親が大切だと思っている価値観は引き継がれます。
例えば、、、
娘の塾で成績順の席順に対して、私は自分自身の順番をつけられるようでイヤだったんです。席順が低いとダメなように思えて恥ずかしいし、、、なので聞くと「ただの数字でしょ」と言っていました。
スポーツクラブのコーチ、そんなに怒らなくてもいいんじゃないの?!と思って息子に聞いたら「怒ってるんじゃないよ教えてくれてるんだよ」と言いました。
親の認知、思い込みが反映されないということはこう言うことかと思ったのです。
親の思い通りではなく、まっすぐにも成長しません。螺旋階段を登るように親の期待を裏切る成長を見守ることの面白さがあります。研究員さんたちも楽しんでいます。
双子の性格の違いや双子の姉、姑との関係で悩んでいたひまわりさん
双子の喧嘩の結末は、、、
ママがもっと可愛くなるように物申したい息子
怒らずに連想ゲームのように子どもの悩みに答えます。
自分を伝えて子どもの考えに任せています。
机上の空論ではなく学んで実践すれば誰でもできるようになります。
ほぼ日々の地味〜な訓練ですから(^^;
川西が個人的に需要だと思っている2点については、途中になっているストマネシリーズに繋がるので次回は続きのストマネシリーズです。
しなやかにね( ̄ー☆
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