対話スキルを心得ておくと
どんな場面でも冷静に対応できるようになります。
しなやかな自分軸で関係を築く
人間関係改善コンサルタント
しなやか自分軸研究所@所長川西未来子です。
私の不快な思いは相手が悪いから。。。。
相手がこうしてくれたらいいのに(要望)
相手がこうだったらいいのに(願望)
要望や願望のあなたメッセージは
その奥に自らの欲求があるから
要望や願望が言いたくなるのです。
じゃあその欲求は何?
要望や願望を欲求と混合するから
話がややこしくなる
しかも価値観も混同して訳わからない状況。。。。
価値観が変われば全てが変わるは自分に対してするのはいいけれど対人関係に持ち込むとややこしくてしかたがないのです。価値観の対立なのか欲求の対立なのか、区別はついていますか?
例えば介護の問題も
お母さんには
自分の身体のことを考えてほしい
いつもお父さんの言いなりで
お金がかかるから
治療食のお弁当をやめて缶詰?!
ってどういうこと?
お父さんは
自分の身体のことだけ考えてジム?!
料理も自分の分だけ?!
それで娘の私にお母さんの面倒をみろ?!
父が病院の人の対応をしないから
娘の私に電話がかかってくる
「お父様に言っても
どうにもならないので宜しく」と
夫婦でしょ
夫婦で何とかしなさいよ
お父さんがお母さんの面倒をみれば済むことを私達に振らないでよ。
お母さんを見殺しにする悪い娘だな!と言われるのもイヤでモヤモヤする!!どうすればいいのでしょう、未来先生!
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どうしたいのでしょう娘さん、
悪い娘には成りたくないし
だからと言って父が好き勝手してるのに
私が面倒みるのも釈然としない。。。。
この状況
本当は誰が一番困ってる?
病気で苦しんでいるのはお母さん
どう介護していいのか分からないお父さん
家族が対応してくれないと困る病院の人
サポートの範囲が明確ではない娘
面倒をみるという
ザックリした見方をして
面倒をかけてはいけないと思っている母親
面倒は娘がみるものだと思っている父
面倒は夫婦で見合うものでしょうの娘
これは価値観の対立。
価値観は伝え合っておくことは大切ですが
価値観から解決することはまず無理です。
この答えはなかなかでない。
それより具体的なところに落とし込む!!
余裕があれば
それぞれにアクティブリスニンングする
例えばそれは、、、、、、
《《母親に対して》》
(透析に缶詰は自殺行為ですよね)
お母さんは自分の身体よりも
お父さんに言われることのほうがイヤなんだね。
もう死んでもいいと思ってるだ
苦しみながら死にたいと思っているの?
→死を覚悟しているなら覚悟しているでいいのです。
ただ、どんな死を迎えたいのか、自分で考えないといけないし、そんなことを考えたこともなかったことも自覚してもらい、残りをどう生きたいのか考えるサポートができるといいよね。
《《父親に対して》》
お父さんは人の弱さが受け入れられず、自分でどう手を出したらいいか分からないから私達に振ってくるんだね。何に具体的に困っているの?!
→おそらく介護や人の世話は下の者がするもの、とでも思っているのでしょう。ですがそこには触れません。価値観はそう簡単には変わらない。娘に振ってくるということは本人もこのままではいけないとは思っているということと人の弱さ、自分の弱さが受け入れられず避けようとしている。そこにも触れません。今更無理です。
ならば今困っていることを明確にしてどんな役割分担があるのか考えられるといいですね。
全てアクティブリスニングで対応。
そして返事と宣言のアイメッセージで
自分を明確にしておく必要があります。
上記は一部です。
別に全てを放棄して悪い娘になってもいいのです。
これは娘の困りごとではなく親の困りごとです。
母親のことが氣になり
このままでは私が後悔するというのであれば
しっかり自分と向き合ってから
どう関わるのかはまだまだ方法はあります。
相手がこうしてくれたら私の不快な思いはないのに!
ということはない!
ということは伝わっていますか?!
相手への要望と価値観も混同して訳わからない状況。。。。
価値観が変われば全てが変わるは自分に対してするのはいいけれど対人関係に持ち込むとややこしくてしかたがないのです。価値観の対立と欲求の対立を区別して対応する!!そのためにもまず
私の欲求は何?
自分の不快な思いは
自分が納得して行動してこそ解消されるのです。
ひとまずここまで、健闘を祈ります!