しなやか自分軸研究所@所長川西未来子
褒めるということを勘違いしていないだろうか?!というのは、対話スキルを元に自分軸を研究するなかで氣がついたことがあるのです。
褒めるということを
人を輝かしく賞賛すること
自分を持ち上げること
と、思っていませんか?
その褒めるということで
自尊感情や自己肯定感に
繋がるというのは本当だろうか?と思うのだ。
褒めるということを文字通りに受け取ると
対象となる人物のやったことや
行いの優れていることを評価することとなる
人から褒められると基本的には誰でも嬉しい
人には承認欲求があるし人は人に認められたい
人に認められると存在している価値を感じる
それが自尊感情や自己肯定感に繋がるという
がしかし
自尊感情や自己肯定感に繋がる
という部分を強調し、
その目的を果たすと考えた場合、
果たして、一般的に言われる
「すごいねー」「 よくできたねー」「いい子だねー」
が、その目的を達成する言葉なのだろうか?
それ本当??
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褒めることが下手な親
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私は親から「あまり褒められなかった」と思っていた。
母親も「私は褒めることが苦手だ」と言っていた。
父も母に対して「もっと褒めてくれたらもっとヤル氣がでるのに」と言っていた。
だから褒め合うことのない親子だと思っていた。
子どもを褒めることが苦手だからか私たち兄弟は自画自賛が得意で、食卓は自画自賛の嵐だった。それを母は楽しそうに聞いていた。
「へえーそんなことがあったんや」
「へえーそんなことができるんや」
「へえー勉強するとそんなことが分かるようになるんや」
「へえーそんなことを人にしてあげれるんや」
「へえーそんな考え方もあるんや」
とずっと聞いていた。
お氣付きですか?
母はちゃんと人を承認していたのです。
感心しながら褒めてもいるのです。
評価など一切していない、
そんなもの必要がないほど、ただちゃんと聞く(アクティブリスニング)ということだけで人を承認しているのです。
母の中の褒めるということは文字通り、人を評価するということだった、だからできなかったのだ、常々自分の学歴の低さ(奉公に出ていたので小学校まで)を氣にしていて人を評価できるような人間ではないと自分のことを言っていた。
人のことは褒められない、、、、、、
と言いながら
私が塗り絵をしていると
「楽しそうやな」
「そんな色があるんや」
「そんな色の組み合わせのドレスは綺麗やな」
「そんな服があるといいな」
人の髪を触ることが好きで触っていると
「みこに髪をといでもらうと氣持ちがいい」
「綺麗にまとまる、そんな風に巻けるんや」
「綺麗にしてくれてありがとう」
そう言われると
「ああ私はこんなことをしていると楽しいのだ」と思った。
私は褒められていないと思っていた
でも承認はされていたし
自分の好きなことも分かっていた。
それで充分じゃないのか?!
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研究員さんからの報告
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姉妹の絵を褒めるのを止めてから、どうだ!という感じで競って絵を見せにくることが無くなり、文は姉、絵は妹、という合作の絵本を作ってプレゼントしてくれるようになりました(゜O゜;
とあった。
親が何を観てどう褒めている(肯定のアイメッセージ)のかでそれぞれの得意分野を理解し活かし合うことができた、ということですよね。
親がアイメッセージとアクティブリスニングを続けることで自分自身の得意分野を見つけ、そしてお互いを認め合い活かしあうということが小学生でできるのです。
私達は褒めるということを勘違いしていないだろうか?!
もっと自然でシンプルな方法の人の話を聞くことや素直に伝える。
それだけで自尊感情や自己肯定感に繋がるのではないだろうか?と思うのだ。
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=======追記======
学歴云々ではなく母は子どもに対しても
一人の人間として接してくれていた
はあ~恐れ入りました、、、、、σ(^_^;)

