自然体の親(リーダー)になるための対話力
普段の会話で相手に思考力をつけて自立を促す。
しなやか自分軸@川西未来子
相手が育たないと嘆く前に
どんな会話をしているのかチェックしてみませんか?
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聞くとは
発する言葉の前の段階を言葉にすること
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本当は相手のことを分かっている
それを口にしないのは勿体ないですよ^^
先日の会社訪問での会話コンサルにて
メールのやり取りを事例に説明しました。
こんな感じ
スタッフが色々考えてBCDと案を出していたんです。
それを受けた社長、それならAですね。と答えました。
たったこれだけの会話。
大したことはないと思うでしょ。
違うのよね~
恐らく社長はBCDのことを踏まえてAを伝えたとは思うのです(「そうだ」と言われていました。)が、それは口にしないと伝わりません。
案の定、スタッフはまた社長に省かれた、、、私のことは分かっていないんだ、私の案なんてどうでもいいんだ。。。。と思いました。
相手のヤル氣や
相手との信頼関係って
こんな少しのスレ違い・・・・
そのスレ違いで
相手の思考停止が起こります。
『社長はそう考えるのか!』も伝わりません。
人の話を聞くは
あなたはこう考えているんですよね。
それを確認するように伝えることです。
例えばこの場合だと
◯◯さんは、時間ロスを防止するためにBCDと考えてくれたんですよね。
(一旦相手の話を聞いてから自分の考えを伝える)
それらを総括してAの案を考えたんですけどどう思います?
となります。
本当はそれぞれの言葉がいいですよ。
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会話には癖がある
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A社長の場合、頭の回転が早く次々に案が浮かぶのでスタッフがついていけない事態が発生し、なかなかスタッフが育たないと言われていました。
でもそれは社長の頭の中を口に出していないことと、自分が伝えることに集中してしまい相手の話を受け止めたことを伝えておらず相手のヤル氣を削いでいることが原因だったんです。
本当は相手のことを分かっている
それを口にしないのは勿体ないですよ^^
これは単純に癖です。
悪気はない。
なので癖治しのポイントとA社長用に
いつどんな場面で注意したらいいのかなどレクチャーしましたよ。
「いやー癖に氣がつかないぞ(^^;
省かれたら省かれたと言ってくれーーー
悪気はない許してくれーーー 」と社長。
こんな対策もありですよね^^
スタッフより
「分かりました!今まで心の中で
社長を刺していましたが
言うことにします!!」
皆で笑って終了しました。とさ(笑)
あっ、ここも
問題所有の原則を元にお伝えしていますよ。