1点目は「子どもの脳は未発達だから自制が効かないなのでルールとして教えなさい」
2点目は「オキシトシンがあれば母性が誰でも育っている」
こんな風な思い込みを作ってしまっていないだろうかという勝手な危惧です。えー重々承知のお節介です(^^;考え過ぎ!と言われればその通りですね^^
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オキシトシンがあるだけで
母性が育っているとは限らない
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オキシトシンは愛情ホルモンと言われ『3歳児神話の発端になったホルモン』でもあります。
私がお伝えしたいのは。。。オキシトシンがあれば、誰でも母性が育っている、子育てする力がある。。とは限らないということ。子育ては学ばなければ分からないことが沢山あるからです。
子どもを可愛く思えない
子どもを育てることが苦痛だ
子どもを見てるとイライラしてしかたがない
母親失格だ。。。。という方に
本当に母性がないのでしょうか?
本当にオキシトシンが少ないのでしょうか?
ある記事より・・・・・・・・・・・
オキシトシンの働きが活発だと、その人は対人関係で積極的になるだけではなく、人に対してやさしく、寛容で、共感的になりやすい。
逆にオキシトシンの働きが悪いと、人になじみにくく、孤立的に振る舞うようになり、また過度に厳格になったり、極端な反応をしやすくなる。
逆にオキシトシンの働きが悪いと、人になじみにくく、孤立的に振る舞うようになり、また過度に厳格になったり、極端な反応をしやすくなる。
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オキシトシンの働きについてはいい情報が多いので、詳しくはネットで調べてください。
なんだかオキシトシンさえあれば対人関係は全て解決するように思えませんか?
科学的な根拠があっても現実を見たときには疑ってみる。常に目の前の現象に向き合う。。。これが川西のスタンスです。
なぜ疑ったのか?!
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話を聞いたからです。
PTAでの役で約1年間で延べ100人のお母さん達の悩みを聞いた時に、中には家族に対して寛容でもなければ共感的でもない人がおられました。果たしてこの悩み。。。。。愛情が不足しているから起こっていることだろうか??
愛情があるからスレ違い、愛情があるがために悩みや争いが勃発しているのではないだろうか!?
やっと見つけました。心理学オタクさん
素晴らしいです!。。。。下記の記事です。
さらっと「自他分離」と「肯定と否定がバランスよくあること」と書かれてもいますね。
>オキシトシンの受容体は「子供の頃に親から愛情をシッカリ受けていると増える」というわけなので「愛情をシッカリと受ける時期」は子供にとって必要なことでしょう。ですが「愛情のはき違え」が「過干渉」という「支配・依存」になるのであれば、それはまた別の意味で「自我の形成不全」の原因に繋がるでしょう。
そう愛情は愛情として伝わる形で伝えてもらっていなければ愛情を与える時に間違える。また自分の欲求や感情を大切にしていなければ愛情を履き違える。
テレビではこんな場面がありました=======
お母さんが食事の時に、後ろの乳児が泣き始め食事を中断してあやすという場面。お母さんはパートナーに代わって欲しかったそうですが何も言っていません。
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夫に対して「無言で配慮してよ!」には限界があります。
子どもに対して、そもそも子どもが泣くことは本当にダメなことなんだろうか?泣く子どもを放置できない。。。これはオキシトシンのなせる技でしょう。でも。。。
子どもは泣きたくて泣いている時もあります。
子どもの不快な状態をチェックした後、この子は泣きたいんだな、と判断すれば放置してもいいんです。腹筋と肺活量が鍛えられます。にも関わらず反応で抱っこしていました。
これでは自分の欲求が妨げられていて、しんどいのは当たり前です。自分で自分を助ける行動に出るためには、反応で動く生理作用に対抗する方法を知っていたほうがいいのです。そう、子どもを見て欲しいならアイメッセージで伝えようよ(^-^)/
愛情があるがために対応を間違え、お互いを苦しめている。。。
これを改善するにはどうしたらいいと思いますか?
愛情が愛情として伝わるためには学習する必要がある。母性や思いやりは学びと共に育つもので、人間の知恵として自分をラクにしながらスキルを学ぶ必要はあるという持論でした。
長々と失礼しました(^^;
*しなやか自分軸塾では、この対応の仕方、
自分や他者への聞き方、問いかけ方を身につけます^^
4月16日は初級講座を企画しますね。