◆できない罪悪感、貰えていないと嘆く子ども | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

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しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

究極にストレスなく
人のサポートがしたい方へ
しなやか自分軸塾主宰@川西未来子


前回の物語のテーマの質問調査は
産経新聞98年11月10日のことです。

日本の母親とスウェーデンの母親では
まったく違う反応なんです。

スウェーデンとの比較は
当時福祉国家の先進国だからです。


スウェーデンと日本の母親の意識の違いから見えてくるもの

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国単位での母親の意識の違い
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「母と子」の話と答えたのは
  日本は48%
  スウェーデンは9%

スウェーデンの母親の43%は「友情物語」と答えた。



大きな木は「無償の愛」を与えている。 男は要求するけれど木に与えることはない。無償の愛は時に「自己犠牲」を強いるとも言われている。。。
(超少子化ー危機に立つ日本社会より)



上記は約20年前の調査なんです。
Facebookでも聞いてみました。



皆さんの回答から物語のテーマやそれを解釈する深さなど
もっと議論したいところです。そしていい人が多くて日本の未来は明るいと思いましたよ。





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意識の共有
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実はこの物語を提供したのは
意識の共有と比較をしたかったのです。



そしてあなた
意識に問いかけたかった。




20年前と今とではSNSの普及が進み
情報量が全然違い、心のことや
コミュニケーションを学んでいる人は
沢山いるにも関わらず。。。。



親子関係や親子の悩みは
さほど変化が見られないのは
どうしてだろう?




お母さん達の悩みは
毎年毎年同じ悩みが繰り返され
先生の鬱傾向は進行している。
(悩みが同じなので対応策があるはずなのに・・・)



私がしんどさを感じた20年前と
今との意識の比較をするのに
共通認識できる何かで質問した方が
比較できると考えました。



本当に意識は変化していないのだろうか?



あの物語を読んで親子または
人をサポートする人と感じた方は
今でも半数はいるような氣がします。




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状況や環境は違っても
理想の母親像は変わらない
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学校教育も男女平等を唱え
男女雇用機会均等法もでき
イクメンも増え
PTAや地域への参加は減り
個人主義は加速し
自己の利益しか考えない
公(おおやけ)の意識は薄くなったと
言われているにも関わらず


著者は言います。この愛が
母親から子どもへの愛情
というならば
日本の伝統的な母親像ともピッタリくる。と






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無償の愛は崇高過ぎる
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無償の愛は究極の利他精神です。
公(おおやけ)の意識とも繋がります。


欲求段階説を唱えたマズローは
晩年に自己超越の段階を作りました。

それが自己超越、利他精神です。



宗教家はこの利他精神を修行します。
マズローはアジアの修行僧を調査して
この理論を導き出しました。
あのスティーブジョブスも
若いころアジアに出向き修行しています。




自己超越は
生理的欲求→安全欲求→社会的、愛の欲求
→承認(尊重)欲求→自己実現してから


→自己超越





一般人には

ムリでしょーーーーよ。





一番大事な自分で自分を認める
自己尊重も育っていないのに。。。




(でも実際は何も知らずに子育てしてるよね^^)




無理な理想像がインプットされていると
自覚している人はどれだけいるでしょう?!



無償の愛は素晴らしいことのなのですが、
そこから進んで理想の母親像は
こんな弊害を生んでいるように思うのです。




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できない罪悪感
貰えないと嘆く子ども
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利他精神を貫こうと思うと
欲求の段階を踏むか
自分の欲求を考えないか
そのどちらかになりやすい。


以前にもお伝えしましたが
川西流の欲求は人が生きるために
大切なもので自分自身でもあります。
それをないがしろにする。
そんなことは無理。




ですがいい人達は、何かと比較し
できないと嘆き罪悪感をもつか、
できない苛立ちにさいなまれ
子どもに当たるか



子どもは子どもで貰っていても
まだまだ貰っていないという




これでは与えるレベルも
貰うレベルも高くなり

お互いがしんどい状態に
なっていないだろうか?!




これは話が飛躍しているでしょうか?





共依存の関係も依存症も
子どもの暴言もDVも
ガンも鬱も免疫力の低下も

一見バラバラで何かが繋がっている



そう見えたんです。




どうしよう。。。。
これからの子育て
私はどうしたらいいだろう?!
どうしたいんだろう?





こんな訳のわからない話、
誰が聞いてくれるだろう?



まあ無理だな。。。



夫は軌道に乗るのが大変だし・・・・
遅いし・・・
順序だてて私が話せないし(^^;
「だからどう」って言われそうだし・・・



しかし・・・・・

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これ本当?
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著者は言います。この愛が
母親から子どもへの愛情
というならば
日本の伝統的な母親像ともピッタリくる。と



本当に伝統的な母親像なんだろうか?



やっと来ました(笑)女性史
次回です。

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自分の中に在るものに辿りつく為に
削ぎ落とすような感覚でできる軸です。


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