◆自己評価の低さが日本を支えていた?! | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

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しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

究極にストレスなく
人のサポートがしたい方へ
しなやか自分軸塾主宰@川西未来子


前回、三歳児神話の嘘について書きました。



現在メール講座は
以下についてお届しています。

イヤを大切にする理由は。。。

1イヤは宝
2抑えておきたい基本原則
3、子育てと世間
  自由に自分らしく!でも世間の声も氣になる
  ・三歳児神話の嘘をご存知でしたか?
  自己評価の低さが日本を支えていた?!
  ・世間の母親像をぶっ壊せ
  ・仕組まれた親の価値観a,b,c,
4、今求められている人とは
5、それでも氣になる3つの縛り
6、究極にラクになる幸せ道へ

いつものことですが
前回と題名が変わっています(^^;


◆自己評価の低さが日本を支えていた?!


三歳児神話が嘘だと知ったからといって
母親である・・・
親であることのしんどさは
私が感じた約20年前から今の親と
さほど変わらずに
今まで来ているように思えます。


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そんな暇はない!!
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世間の価値観はいつの間にか思考の中に入ってしまっていることがあり、よ~く吟味して自分に取り入れないと訳のわからない苦しさにさいなまれる。子育て期間は正味15年多く見て20年なんです。目の前の子どもをよく観ないといけないのに他人軸に振り回される。。。そんな暇はない!それで、私は色々と本で調べたんです。




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そして少子化は進んだ
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三歳児神話の嘘がどうこうと言うより、その思想を使うことで国の当初の目的である役割分担の就労政策が上手くいくと考えられた。

実際、戦後日本の復興は目覚ましく、役割分担や公的意識を利用した政策は成功したといえる。でもそれは役割分担という名で福祉政策を怠ったことには変わりなく、育児や介護を女性の無償奉仕に国は頼った。今でも日本のPTAの活動は女性が多くを占める。そして家族のために身を粉にして働く男性像は男性にもプレッシャーがかかることになった。


で、どうなったか。。。。少子化が加速した。
(少子化が問題と言っているのではありません)


少子化に関する世論調査(1999年)の結果では、3歳までの日中は『どこ』で子育てするのがよいかという質問に・・・


80%近くが主に家庭と答え

高齢者ほどそう考える傾向は高く85%
育児の辛さを感じている30代の女性は25%
(わたしやん!(^^;)



というか。。。世間の圧力はここかーーーー!?





2000年の母親の意識調査としてアジア22カ国
職業を聞かれると「専業主婦です!」「専業主婦で何が悪いのですか」と開き直る一方で自己評価の低いグループに属している。

こんなに頑張って。。。
自己評価、自己認識(セルフイメージ)が低い。。。。




この自己評価の低さが社会に出ようと言う氣を萎えさせ、地味に国を支えていたともいえないだろうか?!




人は辛さを感じたり、もっと上手くできないかともがく、それが育児書ブーム。。。


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育児方法は大きく二つの流れ
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戦後1945~1966年まではストイックな自己抑制的な育児法、1966~スポック博士の育児書』が導入され以後40年間「親の愛情とスキンシップ」に依存した日本独特の子ども中心の育児法が何気に定着する。そのうち育児法と幼児教育ブームもやってきます。所謂、過干渉と言われるものです。している本人は過干渉のつもりはないですけどね(^^;


これらの育児法を取り入れていない人もいるのですが、受け継がれているのは厳しくするか甘やかすか、アメとムチの二者択一か混合するか。



母が言っていました。「赤ちゃんが泣いても『抱っこしたらいけない抱き癖がつく!』と言ってお姑さんに叱れたけれど、泣いている子を放置はできないので抱いていた」と。母は愛情のかけ方が分からないと言いながら感覚で育てていたところがあったようです。育児ブームは取り入れている人と取り入れていない人もいるのですが大なり小なり情報が少ないと身内の影響は受けるんですよね。






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こんな母親像ありませんか?
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なんだか色々嘘だよね、
と思っても何気に世間や
あなたの中に残っていませんか?

『母親とはこうあるべき』という息苦しさ




お母さんは子どもために食べるものも食べず、家族に尽くすことが当たり前、それが愛情、親の苦労をみせることで子どもに思いやりの心が育まれ、やがて恩返しをしてくれるために自立し成功する。。。みたいな親子関係、親像、母親像って日本にないですか?



自己犠牲の美徳化



謙遜しながら崇高なことをしているにも関わらず自己評価は低い。。。この矛盾に氣付いていますか?自己犠牲の美徳って本来は何でしょう?



そこで女性史を調べてみました。



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考え癖があるなら考える
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これは原因探しをしているわけではありません。そして川西の考えていることが正しいでしょ。と言っているわけでもありません。考え癖がある場合、トコトン調べてみると囚われていることがアホらしくなってくるんですよ。妄想で苦しむよりトコトン調べるほうがいいと思うのです。あともう少しです(^^;



=====本日の質問========


あなたの親はこの育児ブームの影響を
受けていませんでしたか?


あなたにとって自己犠牲は美徳ですか?


=====後記=========


最後の質問「自己犠牲は美徳か?!」

これ看護学校の試験の小論文の課題でした。
19歳以後、私は考えるようになったんです。


自己犠牲は美徳なんだろうか?!と。


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しなやか自分軸は
自分の中に在るものに辿りつく為に
削ぎ落とすような感覚でできる軸です。


セミナー情報なども届きます。