◆常識があると人の話が聞けなくなる | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

『デキる社長のための人間力向上レッスン』主宰
社長のためのコミュニケーション・マスター川西未来子


社員のやる氣のある会社は
現場での声を拾い上げることができます。


社長ないしは幹部社員には
現場の声に耳を傾けることのできるといいですが


聞く姿勢が出来ていないと
聴けないということがあります。


その一つに常識があると人の話しが聴けなくなる
ということがあります。



例えば下記です。


『感情が表情や言葉の端に出るスタッフがいました。
(いかりの感情が日常的に出る)
周りのスタッフの気持ちもまきこんでしまうので
感じよく仕事ができないから
そんな時はひと呼吸おくように話しましたが
なおりませんでした』





怒りの感情が表情や言葉の端に出るスタッフに
雰囲気が悪くなるのでと注意し
一呼吸置いたほうがいいとアドバイスをする。



注意した幹部社員、たぶん当然のこと
一見、何もおかしいところはないと思いますよね。



正しいことを言っているのに
どうして伝わらないのか。。。不思議???と




常識として============

仕事中は相手を気遣い合って
雰囲気よく仕事するのが当たり前でしょ

=================



そうかもしれません。
でも人の不機嫌に左右されない人もいます。



雰囲気は悪いよりも
いいことに越したことはありません。



それは当然かも知れません。




だからと言って、
不機嫌な状態で困っている相手に
注意しアドバイスしても聞けません。




自分に置き換えて少し考えてみましょう。




自分自身がイライラしているときに



「雰囲気よくないから辞めた方がいいよ
そういう時は一呼吸置こうね」




イラっ!!!

余計にムカつきませんか?!




イヤイヤ、仕事中なんだから
我慢するのが当然でしょう。


私だって我慢してきた。
仕事中ですよ。



と思うかもしれません。




そう、人間であることを忘れて頑張ってきたんですよね。




幹部や指導者という人は
人であることを忘れて我慢して
頑張ってきた人が多い




どうやって頑張ってきたか・・・・



自分を忘れてできるだけ消して
常識をインプットしてきたんです。
(それはとてもしんどかったはずですよ)



常識が自分の一部になっている。


常識=自分  になると




人としての感情を察知することが鈍くなってしまいます



常識=自分 

って、とってもしんどい状態なんですよ。
しんどい自分自身を助けてあげてからでないと




相手が困っている時は
相手の気持ちを汲んだ方がいいという


コミュニケーションの基本が抜け落ちるのです。





コミュニケーションを学んでも使えないのは


常識=自分 になっているから




人の話しは
自分の当たり前や常識を一旦置いて
聞かないと聴けません。




ということは自分の常識、当たり前を
再検討していくことと
そのルーツを知る事が大切なんです。



それができると人の話しが聞けるようになります。



気持ちを聞いて貰えたら人は安心して落ち着け
進むことをできるようになります。
当然やる氣もでてくるでしょう。




社長のためのコミュニケーション・マスターは
単純にスキルを学ぶことではないのです。


お楽しみに。



■志命及びコンセプト

「社長が真に自信を持ち、コミュニケーション力をつけること。
それが豊かで幸せな世の中の原点である」


私は社長が本当の意味で、
人間力を培い、自立することで、自信をつけること。
それが豊かで幸福な世の中につながるという信念を持っています。


『デキる社長のための人間力向上レッスン』主宰
社長のためのコミュニケーション・マスター川西未来子