『デキる社長のための人間力向上レッスン』主宰
社長のためのコミュニケーション・マスター川西未来子
社員のやる氣のある会社は
現場での声を拾い上げることができます。
社長ないしは幹部社員には
現場の声に耳を傾けることのできるといいですが
聞く姿勢が出来ていないと
聴けないということがあります。
その一つに常識があると人の話しが聴けなくなる
ということがあります。
例えば下記です。
『感情が表情や言葉の端に出るスタッフがいました。
(いかりの感情が日常的に出る)
周りのスタッフの気持ちもまきこんでしまうので
感じよく仕事ができないから
そんな時はひと呼吸おくように話しましたが
なおりませんでした』
怒りの感情が表情や言葉の端に出るスタッフに
雰囲気が悪くなるのでと注意し
一呼吸置いたほうがいいとアドバイスをする。
注意した幹部社員、たぶん当然のこと
一見、何もおかしいところはないと思いますよね。
正しいことを言っているのに
どうして伝わらないのか。。。不思議???と
常識として============
仕事中は相手を気遣い合って
雰囲気よく仕事するのが当たり前でしょ
=================
そうかもしれません。
でも人の不機嫌に左右されない人もいます。
雰囲気は悪いよりも
いいことに越したことはありません。
それは当然かも知れません。
だからと言って、
不機嫌な状態で困っている相手に
注意しアドバイスしても聞けません。
自分に置き換えて少し考えてみましょう。
自分自身がイライラしているときに
「雰囲気よくないから辞めた方がいいよ
そういう時は一呼吸置こうね」
イラっ!!!
余計にムカつきませんか?!
イヤイヤ、仕事中なんだから
我慢するのが当然でしょう。
私だって我慢してきた。
仕事中ですよ。
と思うかもしれません。
そう、人間であることを忘れて頑張ってきたんですよね。
幹部や指導者という人は
人であることを忘れて我慢して
頑張ってきた人が多い
どうやって頑張ってきたか・・・・
自分を忘れてできるだけ消して
常識をインプットしてきたんです。
(それはとてもしんどかったはずですよ)
常識が自分の一部になっている。
常識=自分 になると
人としての感情を察知することが鈍くなってしまいます。
常識=自分
って、とってもしんどい状態なんですよ。
しんどい自分自身を助けてあげてからでないと
相手が困っている時は
相手の気持ちを汲んだ方がいいという
コミュニケーションの基本が抜け落ちるのです。
コミュニケーションを学んでも使えないのは
常識=自分 になっているから
人の話しは
自分の当たり前や常識を一旦置いて
聞かないと聴けません。
ということは自分の常識、当たり前を
再検討していくことと
そのルーツを知る事が大切なんです。
それができると人の話しが聞けるようになります。
気持ちを聞いて貰えたら人は安心して落ち着け
進むことをできるようになります。
当然やる氣もでてくるでしょう。
社長のためのコミュニケーション・マスターは
単純にスキルを学ぶことではないのです。
お楽しみに。
■志命及びコンセプト
「社長が真に自信を持ち、コミュニケーション力をつけること。
それが豊かで幸せな世の中の原点である」
私は社長が本当の意味で、
人間力を培い、自立することで、自信をつけること。
それが豊かで幸福な世の中につながるという信念を持っています。
『デキる社長のための人間力向上レッスン』主宰
社長のためのコミュニケーション・マスター川西未来子